私たちが坂元くんに恋する理由⑦

待ちに待った修羅場回がやってきた!次回予告で凛々しく勇ましかった坂元くんが本編でどんな姿を見せてくれるのか、わくわくドキドキしていた1週間。
地上波放送から3週間ほど経ってしまい大遅刻だが…以下わたこい7話感想。




・しょんぼりな坂元くん
市川さんを少し離れたところからじっと見つめる坂元くんの姿。仕事中にそんなに見られたら怖いよ…。ちょっと表情も厳しくて気難しい顔。どうやら前話の「彼女いないのにいるって勘違いされている」というすれ違いを引きずってるのがご不満みたいですね…。
タイミングを見て市川さんに話しかけに行くのだが、「お疲れ様」と返されたあとに言葉が続かない。
ここの坂元くんのモゴモゴした感じがもどかしくて良かった。言葉を探してるんだけど決められない、勢いが失われてしまっている坂元くん。あと(拒否られてるのかも…)みたいな残念そうな顔で立ち去るのが可哀想でかわいい。会話ができずにとぼとぼ帰って行く坂元くんの背中、かわいい。しょんぼり感が出ててかわいい。龍也の背中の芝居が上手なのよ。龍也はセリフを言わないお芝居が本当に上手い。坂元くんが市川さんとギクシャクしてしまっているところからスタートした7話。波乱の予感…!(わくわく)



・今週の大坂コンビ
社食にて、1人で席に着く坂元くん。今日はお魚の定食だ。そしてものすごい深いため息をついて俯く。坂元くんがあからさまに元気ない。負のオーラ撒き散らしてる。わかりやすすぎるよ坂元くん。
そんなときにやってきてくれた大島さん!「さ〜かもとっ!何しょんぼりしてんだよ!」と声をかけてくれた。なんて優しい先輩!素敵!
坂元くんは大島さんに対して「何でもないですよ…」とイラッとした返事。え!?また大島さんに八つ当たりしてるの…?大島さんの「たくさん食べて元気出せよ!」という励ましにも「そういうことじゃないんですけど…」と冷たい反応。坂元くんご機嫌ナナメのようです。
大島さんが離れた席で食事している小津さんを見つけて、小さく手を振って、2人だけの声のない会話。この場面を目撃した坂元くんはすんごい長く息を吐いた後に「仲良くていいですね」と言い放つ。やはりこれはラブラブの大島さんが羨ましくて八つ当たりしていたんですよ。他人の幸福と自分の現状のギャップがしんどそうな坂元くん。この冷たい表情がまたすごく良いので、もっと不機嫌でいてほしいと思ってしまう。大島さんにしか見せない坂元くんの顔と態度がめちゃくちゃ好き。性癖に刺さってます。
小津さんとの交際がバレていることにあたふたしている大島さんに、顔を見ずにややぶっきらぼうな感じで「知ってますよ〜」とテンション低めな坂元くん。不貞腐れた言い方が、嫌な感じじゃなくて可愛らしかった。全然嫌味っぽくないし、先輩にツンツンして生意気な感じなのにかわいいが勝っていた。坂元くんみたいな後輩がほしくなる。坂元くんいっぱい食べて元気出してね。



・想いを伝えた坂元くん
退勤して帰ろうとして歩いている市川さんだったが背後から坂元くんが呼び止める。「市川さん!」と呼ぶ声から伝わってくる焦燥感。緊張が走る。ちょっと走って駆け寄ってきた坂元くん。えっと…これは待ってたよね。市川さんが仕事終わるの待ってたよね。待ち伏せしていたんだよね。これは坂元くんだから許される行動シリーズ(※私が勝手にそう思っているだけですよ)が今回もありましたね…!坂元くんって何時間でも待ちそうだよね…。(待ち伏せしていたかどうかは説明がありませんので完全に私の偏見による推測です。)
オフィスビル内で市川さんと坂元くんが向き合って話す場面。この場面の画面の構図がシンメトリーで天才。ウェスアンダーソンが好きな私は歓喜した。背景が大きなガラス窓で、夜の街が2人の後ろで綺麗に煌めいて映っている。そして向き合う2人の横顔。とてつもなく美しくて素晴らしい。しかも2人の会話の途中で、窓の向こうで電車が走ってるんだよ。ねえもうこれ映画じゃない?と思うくらい幻想的で魅力的な画面作り。
「もしかして僕のこと避けてますか」と訊きづらいし答えづらいことを市川さんに単刀直入に伝える坂元くん。避けていたとして、はい避けてますって言うはずがないじゃん…。案の定、市川さんは「避けてないよ、避けるわけないじゃん」と否定して理由を挙げてフォローしてくれた。坂元くんは「でも…」と食い下がる。そしてまた「仕事のことなら今聞くけど…」と随分と距離のある返事をする市川さん。それに耐えられなくなり「寂しいです」と咄嗟に言う坂元くん。「寂しいんです、避けられると」という本音を市川さんにぶつけた。このときの迷いのない顔がめちゃめちゃ良い。覚悟を決めてるというか、ゾーンに入っているというか…いつもの坂元くんじゃなくて「坂元凌」が出てきた大事な瞬間だった。
寂しいという言葉に動揺する市川さんは「だから別に…」と言いかけて、坂元くんのことを避けてないという姿勢を貫こうとするがそれを遮って

「好きだから」

と市川さんにはっきりと言った坂元くん。
言ったーーーーーーーーーー!!!!!!!!
やっと本人に言えたーーーーーーーー!!!!!!!!!
ていうか今言うんだ!?リアタイしてて急にびっくりしたんだよ。えっ今!?告白するの今かな!?っていう、我々視聴者の心は準備不足でした。
坂元くんは「市川さんのことが…好きなんです」とさらに言い直しましたよ。
ほら絢香!!両想いじゃん!!!良かったね!!!応えてあげて!!!と思っていたのに無言。黙り込む2人。
誤解したままの拗れた関係だから前に進めず一時停止してしまった。坂元くんがんばれ!!両想いはすぐそこ!!



・好きな人を救い出す坂元くん
カフェに移動した絢香と坂元くんは、重い雰囲気の中コーヒーを啜っている。
「さっきは勢いで言ったけど、気持ちは本気です」と強く言う坂元くん、真剣でかっこいい。
漸く向き合って話したことで、絢香が目撃した坂元くんのハグの現場について話す。やっと妹を彼女だと勘違いしていたことに気付き無事に誤解が解けた。良かったね〜。坂元くんが同世代の女の子と仲良さそうなところを見て羨ましいと思った絢香は「私なんて坂元くんの8個も上だよ?」と自虐する。すると「それって関係ありますか」と坂元くんに強めの口調で言い返される。「年齢、僕は関係ないと思ってます」と改めて強く主張してきた坂元くん。年下の自分を恋愛対象として認識してほしいという欲求がでかい。
この場面の坂元くんの表情が鬼気迫ってて、本気度10000%だった。好きな人に向ける表情…?というよりも、自分の気持ちを受け止めてほしいっていう想いの強さを感じた。
カフェを出て外を歩く2人。え!?帰るの!?話し合い終わってない雰囲気のまま解散するの!?気まずいよ…!一体どんな会話をしてあの坂元くんを帰す方向に持っていったんだ。絶対今日帰らないみたいな攻めの坂元くんが剥き出していたというのに…。
煮え切らない表情で絢香を見つめる坂元くん。ここの坂元くんまじでビジュ良!!!坂元くんのビジュが仕事終わりの社会人とは思えないくらい綺麗。夜の街に溶け込む坂元くん美しかった。
お互いのためにこのままでは良くないと判断したのか、途中で立ち止まって「気持ちは本当に嬉しい」「でもごめんなさい」と断りの返事をしてしまう絢香。素直になりなよ絢香…。本心を隠してなんでそんなこと言うんだ…。
ごめんなさいって言われたあとの坂元くんの落ち込むスピードがすごいよ。ハウルのように液状化しそうな勢いだよ。坂元くん!!生きて!!!
絢香が「私…」と続けて言いかけたとき「あれっ絢香」と呼ぶ男の声。きたきたきた!やっときた!白石〜!!!(視聴者は)待ってたよ〜!!!!
白石が坂元くんを見て「彼氏さん?」と訊くと絢香が「会社の後輩」と返す。それを聞いて坂元くんが「後輩!?」と言わんばかりのリアクションをとっていた。ナイスリアクション。納得いかないリアクションしてるけれどいや、後輩だよ現時点では。
坂元くんとは今夜はもう解散すると聞いた白石は「この後飲み行こうよ」と絢香を誘う。「いいじゃん一杯だけ」と言いながら肩に手を回す。馴れ馴れしい白石を見て坂元くんが白石への困惑と嫌悪感を顔に出している。顔面蒼白の坂元くん。坂元くんいつも顔に出過ぎでかわいい。終末の絶望みたいな表情してた。
絢香が本気で嫌がっていて「もう連絡してこないで」と白石を拒絶しているが、無理やり連れて行こうとする。「ほら、行くよ」と強引な白石に引っ張られていく絢香の手を、突然しっかり握る坂元くん。おおおおお!!坂元くん!!!どうしたの坂元くん!!!ドキドキしちゃう!!!
手を握ったまま「もう一軒行く約束してるんで」と白石をまっすぐ見て、嫌味なくサラッと伝える坂元くん。え、かっこよ。坂元くんかっこよすぎるんだが。
「はっ?」と間抜けな返事をする白石に「失礼します」と別れを告げた坂元くんは、絢香の手を握って去って行く。「おい…」と言いながら置いていかれる白石。戸惑いながらも坂元くんに引っ張られて行く絢香。振り向かずに歩いて行く坂元くんが勇ましくて頼もしかった。よくやった。坂元くん頑張った。



・一緒に泣いちゃう坂元くん
移動して居酒屋にいる2人。本当にもう一軒行ってる!日本酒を勢いよく飲んでいる絢香と、それを見て心配している坂元くん。既に酔いがまわっている様子の絢香は、自分の失態を責めている。あんなところを見られて…と後悔しているようだ。坂元くんは怯えたような目で絢香を見つめている。小型犬だ…。困ってるところが大変かわいい。
白石が既婚者だったことを知って自分が不倫していたと気付き、ショックが大きかったと話す絢香。「最悪だよ…」と落ち込んでいると、坂元くんが泣き出してしまう。坂元くんは「ひどいです…!」「市川さんは大切にされないとだめです!」と憤る。「許せないです…」としくしくメソメソ泣いてる坂元くんは、ヒロインでした。好きな人の悲しみを背負って泣くのは少女漫画のヒロインです。
「飲みましょう!」と立ち上がって坂元くんは笑顔を作り、おかわりを注文する。雰囲気を明るく変えて嫌なことを忘れようとさせてくれる坂元くん、優しい。坂元くんのそういう性格が素敵。
「坂元くんは今まで出会った中で1番優しい人」と絢香が言っていたけれども本当にそう。生理痛に理解があって膝枕してくれるし、相合傘したら自分が濡れちゃうし、バッティングセンター連れてってくれて打ち方教えてくれるし、坂元くんにしかない優しさだらけだよ。優しさの塊。好きになるでしょこんな素敵な人!年齢とか関係ない!!!!!素直になるんだ絢香!!!!!



・おめでとう坂元くん
飲み過ぎて酔っ払い状態の絢香を家に送る坂元くん。やさしゃ〜。
家に着いて早々にトイレでリバースする絢香。心配そうに背中をさする坂元くん…顔が良い。しかもお水も持ってきてくれる。やさしゃ〜〜〜。
ソファーに座って休む絢香だが唐突に「痛い」と呟く。「痛い。つらい。」と続ける絢香に「え?」と聞き返す坂元くん。この「え?」の声、ちょっとこわかった。怒ってる?イラッとしてる?と思ってしまった。何度見ても違和感を覚えてしまう。ここは優しく聞き返してほしいな…と感じた。弱ってる人には強い「え?」だったように聞こえた。個人的には、ここは解釈不一致。「えっ?」って聞き返すならいつもの高い声でも良かったな〜。
どこが痛いのかと問われ「全部だよ!!」と言い返す絢香、迫力があった。坂元くんが耳を疑うみたいな驚いた顔してるのは笑った。いや、わかる。急に痛いって泣き出して全部痛いんだって告白されたら「ん!?」ってなる。
ここ見てたときに、絢香めんどくさすぎて坂元くんと超お似合いだよ…と思っていた。個人的には好きな人がお酒飲んだ後に弱ったところを見せてきたら一気に引いてしまうし気持ちが冷めるのだが、坂元くんは優しいので全部を受け入れてくれるでしょう。坂元くんもかわいいから許されている言動が多々あるので(個人の感想です)、絢香とはとても相性が良いと思う。
「本気で年下に恋してるとかしんどすぎる」と本音をやっと声に出した絢香。坂元くんはその言葉を聞き逃さなかった。とんでもなくびっくりした顔。龍也のここの芝居上手すぎない?自然だし、かっこいい顔だし、感情が入ってるし、顔がかっこいいし。セリフのない芝居が上手すぎるのよ。いい表情してましたよ。
「その年下って…俺であってますか」と慎重に訊く坂元くん…!坂元くん…!!良かったね…!!!僕じゃなくて俺って言ってるよ!動揺して一人称が俺になってるの萌える。瞬きが増えるのも驚きが伝わってきて良かった。
「あってる…」と言われて絢香の元へ倒れ込む坂元くん。くしゃくしゃの顔で絢香に寄りかかって顔を伏せ「じゃあ両想いじゃないですか」と言う。眉毛が下がって泣いてるお顔。安心した坂元くんは泣いちゃったみたい。かわいいね。ああかわいい。坂元くん良かったね。おめでとう。幸せになってね………。
2人でわんわん泣いて、ソファーに座っている後ろ姿が映る。坂元くんが絢香を抱き寄せて肩に手をまわしてポンポンと優しくたたいて慰めている。という場面で終わった。

え…この後ってもう…事後ですか。事後元くんですか。あのまま泊まるんですか。どうなるんですか。坂元くんの初夜いつですか。
そんなことばかり考えて寝れなかったです。事後元くんなのか未遂元くんなのか気になってますずっと。
しかも舞台裏第2弾も公開されてどえろいじゃないどえらいことになりました。大変です。このドラマはしめ担の息の根を止める気なのかもしれない。
自担のラブシーンは大歓迎派なので、楽しみではあったのだが衝撃は大きかった。正面から受け止めようとしてたのに背後から全力で倒されてしまった感覚でした。坂元くんを好きになった今、かわいい坂元くんのラブシーンを見るのがつらい。という気持ちが少し強いのかもしれない。(NTR属性ではあるが…)相手が大島さんなら興奮しかないのにね!(そろそろ黙ろう!)
心を鍛えてから本番(本番)を視聴しようと思う。いっぱい食べて元気な状態で続きを見るぞ!

改めて坂元くん、両想いおめでとう!!!!!
両想いの幸せをこれから毎週見せつけてくれよな!!!!!!!!



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