2021年の勉強の振り返りと近況
お久しぶりですね。生きています、縞尾ワヲです。
9月に日記を更新した次がまさかの年末という滑り込み具合ですが、あれから何もやってなかったなんて、そんなことはありません。色々あって、「以前よりも書く内容を練るのが難しくなった」。ゆえに、筆も遅くなった。そんなところです。
ちなみにトップ画像は特に関係ありませんが、昨年に訪れたモエレ沼公園のガラスピラミッドの写真です(お気に入り)。札幌のはずれみたいなところにあります。綺麗な所なので一見の価値あり。
翻訳の勉強に関して
このnoteを開設した最初の頃は、映像翻訳Web講座を受講中で、ほぼ1~2週間ごとに勉強日記を上げるという生活をしていましたね。あれから講座を終え、現在、私はリモートで映像翻訳の専門学校の方に編入しています。もちろん、受講内容もランクアップ。これから順調に進級していって、再来年ぐらいにはトライアル(プロへの登用試験)を受けようと思っています。
残念ながら、ここに詳しい内容を書くことはできませんが(将来受講する人の勉強の妨げにならないように)、日本語の表現力に関する授業や、日本語の映像に「英語字幕」を付ける授業など、Web講座ではできなかった幅広い内容の勉強ができて、とても刺激を受けています。もちろん、日本語字幕や吹き替えも再びやりました。講座で指摘されてきたポイント(日本語としての読みにくさや、テンポの悪さ)もフィードバックを受けながら、徐々に改善されている気がしています。
翻訳には誤訳やニュアンスの取り違えという間違いはあっても、正解はありません。字数や時間の制限の中で、ベターな訳を探していくしかないです。これから、きっと難しいことにどんどん挑戦していくと思います。トライアルで出される課題も、物凄く難しいと聞きます。それを乗り越えた先に、自分が働きやすい人生が待っているのなら、努力は惜しまず、妥協はせず行きたいです。
英検1級を諦めた話
Web講座が終わって、専門学校に編入するまでブランクがありました(10月開講だった)。その間は、英検1級の二次試験対策をしていました。2回目の面接試験で、「11月下旬に本番があるなら、きっと十分に対策ができるだろう!」と余裕ぶっこいてましたが、見事に玉砕しました。笑うしかないです。
知らない人のために話をしておきますと、英検1級の二次面接では「その場で出された5つのトピックから1つを選び、1分でロジカルなスピーチを組立てて、2分で結論まで言い切る」ことを求められます。これが、背景知識と自分なりの意見が無いとできない。そのため、本番で未知の話題しかなかった場合は、見事に合格率が下がるのですが……。困ったことに、11月の試験でそれが起きてしまったのです。それで、とうとう二次試験をパスすることを諦めるに至りました。
二次試験対策の問題集を2冊やっていました。面接の予想問題をほぼ全て1回ずつ解いて、背景知識がない話題についてはリサーチをしたうえで、スピーチメモを作り、ひたすら練習をしました。しかしながら、一番起きてほしくなかったパターンで不合格になってしまった。対策が足りなかったといえばそうなのですけど、運ゲー要素が嫌すぎて「もう翻訳の勉強頑張った方が、ずっと実用的じゃない?」と思い、もう気が向くまでは当分受験しないと決めています。一次試験免除切れるけど、もういいや……。
映画の話
これを書いている今も、クリスマスからずっとマラソンしている『エルム街の悪夢』シリーズの『エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア』を観ているのですが、なんと今年は既に146本も映画を観ています。ちなみに吹き替えと字幕を両方観たとか複数回視聴とかは除いているので、それも入れたら150は越えるでしょう。詳しくはもう1本記事を上げると思います(間に合えば!)。
大きな変化になったのが、「映画の分析方法」を知ったこと。これは映画好きな人も、創作活動をしている人も、知っておいて絶対に損はしないと思うのですが、映画は「3幕構成」で出来ていることが多いです。そして、主人公がいて「○○をする」という「ドライブ(目的)」を持っている。主に参考にしているのは、『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』という書籍ですが、これを知った上で観るのと、ただボーっと観るので結構解像度が変わってくるのでおすすめです。
来年の抱負
順調に映像翻訳の勉強を進める。好きな映画を題材に、原文と吹き替えの違いを徹底的に研究する。あとは、髪が伸びきる前に、ちゃんと切りに行くようにしたいです。どっとはらい。