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4月の振り返り

そう言いつつも、もう既に5月半ばも過ぎている。

どうも、縞尾ワヲです。怒涛のゴールデンウイーク(昼は接客業)が過ぎ、課題やら何やらに忙殺されているうちに、こんな時期になってしまいました。しかし、4月の振り返りです。

1.勉強の記録


専門学校も昇級して、より密度も難易度も高い学習をしています。
最近、その中で課題に取り組むプロセスに変化がありました。作業前に所要時間の見通しを立てるようにしたのです。

時々聞く話ではありますが「翻訳者の時給は1時間につき何ワード訳せるかで変化する」と言われます。直近の課題を参考に算出したところ、自分のペースはせいぜい1時間辺り27ワード程度。DPSならぬTPHが27words/hです。仮に一週間、1日8時間このペースで取り組んだとしたら、約1500ワードが太刀打ちできる限界です。

最近はそれも踏まえて、ペース配分や取り組み時間の確保をするようにしています。まだまだコツも何も掴み始めの時期なので、その程度のペースなのだろうとは思います。プロはどんなスピードでどんな技を使っているのか。参考にすることでペースを上げていきたいです。

2.クイーンズ・ギャンビットが凄かった


4月末から最近まで、ネトフリオリジナルドラマの『クイーンズ・ギャンビット』を観ていました。天才的なチェスの才能を持つ少女(元孤児)が、精神安定剤やアルコールの依存症に苦しみながらも、競技の世界で頭角を表していく作品です。
最初は主演のアニャ・テイラー・ジョイが見たかっただけでしたが、少年漫画のようなテンションの成長劇や、60年代アメリカを再現した衣装やセットが魅力的で、本当に面白かったです。男ばかりのチェス界を実力だけで駆け抜ける主人公の姿にはフェミニズム的なメッセージも感じられ、「見た目はレトロ、中身は現代的」な印象を受けました。さらに、当時のロックやポップスをサントラに使っているのも大変良い。
もちろん、チェスのルールを知らなくても十分に楽しめます。映像翻訳を学ぶ身としては、字幕を読みながら「これはチェスのルールブックや歴史をすごく調べないと訳せないやつだな」とも思いました。作品ごとに必要になる情報や、その深さというのは全く異なるものですが、この作品のように限られたテーマをひたすら突き詰めていくものは調べ応えがありそうで、個人的には興味が湧きます。
全7話と履修しやすい話数ですし、小説もあるようです。マイ海外ドラマオールタイムベストの1つになりました。

3.観た映画の記録

4月は映画を12本観ました。その中でも、これぞというおすすめが『戦慄病棟』。キャッチコピーが「退院したい! 退院したぁぁぁぁい!!」のやつです。このB級どころかおバカ感(良い意味で)のある文のせいか、割と舐めてかかってしまったのですが、出来も悪くない良い塩梅のB級ホラーでした。(後々調べたら『テキサス・チェーンソー』の監督だと分かり、納得も行ったのですが……)

舞台は、ほとんど廃墟みたいになった教会付属の病院です。かつて精神病を患う子供たちを収容していたというのですが、そこに若者グループがやってきてパーティーを始めます。そして、よせばいいのに降霊儀式をやってしまい、仲間の1人(主人公の弟)が取りつかれて暴れだします。うーんベタベタ! ですが、音楽がやたらにノリの良いヘヴィメタルだったり、飛行機の中で見る安全ビデオみたいな「悪魔祓いマニュアル」が出てきたり、仲間の1人がなぜか常にパンイチで背中にウインナーをくっつけていたり。クセが強めの要素のせいか、退屈だとは感じなかったです。
その上、割と早めに退場してしまう神父役が『ドント・ブリーズ』で狂気爺さんを演じているスティーヴン・ラング氏です。強キャラがいなくなるせいで、作中ではほぼ村人と狂人しか生き残っていない人狼ゲームみたいになっているのですが、それも危機感があって好きです。
当然、DVDパッケージの女性も悪魔化します。その暴れ方もアグレッシブで楽しい。そして当然のようにスプラッターです。苦手でない人は是非。

それでは! 5月分はもっと早く投稿したい。