いまどき、ハラスメントするの?という感覚を持つ
ハラスメントという言葉や、コンプライアンスという言葉が浸透したのはやっと最近のことだと感じる。
年齢を重ね、社会経験が長くなるほどに「イジメはする側に問題がある」と深く実感する。もちろん、噛み合ってしまう受ける側にも問題がないわけではない。
言葉とはおもしろいもので。
子供は「仲間外れ」をする。
気に入らない、嫌いだと平気で仲間外れにする。「嫌い」「気に入らない」の中身には、子どもながらにさまざま感情や欲求不満が隠れていてそれを解決するすべがないために実行した結果が「仲間はずれ」だ。
これはれっきとしたイジメになる。
イジメとは、社会に出ればハラスメントだ。
大人、社会人になってからこの意図的に組織から排除する行動をすることは、あまりにも幼稚で人間的な品性がない人がする行動だ。
嫌いでも苦手でも、大人は様々な環境や事情を考慮し考えて、必要最低限で互いに気持ち良くいられる距離を測り忖度する。
気に入らなければ消せば良い、ではない。
たとえば、ロリコンのおじさんがいたとしよう。小さな女の子が好きだとしても、想像やコンテンツを個人的に楽しむだけにとどめ、表には出したらいけない。
小さな女の子が好きだからって、小さな女の子を好きにして良いわけじゃないのだ。
それをやったらただの変態。犯罪者になりかねない。
お金がない。目の前に財布を持っている人がいる。お金が目の前にあるからそれを取っても‥いいわけがない。それは泥棒だ。
イジメやハラスメントをする人間も同じで、気に入らないから目の前のその人に嫌がらせをしていい理由はないのだ。
そして、感情のまま実行してはいけない。
わたしはこの分別をすることが、人間の、社会人の品性だと思っている。
しかしながら、この品性がない人がいる。いるのよ。
若い方と仕事をしていると、最近の若い子は割とコンプライアンスを大切にして、差別的な人が少ないように感じる。
むしろ、ハラスメントをする人間のほうが目立つようになった。
そうゆう時代になってきたのだ。
あとね、勘違いしがちなのだけど、ハラスメントをしない、コンプライアンスを守ることへの対象は、若い人へ、ではなく社会全員に向けるもの。年齢、性別、国籍、経験問わずです。日本社会って案外未熟な人も多いのだなと感じることがある。
イジメはする方になにかしらの問題がある、これが最近の結論です。
イジメをする人はやはり何かがおかしい。
社会人の品性に欠けている。中身が未成熟の子どものまま、体が成長しただけだ。
非常にワガママで、自立心がなく、自律もできず、視野が狭く感情的。
そして、対処方法を持っていない。
いい年して何してんだよ、です。
わたし、割となめられやすいのですが、なめてくる人というのは問題がある人が多いです。関わると不快ですが、たいがいは自滅してくのでほっといてます。