【しまね女子ブログ】 さくらいみかvol.4
季節に合わせて冬の話から入ろうかな……と思ってたのに、しまった……冬が終わってしまう!
東京で冬を過ごしてると、「正月らしい晴天」みたいな言い回しを耳にすることがある。どうも東京の正月はいつも晴れてるようなのだ。確かに天候の影響で走りづらそうな箱根駅伝とか見た覚えがない。
一方、山陰の冬はだいたいどんよりとしてる。あまり外に洗濯物は干せない。
もしどんな感じか説明するとしたら「梅雨っぽい」と言うのが良い気がしてる。
冬ってだいたいこんな感じだ。
遠く離れた県外の人々からはどんな気候なのか認識されてることも少なく、「南の方だから暖かいんじゃない?」と言われたことも何度もあるが、島根はそこそこ雪も降る。
平地だとそんなに降雪量が多い訳ではないけど、冬が始まるとタイヤをスタッドレスにする必要はある。
山間部だとかなり積もる。私の父方の実家の奥出雲・仁多の山奥だと、何年かに一度は凶器にでもなりそうなつららが現れる。
何十年も前だと一階が雪で埋まるぐらいの積雪がそんなにそこまで珍しくもなかったらしいが、ここ2~30年はそんなことは滅多にない。
ここまでのところで挙がった特徴といえば、
●どんよりしてて
●気候も良くない
●洗濯物も乾かない
まったくパッとしない……。
せっかくなので、もっとこれから島根に移住しようという人に「これはすごい!」と言わせられるようなポイントはないものか。
島根から東京に引っ越したときに、日が短いのにびっくりした。東京の日の入り時刻は島根より30分程度早く、真冬は16時半にはもう暗い。
もちろん日の出は東京のほうが早いが、朝は寝ているので私の1日の始まりは明るくなった後だ。島根にいるほうが日の入り時刻が遅い分、昼間が長いと感じる。
暗くなるとなんとなく「そろそろ1日が終わる」ような気がするので、島根のほうが「1日30分得をした」ような気分になれているのだ。
ということは、1週間で3時間半。1か月だと15時間、1年間だと約7日半!! 10年だと2ヵ月半!!? えっ、すごくないか。
という訳で、
おすすめポイント①:(起きる時間にもよるが)昼間を長く感じられてお得!!!
つぎに、目に見える違いはたくさんあるが、地味に本気で驚いたのが
「島根と東京だと、肌の荒れ具合がまったくちがう!!!」
ということだ。飛行機で移動して、その翌日に「あらっ? ちがう!!!!」と思ったことも何度かある。大袈裟ではなくある。
原因は湿度の違いだろうと思うが、実際どれぐらい違うんだろう?
統計局が発表している「年平均 相対湿度」のデータを見てみると(統計局やそれを元に統計を取ってるサイトにあった何年か分のデータを参考にしました)
島根県(観測値:松江)は、だいたいベスト3には入ってる! 1位の年もある。
東京はというと……、最下位の年もあるし、それ以外も結構下のほう。
そういえば島根に居るときってそんなに加湿器の必要性を感じてなかったしなー。(※個人の見解です)
実際、近年「美肌県グランプリ」で全国最多受賞してたり、肌の状態が良好に保ちやすい県ですよ! というのを売りにしてるのはよく見かけるが……
全国の「肌が乾燥して乾燥して、もうどうにもならん!!」というすべての人に島根移住を薦めてもいいぐらいのレベルなんじゃないか。
という訳で、
おすすめポイント②:(人によるかもしれないが)保湿が少なくて済む……はず!!!
もちろん食べ物が美味しいとか、近くに行きやすい温泉がいっぱいあるとか、いいところはほかにもあるが、今回は地味にお得(?)なこの2点を強く推したい。
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松江市出身。東京在住。職業はプログラマーとWEBライター。
読み物サイト「デイリーポータルZ」などで執筆しており、山陰ネタの記事もたまに書いています。
あとは勝手に島根ガイド本を作ったり、編み物などの創作活動もしています。
首都圏の会社に属しながら松江に住む遠距離リモート社員を2012年から数年間していました。
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