見出し画像

ちょっとずつエシカル始めました。【SDGsというけれど/洗剤を変えた話】


※この記事では商品のリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

言葉の使い方からにじみ出る理解度

SDGsだサスティナブルだという言葉がおどる今日この頃。
特にここ1年で、耳にする機会が増えたような気がします。
でも私は気になっていることがあります。

「SDGs」は「Sustainable Development Goals」の略称。日本語に訳せば「持続可能な開発目標」…ということは、ご存じの方も多いはず。

ということはつまり、マンガに書いた「SDGsな活動」は「持続可能な開発目標な活動」、「SDGsな商品」は「持続可能な開発目標な商品」です。

目標な活動…目標な商品…

違和感を感じるのは私だけではない気がします。そして私はこんな風に思うのです。

エコな商品、エコな活動、という言葉は耳なじみがいいのです。そうか、エコの代わりに使っているのかもしれないな。

・・・SDGsってエコのことなの?

「サスティナブル(持続可能)な○○」という言葉もよく聞きます。こちらの方が意味が通るので日本語的には安心感があります。でも「エコ」の言い換えとして使われることがやはり多い印象です。

「SDGs」は「エコ」なのか

日本のテレビやメディア、企業の商品でよく見るSDGsは、資源問題(特に、レジ袋、マイボトルなどプラスチック周りが多い印象)と気候変動(温暖化、自然災害としての火災など異常気象etc)を意識したものが多いので、
SDGs
=なんか環境問題にいいもの
=今までエコと呼ばれてたものと近そう
というイメージの方が多くても不思議ではありません。

でも、SDGsはここ30年弱くらいで言われたような「エコ(≒環境保全)」にまつわるものだけではないのです。

地球環境の危機に加え、貧困、飢餓といわれるような経済格差、それを発端にした劣悪な環境での労働、児童労働、教育機会の損失、男女の格差、法律・司法制度にまつわるもの、国同士の協力も欠かせなくて、、、、、

という、世界の「それ変!なんでそうなった!!そんなんでみんなの命、持続できるわけないじゃん!」を解消するために設定された目標が持続可能な開発目標SDGsです。地球環境も人権も、まるっと健全にしたいんです。 ※私の解釈です

そしてそれらは絡み合っていて、ひとつずつ解決すればいいというものでもない。

知ろうとするほど迷宮入りするSDGs、そしてエシカルとの出会い

「つまり、私たちは何をしたらいいの?」

ここまでわかった風なことを書いておいて、こんなことをいうのは本当に恐縮ですが、どうしたらいいのか私もわからないというのが本音です。

そんなことを思い始めた時に出会ったのが「エシカル」という言葉でした。

エシカルとの出会いや概要は前回のnoteにも書いたので、併せてご覧ください。

SDGsは世界の「それ変!なんでそうなった!!そんなんでみんなの命、持続できるわけないじゃん!」を解消するための目標だと書きました。この違和感を解消する手段として、「倫理的」というキーワードはとても理にかなっていると思います。

だって、ここでいう「それ変!」って
「理屈とかじゃなく、倫理的に変!」なんだもの。

私のもやもやを解消してくれるのはエシカルだ!!と開眼し、一般社団法人エシカル協会のエシカル・コンシェルジュ講座へ参加を決めました。

講座の内容はとても濃厚で、世界にはたくさんの課題があり、それらの課題に、さまざまな角度から取り組む人がたくさんいることを知りました。

とても勉強になり、刺激になり、受講してよかったと胸を張って言える内容でした。気になった方にはぜひ受講していただきたい!損しません!

しかし一方で、やるべきことがたくさんある気がして、でも自分の小ささや無力さを思って、私は途方に暮れました。

まずは、できる範囲でできることを。

何かしたいけど、何からすればわからない。
私が一人で何かしても、効果なんて知れています。

でも、取り組んでいることや調べたことを発信することで、仲間を見つけられるかもしれないし。行動や商品の選び方…いち消費者・いち市民の考えを発信すれば企業や行政の方の一助になれるかもしれないし。

この1年、途方に暮れながらも、エシカルを意識した行動を少しずつ起こしていました。「わからない」「でも知りたい」の気持ちを強みにして、イラストやマンガの形で発信していくことにしました。

SDGsという言葉を合言葉に、世界各国、ひとりひとりが意識し始めていることは間違いなく大きな前進です。

一方で、「このスピードでは対策が間に合わない。近い将来、人間が暮らせる環境を保つことができなくなる」という話もよく聞きます。

それは困る。私は100歳まで生きるし、子どもたちの世代も、その下の世代も、ずっとこの地球で暮らしていてほしい。

私たちが今から個人でできることってなんだろう。個人ではできないことも、企業にお願いすることができるかもしれない。描きながら、いろんな人の意見も伺いながら模索していきます。

【おまけ】自分にとっても良かったエシカルその①│食器用洗剤の話

半年くらい前に、食器用洗剤を洗剤を変えました。油汚れへの強さが自慢な石油系洗剤から、植物性アルコールを使った洗剤に変えました。

詳しくは改めて書きたいと思いつつ、この興奮はひとまず書き留めておきます。こういう商品がもっと増えるといいのにな。

▼2022/5/17、エシカル白書が発売になったよ!

▼エシカルに出会った前回のnote

◆これからの予告メモ◆
電力会社を変えた話
リモコンが直った話
ごみの分別を考える話
結婚指輪に超絶悩んだ話
フェアトレードの洋服を買った話
どうぶつの森で遊んで考えちゃった話 ほか

いいなと思ったら応援しよう!

島田 あや | イラスト/Canva公式クリエイター
いただいたサポートでもっともっと絵を描きます。本を読みます。サポートありがとうございます!

この記事が参加している募集