見出し画像

日々子育て 朝顔日記

「朝顔の開花を見てみたい!」

息子が夏休みに持ち帰ってきた朝顔。
久しぶりに見た朝顔は、ビッっくりするほどに美しい!
色も形もキレイ!
朝見るたびに癒されていました。

朝顔と言うだけあって、朝いつの間にか咲いていて夕方には萎んでしまいます。とても短い命のお花です。子供の頃は、そんなこと気にもしなかった。

「朝顔って、いつ咲くの?開いた瞬間って見たことないな」

私が起きる朝7時頃には、すでに咲いてしまっています。
きっと夜が明ける前に開花してしまうのでしょう。
暗所では撮影も難しいし、朝5時とか?そもそも私、起きれるかしら?
・・・・・
早起きではない、他の方法を考えよう。

たまたま息子の簡易的な植物図鑑を見ていたら、こんなことが書いてありました。

あさがおの はなは、 ふつう うすぐらい よあけごろに さくよ。
でも、 つぼみに ぼうしを かぶせておくと、 あかるく なってからも、 さくのが みられるよ。やってみよう!

2021 かんがえる ポケットずかん 69ページ 
チャイルドブック・がくしゅう版 かんがえる 4月号付録

「なるほど・・・わたし、やってみる!」

夕方につぼみの朝顔を見つけて、紙の三角帽子を被せることにしました。
次の日の朝、三角帽子を外すと朝顔はまだ蕾のままです!
やった!
これから、開く瞬間を追っていきます。

曇り空
いつ開くのか?
まだかな
まだかな
徐々に
徐々に
開いています
まだかな
まだかな
螺旋状に
開いていきます
まだ咲かないな
なかなか咲かないな!

30分ほどで開く予定でしたが、曇り空のせいか50分くらい経過してもまだ開かずにいました。
息子の学校が始まる日でしたので、準備を手伝ってゴミ出しながら息子を見送って、帰ってきたら!

見事な満開

咲いてしまっていた!!!
咲いてしまっていた!!!!!
咲いてしまっていたーーーーーー(泣)

あー・・・・
残念。

ずっと待っていたのに!!!

なんとなーく、そんな気がしていた。

実は開花観察、この日は2度目。
1度目は、三角帽子が少しずれてしまって、蕾がほぼ開いてしまっていました。息子の朝顔はもうすぐ学校へ持ち帰ります。
まだ蕾がちらほら!
最後のチャンス、3度目の正直!!
決行します!

この子に狙いを定めました
三角帽子を夕方にかぶせました
三角帽子を外すと
すでにちょっと開きかけ
三角帽子をかぶせていなかった朝顔は
すでに開花しています
キレイに折り畳まれている
不思議
開いてきた!
開きます!

ここからが早かった!
数秒でパッと!キレイに開きました!
これは、じっとみていないと見逃します!

青紫と赤紫
なかよし
キレイに開花しました!
光に透ける姿
もー!大好物!
キレイすぎる!!!
手前は先日
開花が見れなかった朝顔
後ふたつは青紫だった朝顔
こちらも咲きそう!
バラの花みたい
この子は、葉っぱと支柱が邪魔になって
キレイにパッと咲けませんでした
ちょっと介助して、なんとか開花できました!

先日の記事でも書いたのですが、青紫の朝顔が夕方には赤紫に変わってしまいます。私の目がおかしいのかと思い息子にも確認しましたが、息子もそう見えると言っていました。

ちょっと調べてみたら、アントシアニンの酸化で色の変色があるのだそうです。

夕方の朝顔
こんな色になってます!
同じ子なんですよ!
青の色素が残っているような

息子のおかげで朝顔の神秘を知れた気がしています。
開花がみれて、本当によかった!感動でした。
息子と夫も一緒に見ていましたが、「はや!こんなにパッと咲くんだね。思ってたのと違う。これはなかなか見れないね」感動うすっ!
私だけが、「すごい!キレイ!」キャーキャー言っていました。

花が咲く瞬間、それは日常的に珍しいことではなく、毎日毎日どこかで行われている。
気がついていないだけで、いつでもどこにでも感動はあるんだなーと改めて思いました。

キレイな花はすぐに散って枯れてしまう、短い命。
それでも、種ができて、種は必ず受け継がれていく。
散っていくことに悲しみはないのかも知れない。
人も同じ。
大きなサイクルの中で循環し受け継がれていく命。
人の死にも悲しみはないのかも知れない。
ただただ生命が循環しているだけ。
そんなことを考えたり。


開花の過程も、色の変色も、ぐんぐん伸びるたくましい生命力も。
朝顔は、小学生が育てるのに適したお花なんだなーと実感しました。
驚きがたくさん詰まっているから、朝顔観察は何十年も受け継がれている小学生の夏休みの課題なんでしょうね。

朝顔の鉢を学校に持っていかねばならない、と言う最後の試練がありますが。最後まで、送り届けよう!と思います。

朝顔ちゃん!ありがとう!

お付き合いいただき、ありがとうございます!


この記事が参加している募集

ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!