島根県 地域おこし協力隊 活動発表会 終了!
3/4に島根県立大学 講堂で開催した令和5年度 島根県 地域おこし協力隊 活動発表会が無事に終了しました。午後のプログラムはアーカイブもありますのでぜひご覧ください。
総務省、県、市を交えたパネルディスカッション
今回は、7組の地域おこし協力隊たちの発表に加えて、午前中にパネルディスカッションを初めて開催。総務省、島根県、松江市の地域おこし協力隊担当にご登壇いただき、ローカルジャーナリストで島根県立大学准教授の田中輝美さんと、しまね協力隊ネットワークの三瓶裕美で、「地域おこし協力隊のこれまでとこれから」と題し、意見交換を行いました。地域おこし協力隊制度は15年目を迎え、現在全国に約6500人、2026年度には1万人の目標を掲げています。たとえ1万人に増えたとしても「その1万人が幸せに過ごせるか」を、総務省、都道府県、市町村、そしてOBOGも含め、話し合いサポート体制を整えていくことを軸に、現在の運用や地域による違いなど様々なレイヤーでの意見交換を行いました。
7組の協力隊たちの活動発表
そして7組の地域おこし協力隊の発表。今回は、地域おこし協力隊インターンや、大人の島留学から地域おこし協力隊になるなど、協力隊になるパターンも多様化しています。島根県では以前から高校魅力化などに取り組む教育系の地域おこし協力隊が多かったのですが、今回も教育ジャンルで活躍する2名の子どもたちと向き合ってきたその軌跡を熱く語ってくれました。邑南町の耕すシェフとしてカフェレストラン #くまのしっぽ を開業し、腕を振う小牧さんに、人口600人の離島、隠岐の知夫里島でフレンチレストラン #CheZAWA を開業し、農業や軍鶏の酪農にも挑戦する岡田さん。松江の工芸を盛り上げるWebマガジン #松江のこしらへ やオンラインショップ #うつろいさんいん を立ち上げた川本さんなど、本当に多彩で熱い心の詰まった活動発表をしてくれました。
多くの方に見守っていただき、地域おこし協力隊は次のキャリア、次のステージへと進んでいきます。起業はもちろん、地域への就職や、協力隊時代の仕事を引き続き行うケースも増えています。たとえ地域を出たとしても、関係人口として地域と引き続き関わったり、他の場所で力を蓄えてまた地域へと帰ってくるかもしれません。少なくとも地域とよい関係を続けながら、次のステージへと移っていく、そんな記念の日。協力隊たちの活動をことほぐ場になっていれば幸いです。
みなさま、地域おこし協力隊の活動、お疲れ様でした!
活動発表会概要
令和5年度 島根県 地域おこし協力隊 活動発表会
@島根県立大学 浜田キャンパス 講堂
Youtube Liveにて配信(アーカイブあり)
パネルディスカッション
「地域おこし協力隊のこれまでとこれから」
総務省 地域自立応援課 深野竜太氏
島根県 しまね暮らし推進課 藤原雄也氏
松江市 定住企業立地推進課 森田八雲氏
島根県立大学/ローカルジャーナリスト 田中輝美氏
進行:(一社)しまね協力隊ネットワーク 三瓶裕美
発表① 奥出雲町 宮川直暉氏 #高校魅力化 #マーケティング
発表② 松江市 川本珠子氏 #松江工芸 #Webマガジン
発表③ 邑南町 小牧尚博氏 #耕すシェフ #カフェ企業
発表④ 江津市 藤田愛氏・長友大晟氏 #協力隊インターン #大学生
発表⑤ 西ノ島町 坂本早香氏 #大人の島留学 #島就職
発表⑥ 知夫村 岡田紗和氏 #知夫軍鶏 #古民家レストラン
発表⑦ 飯南町 瀧尻恵二氏 #学習支援館 #家族との暮らし