山本周五郎『山茶花帖』【作業・睡眠用朗読】 読み手七味春五郎  発行元丸竹書房

このお話も、主題歌作成のため再録しております。TuneCoreというサービスは、登録までが早いので、MV曲に関しては、こちらから出すことで、配信をうまくこなしたいと思います。

本日五時半より公開
■山茶花帖主題歌(作詞 Harugoro Sichimi)
https://youtu.be/KP4t90qeS7M

■あらすじ
 芸妓と家老の息子との甘い日々。だが、ご改革を阻止せんとする反体制の手が新一郎にのび、八重次の将来は二転三転し――。

■登場人物
八重次……料亭「桃井」の芸妓。
結城新一郎……城代家老の子息。
井村……藩の侍。
おもん……桃井の主婦。
平助……桃井の主人。
松室春樹……歌の師匠。
桑島儀兵衛……新一郎の外伯父。
宗石……絹物問屋「越梅」の隠居。八重次を養女先
もよ……宗石の女房。

■用語集
はすは……ハスハ・蓮の葉。特に、仏教や日本文化において象徴的に用いられ、清らかさや純粋さを表すことが多い。

かりん棹……カリンザオ・花梨(かりん)という木材で作られた棹(さお)。花梨は硬くて美しい木目が特徴で、三味線や琴の棹として使用されることがあります。

施物……セモツ・人に施すもの。特に、仏教でお供え物や布施の一環として渡されるものを指します。

嫉視……シッシ・妬みの目で見ること。羨ましく思い、妬む気持ちを持って他人を見ること。

大身……オオミ・身分が高く、多くの家臣や財産を持つ武士。特に、江戸時代における高い地位の武士を指す。

つくばい……ツクバイ・茶道において手や口を清めるための手水鉢(ちょうずばち)。庭園などに設置され、腰をかがめて使うことから「つくばい」と呼ばれます。

違背……イハイ・命令や約束に背くこと。規則や習慣に従わない行為。

哀訴……アイソ・悲しみや苦しみを訴えること。哀れみを求め、助けや理解を願う訴え。

和学……ワガク・日本の古典文学や歴史、思想を学ぶ学問。特に、江戸時代には国学として発展しました。

布置……フチ・物や人を配置すること。物事の配置や並べ方を指し、戦略的な配置なども含まれます。

白描……ハクビョウ・線だけで描写する技法。陰影や色を使わずに、輪郭線だけで表現する美術技法。

東郊……トウコウ・東の郊外。都市の東側に広がる田畑や郊外地を指します。



■この動画の目次
0:00 山茶花帖 一
6:53 山茶花帖 二
13:39 山茶花帖 三
19:50 山茶花帖 四
26:11 山茶花帖 五
32:51 山茶花帖 六
39:23 山茶花帖 七
45:11 山茶花帖 八
51:59 山茶花帖 九
58:52 山茶花帖 十
1:05:22 山茶花帖 十一
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