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ずっとやりたかった、無料貸切プラン

お金に余裕のある方の1000円と、お金に余裕のない方の1000円とでは価値が違うぞ!

そう思ったので、当施設の利用料を2024年1月限定で無料にしてみました!

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無理のない範囲でチップを入れていただくようにしていますが、おいくらでも良いですし、チップでなくても満足できたということをお伝えいただけたら、管理人はとっても嬉しい気持ちになれると思います。

なんとか平等な社会をつくれないかな〜と1年以上ずっと考えていて、そのためには物々交換とかかな?とか思っていたりしたのですが、そもそも物を持っていない人はどうすれば良いのだろう…という壁にぶつかってしまい、なかなか動き出せずにいました。

それで「無料にすれば良いんだ!!」と閃いたのです(シンプルイズベスト🤩)

もともとは、もう修繕できないと諦めていた家や蔵たち。崩れゆく前に多くの人の記録や記憶に残ってくれたら良いな〜というところからのスタートだったので、利益ばかりに走らず、初心を思い出したいという気持ちもありました。

1963年発刊の雑誌「毎日グラフ」。この時点で「くずれるままに消えゆくのだろうか」と書かれているのにも関わらず、よく持ち堪えてくれた。
戦後間もない時代の長屋門。ボロボロだったが先代が死物狂いで働き大改修に成功。

今や、この家や蔵を修繕しようという気持ちになれたのは、ご利用者様やSNSで繋がっている方々が「頑張ってますね!」とか「最高のロケーションです」などなどのリアクションをしてくれるからです。本当にありがとうございます!

崩れかけの土蔵。先代が「あの蔵は次の世代に任せた」と言い残したもの。私の世代で修繕させなければという使命感を感じる。クラファン実施予定。

お金のあるなしは生まれた環境で変わると思います。生まれた場所が田舎である、家庭が貧しかったなど。スタートラインがだいぶ後ろの方にあって、ものすごい量の努力をしないと"普通"になれなかったり。
私がこの家を運営できているのは、偶然この家に生まれたからだというのが分かるようになってきました。

とにかく、最近は値上がり、増税で閉塞感を感じます。今回の取り組みが、皆んなの心を軽くするきっかけになれば良いなと思います。

なにより誰かのお役に立てるのは気持ちが良いです。

管理人は感情表現が得意でないので伝わっていないかもしれませんが、勇気づけてくれる皆さまに本当に感謝しています!

それでは、またお会いしましょう!(唐突
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

下邑家住宅の管理人より

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