#23 商品を売りたいのであれば、商品を売るな!~ブランディングスキル
こんにちわ!!
株式会社PEP代表取締役の島拓真です!!
あーーついに登記しましたよ!!
もう後には引けませんよ!!
また、設立についての記事も書いていきますね!!
HPをWordpressを使って作ってるんですが、
やっぱ難しいですねーーーでもこの工程を知っているのと知らないのでは、
また仕事の幅も広がりますので、とりあえず頑張って作って
自分が作成したHPも格安で商材にできたらなーーと思います!!
今日は、1週間に一回の学びであるMUPうさぎクラスWEEK8ということで、
アウトプットしていきたいと思います!!
商品を売りたいのであれば商品を売るな!!
商売を始める上で、やはり商品について考えることはとても大事なことではありますが、その商品やサービスをブランデングできてるかどうかのブランディングスキルというものが非常に大切になってきます!
美容院でも、3000円で髪を切ってくれるところもあれば50,000円で髪を切るところもあります。
では、この47000円の差はどこから生まれるのか、どのようにこの差を生み出すのか。
これを考えて行きたいと思います!!
まず、マーケティングというのを単体で考えるのと同じで、
ブランディングも単体で考えていかないといけません。
よく、商品の開発を進めるときにマーケティングや広告、ブランディングを全部いっしょに考えてしまう会社が多いですが、それは間違いです。
・マーケティング:特定の人にあなたが好きですと伝えること
・アドバタイズメント:不特定多数の人にスキを伝えること
・PR:第三者がスキを伝えてくれること
・ブランディング:相手が好きですと言ってくれること。
この4つを考える上で、ブランディングがうまく行っている会社は少ないです。
しかし、上の4つを見てわかるようにブランディングをしっかりとできて相手から好きと言ってくれるようになると、PRもアドバタイズも考えなくていいのです!
では、なぜブランディングが必要か。
世の中で、たくさんの会社が起業をしてたくさんの会社がつぶれて行っています。
事業を始めてマーケットに出てみると必ず価格競争になってサービス競争になります。
そこで、同じようなサービスが世の中でたくさんある場合に選ばれる価値がないとその競争に負けて利益が減っていき、コストを削減していく、そして潰れていきます。
では、なぜこのような負のスパイラルに陥るのか。
サービスをブランディングできていないから、、、
ただそれだけなのです!!
それほど、ブランディングを考えることは大切なのです。
ブランディングを考える上で、4つのブランディングに分けて順番に考えて行きましょう!
◆コーポレートブランディング:どう顧客とつながるか
◆プロダクトブランディング:なにを売るか
◆マーケティングブランディング:どうやって広げていくか
◆セールスブランディング:どうやって売るか
まずは、
コーポレートブランディング
HPやロゴ、パンフレットをきちんと作成することはとても大切です。
私たちはなにをしている会社ですということがはっきりとわかるように作成していきます。
ここでコーポレートブランディングを考えると
本当は〇〇だけど○○ではないという。会社の打ち出し方をしてみます。
例えば、みなさんグーグルってなんの会社だと思いますか?
グーグルは広告の会社で90%の収益は広告収益ですが、
世の中の人は、グーグルのイメージでいうとテクノロジー会社と思っております。
それはグーグルが広告を売っているが広告会社ではない!ということを明言しているからなのです!!
そうすることによって、広告代理店が競合ではなくなり、グーグルだけの市場として顧客から選ばれるのです!!
次にプロダクトブランディングです!
では考えてみましょう!
あなたは、シャングリラホテルの中にあるレストランで、コーヒーを売ろうとしています。
人件費も含めて原価が300円です。
いくらに価格設定をしますか?
商品を売るときに価格設定についてブランディングを考えることはとても大切です。
コーヒーの料金を価格ごとで設定してみたとき
500円 利益200円 100人が買ってくれる。
1000円 利益700円 50人が買ってくれる。
1500円 利益1200円 ほとんど買ってくれないだろう。
このような基準で考えると思います。
ほとんどの経営者は、500円を選ぶでしょう。
なぜなら、コーヒーの相場は500円だからです。
しかし、500円で売ると100人が買うということは、100人に対しての場所の提供や接客で人件費や管理費が多くかかるので、
シャングリラホテルでは割が合いません。
1000円で売るというのが、価格設定では正しい価格設定なのです。
そして、ここからがブランデングを考えるビジネスの楽しさがあります。
1500円でいかに売るかどうか、、、
ここに挑戦していくことを考えるのです。
500円の相場を1500円で売るということは、1000円の価値を提供しないといけません。
席の目の前で、豆から挽いてあげて香りを堪能させてからコーヒーを入れる体験に1000円分の価値をつけるのか。
めちゃくちゃかわいいモデルさんしか働いておらず、少しだけコミュニケーションが取れるという1000円分のサービスを付加価値としてつけるのか。
このように料金を上げるための付加価値を考える切り口で3つの付加価値の考え方があります。
①空間付加価値(空間が綺麗、豪華)
②商品付加価値(無添加、質が高い)
③エンターテイメント付加価値(体験させる、演出を考える)
①②はお金がかかるので、付加価値を考えるベースは③で考えましょう!!
特に個人や小さな企業は③で考えることで顧客からより覚えてもらえます!!!
では、マーケティングブランディングを考えて行きます。
マクドナルドの100円のコーヒーと
スタバの500円のコーヒーを考えてみましょう。
私は、どちらのコーヒーも購入しましたが購入の動機がまったく違います。
安いからマクド、高いけどおいしいからスタバ!!
という目線でコーヒーを選びますか?
時間がないとき、朝仕事に行く前とかマクドに行き。
昼間、時間があるとき本をゆっくり読みたい時。
私はこういった自分の状況に合わせて、コーヒーを選んでいます。
マクドの店内とスタバの店内も全く違います。
マクドはたくさん売らないといけないので、席数がかなり多いのと
席の感覚が狭いです。
これは窮屈にして回転率を上げるためです。
しかし、スタバは席の間隔を1メートル以上空けて、椅子もふかふかで長くゆったりできる空間です。
このように、はっきりとターゲトを把握しそのターゲットに選ばれるようなマーケットブランディングもとても大切なのです。
我々は、マクドのような安くてどんどん売っていくという売り方は小さい企業では絶対にできないので、
スタバのようなマーケットブランディングの考えを持たなければいけません!!
最後にセールスブランディングです。
これはシンプルです!!
考えてきた商品を売る!!!!
ではなく料金を上げた付加価値の部分を売りに出す!!
これだけです!!
例えば、YAMAHAの音楽教室!!
これはピアノを売るために、教えることを全面にブランディングしています!
ABCクッキング教室もそうです。
その商品を売りたいのであれば、その商品を売るなという結論に結び付きましたよね!
この順番で、自分が扱っている商品やサービスのブランディングを考えてみましょう!!
ではまた!!