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最近買った漫画の話②

最近購入した漫画をあげる記事です。
今回は昨年の年末に、年越し用に買った漫画の中で印象的なものをあげていきます。

【ふつうの軽音部】

前回の記事でも紹介した『ふつうの軽音部』。
「次にくるマンガ大賞2024」の「Webマンガ部門」で1位を受賞するなど大人気の作品。自分も今一番更新が楽しみにしてる漫画だ。

5巻ははとっちがヤらかしてしまうエピソードも面白いが、メインはたまき先輩の過去エピソード。
苦しいことも辛いこともあったからこそ、自分の人生を肯定するLiveシーンには胸が熱くなる。たまき先輩がはとっちの路上ライブに勇気づけられていたという事実も好きだな。

そして物語の舞台は3年生から2年生へ。鶴先輩も厘ちゃんと別ベクトルでヤバそうな人だ…ということでこれからも楽しみ。

一部書店で限定配布されていたステッカーも手に入れたよ!

【感受点】

たまたまSNSで無料の1話を読んだんだけど、それが良い感じにイヤな読後感を残す作品だったので購入を検討していたら、怪談研究家の吉田悠軌さんも推薦コメントを出していたので、買ってみたという次第。

これは大当たり。

心霊系の恐怖から人怖、はたまた流行り病の怖さを描いたような作品など、さまざまな恐怖が詰め込まれているのだが、これ独立したエピソードだけでなく連作集でもあって、一つ一つが繋がっていく、そこが新鮮で面白い。

話を広げていけそうだけに、この1巻だけで終わっているのは勿体ない…

※ちなみに自分が吉田悠軌さんを好きになったキッカケは↓の怪談話が面白かったから。
笑えるしシュールだし怖くて色んな感情を揺さぶられる。興味ある人は是非チェックしてみてね。

【藤子・F・不二雄トリビュート&原作アンソロジーFTHETRIBUTE】

『ドラえもん』をはじめ普遍的な傑作を数多く生み出した漫画家、藤子・F・不二雄先生。
本巻は「Fの遺伝子」を引き継ぐ人気漫画家たちによるトリビュート作品。

浅野いにお、石黒正数、奥浩哉、小玉ユキ、とよ田みのる…など錚々たる面子が揃っている。

作品の存在を知った時から気になっていたけど、お値段が約3000円とお高め…

ただ、これ人気作家のトリビュートだけじゃなく、その作家さんたちが選んだ藤子・F・不二雄先生の原作の一編もおさめたアンソロジー集でもあるので、むしろお得だったりする。

どの作品もそれぞれの漫画家さんの作風が発揮されていて面白い。
個人的にお気に入りだったのは奥浩哉先生の一編。
改めて「漫画巧いなぁ…」と唸ってしまった。ラスト格好良い。

石黒正数先生と小玉ユキ先生の話も好き。

【エスパー魔美】

藤子・F・不二雄先生の名作の1つ『エスパー魔美』。

何でこのタイミングで『エスパー魔美』を購入したかというと、上であげた藤子・F・不二雄先生のトリビュートで自分の大好きな石黒正数先生が読んだ方が良いと書いてあったので。

それとは別にたまにSNSであげられている『エスパー魔美』のエピソードでグッとくるエピソードを読んでいて興味があったというのもある。

1巻では魔美の超能力の気づきから成長が描かれる。
昔、アニメの再放送で見た時は少しエロティックな印象があったけど(ヌードモデルの場面とか)、内容も少し大人向けな印象。

絵の話や評論家の話など、ドラえもんとかでは描かれないよなぁ。
この表紙も可愛いし、集めていきたいと思う。


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ヴィクトリー下村
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