9月から始まった、ゼミ学生との旅は順調に、山あり、谷あり。 昔々、公害の街だったらしい大阪・西淀川に今の大学生がなんかすることあるのか? きっと彼らはまだそんな疑…
西淀川公害の患者さんたちが、大企業を相手に起こした裁判の中で見つけた言葉です。 自分が何をしたわけではない、当たり前にそこに暮らしていただけなのに、なぜこんなに…
はじめまして。 大学で教えています。環境とか、政策とか。 大学院生の時に偶然「公害」を学び始めてから、かれこれ20年近く。 ちょうどその頃この世に生まれた学生たちと…
shimizumayuko
2022年10月21日 22:12
9月から始まった、ゼミ学生との旅は順調に、山あり、谷あり。昔々、公害の街だったらしい大阪・西淀川に今の大学生がなんかすることあるのか?きっと彼らはまだそんな疑念を払拭できずにいるだろう。今日はその疑念を少しでも晴らすべく、西淀川で活動する「あおぞら財団」のお二人にオンラインでレクチャーをしてもらった。学生たちはこれまで、公害患者さんや支援者さんのお話を聞いてきた。昔は煙モクモクで汚れ
2022年10月9日 19:12
西淀川公害の患者さんたちが、大企業を相手に起こした裁判の中で見つけた言葉です。自分が何をしたわけではない、当たり前にそこに暮らしていただけなのに、なぜこんなに苦しまなければならないのか。ささやかな幸せを手にしたかった、誰もが願うことが、叶わないのはなぜなのか。苦しさが積み重なっていった時、それが「公害」だと知り、怒りがわいた。私は怒りの塊だ、と、患者さんが語ってくれました。でも、孫が
2022年9月13日 22:18
はじめまして。大学で教えています。環境とか、政策とか。大学院生の時に偶然「公害」を学び始めてから、かれこれ20年近く。ちょうどその頃この世に生まれた学生たちと、改めて公害からはじまる学びの旅に出ることにしました。私はいわば、2周目の旅。はじめて旅する彼らの邪魔をしないように、でも私と彼らではきっと見えているものが違っていることも、彼らとシェアしたい。そんなことを思って、密かに(?)始め