もしも、世界があと1日で終わるなら、あなたは何をする？

もしも、世界が今からあと1日で終わるなら、あなたは何をする？　

こんなにも使い古された仮定の話がぼくはすごい好きで、さらに使い古して、使っています。

理由はその人の個性が垣間見えるから。　

まるで、その人の感性や、価値観を映し出す鏡かのように、この質問に答えた人は悩みながらも楽しそうに自分の死に様を語ってくれます。

創造は、制約から生まれるとはよく言ったもので（誰かが言ってた）この質問から僕は色々な発見や、面白さを見つけました。

例えば、ある女の子は、残り２４時間で、煮卵をお腹がはちきれるまで食べたいと言いました。ぼくがなんで？って聞くと、　

「だって、煮卵はカロリーが高いから1日一個しか食べちゃいけない気がするからいつも足りないけど、一個で我慢するの。でも、世界が終わるならもういいかなって。」

とその子は言いました。　

僕はすごくその子を魅力的に思いました。すごく幸せな世界の終わり方だなと思いました。　

僕はこれを１つの小さな小さな物語みたいだなと思いました。　

こんな物語にたくさん出会いたいと思いました。

ちょうど最近、時間もものすごくたくさんあるので、こんな物語を気が向いたら紡いでいきたいと思います。

テーマは「もしも世界があと1日で終わるなら」です。