実話で考えさせられる映画「アメリカン・スナイパー」
こんにちは。shimaです。
「アメリカン・スナイパー」Amazon primeビデオにあり、面白かったです。
結末も衝撃でした。「えっ!?まさか!?えぇーーー!」となりました。
戦争について考えさせられる映画であり、戦争は絶対にしてはならないししてほしくないと改めて感じました。
そして「アメリカン・スナイパー」は実話だから、更に驚きです。
2021年5月時点で吹き替えと字幕両方、Amazonprimeビデオにありました。
あらすじ
引用︰アマゾンプライムビデオ
「イラク戦争とは?」アメリカとイラクの戦争
イラク戦争とは、アメリカ合衆国が主体となり2003年3月20日から、イギリス、オーストラリアと、工兵部隊を派遣したポーランド等が加わる有志連合によって、イラク武装解除問題の大量破壊兵器保持における進展義務違反を理由とする『イラクの自由作戦』の名の下に、イラクへ侵攻したことで始まった軍事介入である。
引用︰ ウィキペディア
イラク戦争が起こった流れ
イラク戦争の流れを見ると、アメリカが同時多発テロ事件とイラクの関連性の証拠なしに突っ走ったのでは?と思うと所もある。
2001年9月11日 同時多発テロ事件発生
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アメリカ︰首謀組織であるアルカイダとイラク政府がつながっているのでは?
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イラクと国連︰湾岸戦争後「国際連合安全保障理事会決議687」
内容︰イラク内にある大量破壊兵器をすべて破棄する
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イラク︰査察を拒否(核兵器もってるか調べるのを嫌がった)
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国連参加国々︰イラクが大量破壊兵器を持っているのでは?
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2003年には新しい国連決議
イラクが査察を許可
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査察団︰大量破壊兵器は見つからなかった。全然なかったよ。
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アメリカ︰いや、フセインは、テロ組織アルカイダと関係しているに違いない!武器ももってるはず!
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フランス、ドイツ、ロシア、中国︰軍事介入やめといたら?武器なかったみたいやし。合意しないよ。
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アメリカ︰フセイン立ち退け!
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イラク︰立ち退き拒否
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アメリカ︰イラクに先制攻撃
強行突破のように感じました。他にも戦争を仕掛けたい理由があったんですかね?ちなみに日本は、アメリカ側で小泉首相が合意したそうです…。
戦争後の後遺症「PTSDとは?」
心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい、Post Traumatic Stress Disorder、PTSD)は、命の安全が脅かされるような出来事(戦争、天災、事故、犯罪、虐待など)によって強い精神的衝撃を受けることが原因で、著しい苦痛や、生活機能の障害をもたらしているストレス障害である[1]。症状がまだ1か月を経ていないものは急性ストレス障害といって区別する。引用︰ウィキペディア
作中の中でも出てきてます。人を殺し殺される状況で、戦争中も苦しむが戦争後生き残っても苦しむ。また家族の中の誰かがなっていれば、恥だと感じていた人もいたとか…。苦しい世界だよ…。
PTSD具体的な症状は?
精神的不安定による不安、不眠などの過覚醒症状。トラウマの原因になった障害、関連する事物に対しての回避傾向。事故・事件・犯罪の目撃体験等の一部や、全体に関わる追体験(フラッシュバック)患者が強い衝撃を受けると、精神機能はショック状態に陥り、パニックを起こす場合がある。引用︰ウィキペディア
※---ネタバレあり----✂
あまり触れられていない「ルース」はどんな人物だった?
名前︰エディー・レイ・ルース
ルースの半生について
同時多発テロ事件をテレビで目撃
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13歳︰軍隊に入りたい
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カイルが卒業した高校へ進学(ドラッグ、お酒もしてた)
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高校卒業後海軍へ入隊
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捕虜の生活に心を痛める。銃を発砲する子供をみて、自分が子供を撃たなければいけなくなったら?と心を痛める。葛藤する。
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テキサスに帰ってくる
隣人が打った釘打ち銃の音に反応し、突然取り乱したのだ。そして、地面に這いつくばったルースは周囲に向かって「伏せろ!」とわめき散らした。PTSDの症状現れる。
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除隊
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ルースは軍隊時代の友人の助けもあり軍の武器を修理する仕事が決まった。そして職場のあるニュージャージー州へ向かうフライトの最中にルースはパニック発作に。その後テキサス州に戻る。
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自殺未遂を繰り返す。何度も病院で診察を受けた。ルースはPTSD(心的外傷後ストレス障害)だった。
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2013年1月、この日も病院で診察を受けていたルースは薬物の服用によって明らかに常軌を逸していた。
母親はしばらく病院で様子を見てもらえないかと医者に掛け合ったが、この時、医者は自宅で安静にするよう母親に伝えたという。
そして帰りの車の中で母親は、藁をも掴む思いである事をルースに伝えた。
それは地元に住む伝説のスナイパー、クリス・カイルがPTSDに苦しむ退役軍人らを支援する活動に取り組んでいるという事だった。
カイル自身もPTSDに悩んだ経験を持っていた為、母親は苦しみを共有できるカイルの存在がルースの為になると信じていた。そしてこの事を聞いたルースもまた、車の中で喜んだという。
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カイルの子供たちはルースの母親が働く小学校に通っていた。
カイルに母親はルースについて話し助けを求めた。カイルは快く母親に連絡先を渡しルースと会う約束をした。
その時カイルは母親にこう告げていた。「釣りでもハンティングでも連れて行ってあげるよ。それか射撃場でもいいですよ」。
カイルが射撃場を選ぶには理由があった。PTSDに悩む退役軍人らは射撃をする事で少しずつ心を開き、いろいろな話をし始めるという傾向にあったからだ。
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2013年2月2日、カイルは友人と共にルースを連れて射撃場へ向かった。しかし、ルースの心は決して開く事はなかった。そしてあの事件が起きてしまったのだ。射撃場に着いたルースは至近距離から2人を射殺。カイルは背中と脇腹に5発、頭部に1発の銃弾を浴び死亡。
自らの経験を生かし、退役軍人らのPTSD克服を手助けする活動をしていたカイルは、皮肉にもPTSDに苦しむ一人の男によって殺害されてしまったのだ。
そしてルースは2人を殺害後、カイルの車で逃走を図り警察との壮絶なカーチェイスの末に逮捕された。
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今年2月11日から始まった裁判で弁護側は「犯行時にルースはPTSD患者で心神喪失状態だったため、責任能力がなかった」と主張。
それに対し検察側は「被告は善悪の判断ができる状態であり、責任能力はあった」と真っ向からぶつかった。
全米が注目する裁判に映画のヒットも影響し、本国アメリカのメディアは毎日のようにこの裁判を報道した。
そして2月24日、およそ2週間に渡って行われた裁判は判決の時を向かえた。
陪審がルースに出した答えは有罪だった。そして裁判所はルースに仮釈放なしの終身刑を言い渡した。
引用︰https://qetic.jp/column/tomota-ikawa/usa-post5/128003/
引用した記事にさらに詳しく載っています。
人生の終わりは、いつくるか分からないし、自分が人の為に行動していたのに、それが仇となるって言うのも何とも言えなかったです。
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
以上です。