貧しき時と富める時のレモンスパゲティ🍋【ズボラ・節約レシピ】
お久しぶりです、アキラメシです。
そんなに話題になるようなご飯を作っておりませんでしたが、ついに今日、懐かしいスパゲティを作りました。
レモンスパゲティです。
話の始まりは母からの連絡。
なにか助けてほしいらしい。何かと思えば
大量のレモンです。
なんでこんなことになるのかというと、母が大量に買い込んできてしまったから。
このレモンは全体の半分程度の量です。
さて、この大量のレモン、なにに使おうかなと考えた結果、レモンスパゲティになりました。
【材料】(1人分)
スパゲティ 1人分
生クリーム 100g
レモン 1個
塩 適当
胡椒 あれば
パルメザンチーズ(粉チーズ) 適当(あれば)
ご覧の通り、スパゲティ、生クリーム、レモンだけで作ります。
今から十数年前の極貧時代によく作っていたスパゲティです。
まだ生クリームが買えているので、ちょっとぜいたくな料理です。当時はレモンは貰い物で作っていました。
次回、機会があれば生クリームさえ使わない美味しい【レモンだけスパゲティ】をご紹介致します。
このレシピの最大のウリは簡単かつ安いのに、貧乏メシなかんじがしないどころか、オシャレ感さえあるスパゲティであるところです。
とあるテレビ局の子会社で派遣社員として安い賃金でコキ使われ、金がなさすぎた十数年前。
看護師の彼女が家に遊びに来たときに財布ギリギリのラインでオシャレで美味しい食べ物にしようとしたら、レモンスパゲティに行き着きました。
当時、私の働いてた部署と同じ階に「はなまるマーケット」という番組の制作ブースがありました。
番組で使ったり余ったりしたものがほぼ毎日廊下に「お持ち帰りください」と書かれて置かれていたのです。
ある時、大量の瀬戸内レモンが。
お陰で私、レモン料理のバリエーションが非常に豊富になりました。
私のこと、レモンの魔術師と呼んでいただいてよくってよ?
さて、まずレモンの皮を削りまして、みじん切りにしておきます。
そしてレモンは半分にしておきましょう。
この皮をみじん切りに。
さて、スパゲティを茹でる用の鍋に小さじ1杯程度の塩をいれます。
その隣で、生クリームを弱火で煮詰めてきます。
バターを10gぐらい入れてもいいですが、ほとんどわからない誤差なので、生クリームだけで大丈夫です。
どれぐらいまで煮詰めるのかといいますと、もんじゃ焼きの焼く前の生地程度です。
もっと分かりやすく言いますと、縦に線をひいたときにモーセの『出エジプト記』の葦の海のように、紅海がパッカーンと割れたあの話のようなかんじで、少しの間だけ道ができるまでです。
さて、スパゲティが茹であがりましたらオタマ1杯分のゆで汁とスパゲティをフライパンに入れます。
そしてそこに半分にしたレモンを絞ります。
私はレモン好きなので1個使ってしまいますが、1人分は通常は半分でいいです。
2人前でレモン1個でちょうどいいのかもしれません。
そして塩を適当量いれましょう。
2つまみぐらいでいいかな。
中火の弱い火加減で、混ぜていきます。
最初はこんなシャパシャパですが、そのうちにモッタリしてきたら盛り付けます。
盛り付けましたら上からパルメザンチーズ(粉チーズ)と胡椒、そして先程作りましたレモンの皮のみじん切りを上にかけます。
あとこの段階でスパゲティを1本つまんで塩っけが足りなければ、追いで塩をかけていただいて大丈夫です。
貧乏時代にはパルメザンチーズさえ買えませんでした。
レモンと胡椒のみ。
それがあれから十数年の幾星霜を経て、粉チーズをかけられる男になりました。
さらに粒胡椒をミルしてかけられる程に。
簡単かつお安く、そしてオシャレ。
貧しき時も、富める時も食べていただきたいスパゲティです。
ちなみにですが、オススメの魔改造をシェアしたいと思います。
ニンニクです。
ニンニクをみじん切りにしてバターで弱火で炒めて、香りがしてから生クリームを入れる。というやり方。
そんなのズボラ精神に反する!というズボラ極右の方は、生クリームを煮つめているときにチューブにんにくを好きなだけ入れてみてください。
上品さの中にも隠しきれないジャンクな味が背徳的でやみつきになります。
逆に避けてほしいのは麺つゆとか和だし。
美味しくはなるのですが、レモンを入れた意味があんまりなくなってしまいます。
今日もパクムシャペロリでございました🙏✨
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