私はずっと間違っていたんじゃないか?
小5息子、完全不登校から約半年。
中1の娘は、完全ではないが1学期の欠席日数は30日を超えていた。2学期に入り、週1日ペースで登校している。
息子は基本的にずーっとゲームをしているかYouTubeを見ている。
娘も同様だ。
私は日中仕事をしたいし、打ち合わせもあるので静かにしていてもらえるのは非常にありがたい。
でも、ずーっと罪悪感は消えない。
「ゲームばっかりやらせて」
「少しは勉強させた方がいいんじゃない?」
実際に私の母親から言われたし、私も心の底ではそう思っている。
子どもたちは日中に外で遊ぶことを嫌がる。
学校に行っているはずの時間に誰かに目撃されるのが怖いそうだ。
学校で進んでいるワークや教科書のページは、週に1回まとめて配布物などを学校へ取りに行っているので把握している。
しかし、息子も娘も勉強となると不機嫌になり机を蹴っ飛ばしたりして、とてもじゃないけど勉強の「べ」もできない。
私も頭に血がのぼってしまう。
そもそも勉強が嫌で学校に行けなくなってしまったのに、家でそれやっちゃあ意味ないじゃん。
私もそれならいっそのこと、勉強教えない方が穏やかに生活できるし。
そう思って、本当にほったらかしにしていた。
もちろん、昼と晩御飯は一緒に食べて、この時ばかりはさすがにゲームや動画は見ず会話したり、寝る時にはこれでもかとスキンシップも取る。
好きなアニメの新作が公開されると、ソファに並んで見て感想を言い合ったりもする。
問題は最近、息子も娘も夜眠れないこと。
そりゃあ昼間ほとんど動かないんだもん。体はエネルギーが余っているよね。
でも、一緒にピクニックや離れたところに散歩に行こう!というのも私には気が重かった。
なんとかだましだまし寝かせていたが、ある日、私がウトウトしていると暗がりで寝室の壁に持たれている息子が見えた。
ビックリしてどうしたのか聞くと、
「眠れないから夜が嫌い」と泣いていた。
そう息子が言ったひとことに、自分がほったらかしにしていたことに、大きくダメ親のハンを押されたような気分だった。
さらには、晩御飯の時間になっても息子が食卓に来ないことが増えてきたこと。
「もうすぐご飯だからね」
「もうできるよー」
「できたからおいでー」
といつも3〜4段階に分けて言わないと、ゲームの途中だからと来ない。
でも最近は、段階的に声をかけているのに、食卓に来ない。
リビングでゲームをしているからすぐそこなのに来ない。
そこで「いい加減にしなさい!さっきから何度も言ってるのになんで辞めないの!?」
と言ったら最後。
食べない。
お腹もそこまで空いていないのか、食べなくなってしまう。
「不登校のときは、ゲームでもなんでもいいからやりたいようにやらせてあげて。いつか自分で気づくから。」
という言葉に救われて、私もそうしていた。
でも、この「いつか」って本当に来るのかな。
こんなに好き放題させていて本当にいいのかな。
本当は、ずっとずっと間違っていたんじゃないのか?
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