生徒と一緒に橋の下で文字を書く
大学で持っていたクラスの生徒とドライブでもしようかという話になり、地元近くにあり青春を過ごした「流れ橋」という場所に行ってきた。
流れ橋は日本最大級の木造の橋で、時代劇のロケなどにも使われているにも関わらず絶望的な知名度を無さを持つ地味スポットだ。
また、「流れ橋」の名の通り、洪水のときは橋が流されるように設計されているため、行っても橋そのものが消えていることもあり、青春を過ごしたこの場所に友人を連れて行っても徒労に終わることが多かった。
案内の道中「空が広い」「流れ星が見える」「夜は橋の真ん中で寝そべって語るのが良い」といった橋の魅力を語り、満を持して現場に到着すると橋そのものが流されてなくなっている光景は 沢山の苦笑いと気まずさを生み出してくれた。
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