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#6. 【元社会人留学生】海外大学の理系授業に喰らい付いていくために (後編)

皆さま、こんにちは。
今週は、前回の投稿に続いてフランス大学の理系の授業に喰らい付いていくために日常から実践していることを文字にしていきたいと思います。
勉強方法や考え方については、今後も工夫を重ねて改良すると思いますが、ひとまず現段階で大事にしていることを記事にします。
学士レベルの授業を前提としていますが、参考になれば嬉しい限りです。

前回の記事をご覧になっていない方は是非こちらからどうぞ♪


授業前の予習

  • Chat GPTにガンガン頼って予習範囲の日本語訳してもらう

  • Chat GPTに予習範囲の問題に解答してもらう

  • 過去問を入手して分析する

  • 過去問に基づいて、予習する授業範囲がどの程度重要なのかを推測する

  • 専門用語は意味と例文を調べて、単語帳データにまとめる

Chat GPT大先生に頼らず、自力で予習出来たら勿論一番ですが、今のレベルだと時間が掛かりすぎて授業までに終えられません。特に物理や化学だと専門用語が多く、授業中に初めて聞く場合は5%も理解できません。
なので、言語にこだわり過ぎず、日本語であれフランス語であれ、本質を理解することを最優先にして準備をしています。
また、Chat GPTの回答では理解しきれない部分だけでも授業で理解するぞ!と目標を決めてモチベーションにしています。

授業中にやっていること

これは日本で働いていた時に習慣づいたものですが、”わからない部分はその場で解決する。後々に回さない”という意識を心掛けて今も実践しています。
会社員時代に仕事が出来る先輩の姿を観察していて分かったのですが、その先輩と、とあるプロジェクトの方向性を決める会議に参加していました。
先輩は会議が終わった瞬間に、優先度の高い、その先輩がやるべき仕事に真っ先に取り掛かっていました。会議中に分からない点を残さず、分からない部分はその場で確認しているからこそ、会議が終わった段階で自分がやることがハッキリ分かっているのだと思います。
”何かよく分からないけど、あとから調べよ~”だと行動がどうしても遅くなりますよね。”わからない部分は持ち帰らず、出来るだけその場で解決する”
この意識を大切にしています。

これを実践するために

  • 分からない単語はモバイル辞書で速攻調べる。(「プチ・ロワイヤル仏和辞典」が便利)

  • 教室の前列に陣取って分からないことがあれば教授に質問する。

  • 質問しにくい雰囲気であれば授業後に個人的に聞いてみる。

  • 質問方法が分からなければChat GPTに質問方法を聞き、教授に質問する。

まだ使ったことがありませんが、最近では同時通訳アプリを駆使している留学生もいるみたいです!マレーシアに留学されている、れおぴさんの記事で紹介されていました。私も導入してみようかと思っています(笑)

授業後の復習

  • 情報を分別して、理解が必要なのか、暗記が必要なのかを決める。

  • 単純に暗記が必要な知識はAnkiroidoに登録する。→毎朝Ankiroidoで問題を解いてから通学する。余談ですが、Ankiroidoは自分自身で暗記カードを作成します。作成するのは手間ですが、忘却曲線の原則に基づいてシステムが自動で出題頻度を設定してくれるので、暗記するには最強のツールだと思います。

  • 理解できない情報があればフランス人のクラスメイトに聞くか、次の授業の質問事項とする。

最後に

9月から授業が始まったと思えば、アッという間に12月の期末テストの足音が聞こえます。。。恐ろしい。。。
今意識して工夫していることが合っているのか、見当違いなのか。
この結果はテストの点数が全てだと思います。試験まで残り1か月半ありますので、自分を信じてやれることを頑張ります!

それでは皆さん、また来週!ここまで読んで下さり有難うございました。
ご機嫌よう!!

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