心の時代
年が明けてすぐに悲しくなるニュースばかり目にすることになった。
自然災害や大規模な事故。
そして身の回りを振り返ってみる。そうすると確かに決して明るいとは言えない出来事が自分や自分の近くで起きていたことがリンクして思い出されるかもしれない。
誰かに何かメッセージのようなものが投げかけられているような気さえする。
何が求められているんだろう。
どうしろって言うんだろう。
精神科医のフランクルは、それが何なのかを相手に問うのではなくて、こちらが相手に答える側に回るのだと言った。
1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、また日常が始まる中で、日々目の前で起きる些細なことから決して些細とは言えない悩みに向き合う中で、私たちは何を大切に生きていくべきか。
ちょっと立ち止まろう。
宇宙から見下ろして見たときに、どうか。
そのときの自分は「今ここ」の人生を必死に生きているか。
自分自身の心の軸を持って、それに誠実に従って言葉を伝え、見るものを直視して、必死に生きているか。
つまらない時間をすごしていないか。
一緒にいなくていい人間につまらない依存を続けていないか。
つまらない方向に向かおうとしていないか。
「心」ひとつだと私は思う。
どう在りたいのか。
在りたくない自分を生きていることに気づいたら、一瞬でも早く抜け出そう。
その一瞬後、何がどうなっているかなんかわからないのが今の時代。
「今ここ」を自分の軸を持って誠実に生きるための心。
今は、心の時代だ。
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