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【清水直哉とTABIPPO】30歳になった2018年を振り返ってみる

明けましておめでとうございます。2019年は自分の考えていることを「伝える」1年にしていきたいと思っています。今年も清水直哉をどうぞよろしくお願いします。さっそく、2018年の振り返りです。アイキャッチの写真は30歳になってすぐの清水です。いまはもう口髭(唇の上の髭)はありませんのでご了承ください。

2018年は30歳になって最初の1年でした。

30歳を迎えるにあたって、意識していたことがたくさんあるのですが、それがどうなっているのかをしっかりと振り返りたいと思います。

清水直哉という個人についてと、その人生の大部分を占めているTABIPPOという会社について、2つの軸でGOOD・BADでの振り返りです。

株式会社TABIPPOのことをあまり知らない人は会社のWEBサイトをぜひご覧ください(旅を広めている会社です)

では、振り返りを始めます。


01:良かったことや出来たこと(個人編)

◆自身の成長を感じることが出来た
2018年は自身の成長をしっかりと感じることが出来た1年だったと個人的には振り返っています。自分自身を客観視してもそうですし、TABIPPOでは半年に1度実施している仲間たちからの360度評価でも、改善したい点が変わってきていることをしっかりと評価してもらえました。これは2016年くらいから個人として清水直哉の課題をしっかりと認識して、日々の行動にしっかりと落とし込んでいけたからだと思っています。もちろん、成長の余地はまだまだ、まだまだあると思っているので2019年はいまの方向性のまま、大きくステップアップできる1年にしていきたいです。

↑30歳になって最初の旅はロシアでした

↑4年に1度はサッカーW杯と決まってます


◆ビジネスマンとしての専門性が明確になってきた
上記と同時に、ビジネスマンとしての専門性や強みがだんだんと明確になってきたと感じています。30歳になった時に「どういう自分になりたいのか?」をばっくりとイメージしながら20代の人生を歩んできたのですが、ある程度は形になっています。具体的には「経営」「組織」「マネジメント」「キャリア/ライフスタイル論」「教育」という軸を持ちつつも、「旅行/観光」という業界において価値を発揮できる人材としてさらなる活躍をしていきたいです。また「なんでも87点くらいにできるジェネラリスト」として強みを発揮するタイプなので、2019年はさらに広い分野の教養を身に着けていきたいです。

↑イベント登壇は年間70回程度やってます


◆生活のベースが丁寧になってきた
9年ぶりに週1-2ペースで自炊をしていたり、睡眠時間をしっかり確保できていたり、毎日入浴をして体を休めたり、ひとり暮らしの家を綺麗に保ったり、毎日しっかりと読書をしたりと、生活のベースがだいぶ「丁寧」になってきました。30代は20代と違って「丁寧に生きる」と決めていたので、その土台が少しずつ出来てきた気がします。

↑湯河原のチルアウト旅とか最高だった

↑自炊の定番は納豆とゆで卵と豆腐


02:悪かったことや難しかったこと(個人編)

◆今のひとり暮らしの生活にマンネリを感じてきた
少しだけマンネリ化しているのと、少しだけオフィスから遠いのがストレとなっているため、環境を変えようか悩んでいます。年末年始で結論を出そうと思ってる。

◆交友のある人が固定されてしまっていた
上記のことを含めて、少しだけ交友関係が固定化されてしまっていたのが2018年だったなぁという気がしています。せっかく渋谷のオフィスに移転したし、30歳にもなったので、このタイミングでもう一度自分の交流関係を広げたいなと思ってます。

↑シェアハウス時代の仲間と1年に1度必ず行く海外旅行は最高


03:良かったことや出来たこと(会社編)

◆目指すべき組織の土台が出来上がった
2018年の1番大きな成果だと思っています。2016年から大きな課題として捉え、プロジェクトチームを組んで取り組んでいましたが、2018年が終わるこのタイミングでようやく1つの大きな形として成果が現れました。自分たちが理想とする組織の方針を「組織ポリシー」として明文化をして、目指すべき方向性を策定。創業当時から実践したいた具体を抽象化したものとなります。いわゆる「ティール組織」や「ホラクラシー経営」のような組織となるかなと思いますが、それに伴って他企業とのコラボや、取材が増えたのもこの1年でした。それに伴って、行動指針の改定も行ったため、1人1人が納得をしながら行動ができてるんじゃないかなと思っています。

◆渋谷に新しいオフィスができた
念願の新オフィスが渋谷の道玄坂にできました。代々木駅前ビルのオフィスも大好きでしたが、みんなでDIYをして作った広くて新しいオフィスも良いオフィスになっています。

↑懐かしいオフィスのDIY


◆2つの大きな挑戦が出来た
1つは、3月に新規事業として「旅人採用」を立ち上げたこと。TABIPPOとしては、念願となるキャリア支援サービスで、立ち上げから10ヶ月で約3,000人の方に登録して頂きました。2つは、9月に旅の野外フェスである旅祭を2DAYSで開催しました。2日目をPEACE DAYとして、世界中を旅した若者から世界平和を作っていく意思を社会に示すことができたのではないかなと思っています。もちろん、新しいスタートですので良かったことの反面でうまく行かなかったこともたくさんあります。しかし、一番大切なことは「挑戦」をすること。しっかりと勇気をもって行動に起こせてよかったです。

↑旅人採用のリリースはタイのバンコクで

↑旅祭×PEACE DAYコアメンバーでの定例会


◆経営戦略の見つめ直しが出来た
11月に創業当初から掲げていた経営戦略をアップデートしました。これは、もともと会社に対する多くの課題感がある中で、そのボトルネックになっているものはどこにあるのだろうと議論した結果として浮き上がってきたプロジェクトでした。この経営戦略の見つめ直しができたことによって、具体的に年明けから新しく始動するプロジェクトがいくつもあります。個人的にも、成長のチャンスだと思っているので、がんがん行動をしていきたいです。

◆社会に対してTABIPPOの見える化を始めた
あの会社って何やってる会社なの?どういう会社なの?と思われることが多く、それが機会損失に繋がっていると認識しています。そこで、2018年からは社会に対して「TABIPPOが考えていること」を積極的に発信することにしました。事業やサービスとしてやっていることだけではなく、組織として考えていることです。その結果として、たくさんのメディアに取材をして頂きましたし、創業当初からベンチマークをしているサイボウズさんと一緒に組織論に関するコラボイベントを開催することも出来ました。組織ポリシーの策定によって、より社会に発言できることが多くなったと感じているので、2019年は積極的に外に出ていきたいと思っています。

たくさんのメディアの方に取材もしてもらいました。一部をここに載せておきます。


◆頼もしい仲間が増えた
ありがたいことに、2018年も仲間が増えました。正社員としては4名を採用して、東京オフィスにはインターンとして7名を採用しました。古くから関係があるメンバーが入社してくれたり、全く新しい繋がりからの入社があったり。共通しているのは、みんな旅が好きで、TABIPPOの理念に心底共感をしてくれていること。仲間が増えると楽しいです。

↑正社員は13名に、インターンが19名に


04:悪かったことや難しかったこと(会社編)

◆資金繰りやキャッシュフローなど
上場をしない、出資を受けないということを創業時から決めているTABIPPOにとっては、資金繰りはある種の生命線です。事業が拡大して、売上が拡大する分、キャッシュフローが厳しくなってしまうビジネスモデルであることには変わらないので、2019年はより一層の対策が必要だと思っています。とはいえ、創業から5年が終わる中で、株式を外部に渡さずにここまで続けれこれたことに感謝したいなと思っています。仲間の努力や、周囲の理解があるおかげです。

◆短期的なPLを意識的に優先させてしまった
上記のキャッシュフローなどにも影響するのですが、少しだけ短期的なPLを優先してしまったなと反省しています。PLというのはあくまで会計上の数値管理の話であり、企業価値が上がっているのか、キャッシュフローがよくなっているのかは、また別の視点です。しっかりと社内で意思決定もしてきたので、2019年は「脱PL脳」を掲げていきたいと思います。これに関しては、元mixiの朝倉祐介さんの著書である「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」に大きな影響を受けて、いろいろと勉強をはじめました。

◆会社を去る仲間もいた
増える仲間もいる一方で、会社を去るメンバーもいました。ネガティブな理由はあまりなく、ポジティブな退職理由ではあったのですが、会社を辞める辞めないというのは、個人の人生に委ねられている問題なので、基本的にはそうなってしまった場合は「会社が悪い」と思っています。経営者として、辞めたいと思わせてしまって申し訳ないと心から思っています。寂しいなという思いが募る一方で、仲間たちの次のチャレンジも応援したいと思います。

↑仲間が去る度にひとつずつ成長できます


◆ジャンプアップが出来なかった
創業時から、売上/粗利ベースで年125-135%の成長は続けてきました。一方で、仲間を増やしてもっと「ジャンプアップをしよう!」という思いもありながら、それを実現することが出来ませんでした。原因は様々あると思いますが、この悔しさは2019年にしっかりと残したいなと思っています。


05:2019年について

いろいろと思うことが多いので、2019年はかなり色んなことを「変える」必要が思います。既存の延長線上で生きていても、同じ角度でしか成長ができません。

だからこそ「大きく変える」必要があると思っています。まだまだ答えが出ていないので、もう少し時間を使いながら決めていければと。個人のこと、会社のこと、人生のこと。しっかりと向き合っていければと思っています。

また今日から1日1日を大切にして、生きていければと思っています。清水直哉らしくあることを、そしてTABIPPOらしくあることを忘れずに。真摯に、真剣に、熱く、丁寧に、日々取り組んでいければなと。

2019年も、清水直哉とTABIPPOを、どうぞよろしくお願い致します。

株式会社TABIPPO
代表取締役 社長
清水 直哉

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最後に、2018年の体重報告です。最後の2ヶ月で3キロくらい痩せることができたので、2019年はこの体重以下を継続していきます。


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