シモダテツヤ
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生徒と一緒に橋の下で文字を書く
大学で持っていたクラスの生徒とドライブでもしようかという話になり、地元近くにあり青春を過ごした「流れ橋」という場所に行ってきた。
流れ橋は日本最大級の木造の橋で、時代劇のロケなどにも使われているにも関わらず絶望的な知名度を無さを持つ地味スポットだ。
また、「流れ橋」の名の通り、洪水のときは橋が流されるように設計されているため、行っても橋そのものが消えていることもあり、青春を過ごしたこの場所に友
アゴを撃ち抜かれる歯科医
グミを食べてたらガリッという音と共に口の中に違和感。
恐る恐る取り出してみると小さなネジだったので、こんな夕方のニュースで見るような案件が身に起こるとは、と感動してたら自分の銀歯だった。
すばる舎連載ボツ原稿
すばる舎に転職した編集者の方から声をかけて頂き、「でっち上げの情報やグラフと論理が破綻しているロジックを使ってお悩み相談を解決する」という誰得な連載をやらせていただいている。
しかし、第一回目から後先考えずに変化球を投げまくってたせいか、わずか三回目で真横に暴投してしまったようで担当から華麗なるボツを頂戴することとなった。
個人のマガジンのほうにはあげて良いようなので、供養のためこちらに全文掲
即身仏になるお坊さんって漆を飲むらしい
即身仏になるお坊さんってどんな気持ちなんだろう?
新卒入社した前職の先輩方とオンラインで飲んでいたときに即身仏の話題になった。
「あれ絶対後悔してるはず」
「絶対穴の中でスマホ持ってきたら良かったと思ってる」
「埋められる前に泣き出す奴もいたはず」
「周りにちゃんと見送られすぎて後に引けなくなった」
勝手な妄想をしながらこんな感じの会話をほんの数分だけしたのだが、
飲み会が終わってからも、な
20歳年下に囲まれて過ごしたオッサンの半年
備忘録として、ちょっとだけ真面目に感想を書きました。
ポンコツ先生として二期目を終えて
京都精華大学で担当しているクラスの授業が無事終わった。
最終日は、授業を通して生徒がつくった作品を展示し、たくさんのお客さんに来ていただいて楽しんでもらえたのでホッと胸を撫で下ろしている。
上の動画は、生徒のインタビューとメイキング動画。僕は最後のクレジットロールのパラパラ漫画をちょっとだけ手伝わせて頂
きみの天職は墓荒らし
業務中によく僕の家に仕事をサボりに来る友人が、午後の紅茶を優雅に飲みながら「ここ数ヶ月、全然売上を立てれていない。会社での立ち位置がヤバいぜ」という素敵な話を報告してくれた。
このままではクビになるかもしれないと言うので、もしクビになったときに備えて次の転職先を一緒に考えようという話になり、「墓荒らしはどう?」と提案したのだが残念ながら反応はイマイチだった。
墓荒らし を職にするメリット
墓
鼻鼻鼻鼻、鼻について語る
今日は鼻について真面目に語りたい
ナザールという商品をご存知だろうか?
3つある鼻の穴の一つにノズルを差し込み、シュッと一吹きさせると鼻通りが爆裂に良くなる点鼻薬だ。落ちこぼれで鼻詰まりなマイノーズにとっては欠かせないアイテムで、限度回数が1日6回なのに1日20回は利用している。
他にも「鼻うがい」も大好きで「ハナクリーンα」という材質のショボさに対してぼったくりみたいな値段で売られている洗
あけましておめでギィ
2022年である。
あけましておめでとうございます。
2021年にあったことや感じたことなどをつらつらと記事にまとめていたのだが、「はじめの一歩」というボクシング漫画を全巻読破しようと頑張っていたらタイミングを逃してしまい、ついぞ2021年中に出すことは叶わなかった。
2021年といえば僕は30代を終え、言い訳のきかぬオッサンの領域である40代へとクラスチェンジした。それと関係するのかはわから
他人の墓を参ろうとする若者たち
生徒が「シモダ先生の家の墓参りに行きたいです」とトチ狂った提案をしてきた。
意味がわからなすぎて逆に面白いかなと思い ついOKを出してしまったのだが、はたして神聖なる墓参りを「面白いかな」の動機でやっていいものなのか。最近、脳が大学生のノリになってきているので自分が率先して墓の上にしゃがみガーゴイルのモノマネに勤しんでしまいそうで怖い。
ノリで親族とは無関係な人間を連れ、線香の代わりにコンビニ
パンティをかぶった夜
10月に大学の講師業が始まってからというもの、ほぼ毎週生徒の誰かしらと飲んでいる。
大学のギャラは大体この飲みですべて吹っ飛ぶので実質ボランティアのような状態になってしまっているのだが、それ以上に自分にとってはプラスの経験や学びがたくさんあるので自己投資として割り切るようにしている。我は刺激と若者エキスを吸う妖怪と化した。
とはいえ一応 自分の中で生徒とのルールは決めていて、以下のようなことは
「機能を減らしてみる」という授業
大学の講義でいろいろなアイデアの発想法を教えたりしている。
その中で「機能を減らしてみる」というお題を出すことがあった。
普通、機能は多いほど良いものと考えてしまいがちだが、あえて機能を減らしてみることで新しい価値を生み出してみるという大喜利のようなお題だ。
ジュースの自動販売機のコイン投入口を減らし、ただの「ジュース見てもらい機」みたいなしょうもないことを考えてみようといった内容だ。
現実
あの澄んだ音はキミの
僕が大学でもっているゼミのような授業では、グループ毎に分かれた生徒達が企画を立て、1月の展示に向けて制作を進めてもらうということをしている。
その制作の中で とあるグループが「見え方を変える」をコンセプトに音と映像を使ったASMR的な企画を進めており、簡単に説明すると「美しい音を流してから、その音の正体は実はこんなんでした!」という現実と音のギャップが感じられるようなものに取り組んでいたりする。