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【映画】タクシー運転手

タクシー運転手
2018年製作

★★★★(4.8)

韓国の光州事件。
知ってましたか?
1980年に起きた
" 韓国現代史上、最大の悲劇 "
だそうです。

パッケージを見たときは
タクシー運転手のほのぼのしたヒューマンドラマかな?
と思っていたら、
まったく違っていました。

タクシー運転手が、
ドイツ人記者を乗せて光州まで行く、
というのは導入だけで、
そこで光州の事件を目撃する。

それも、
政治思想などとくにない、
11歳の留守番している娘のことが
気になって仕方ない、
そんな普通の市民のタクシー運転手が、
政府の横暴を目にする、
そんな映画です。

この映画をみると、
言論の自由がいかに大切か、
ということを思い知らされます。

総理のことを
『増税メガネ』
なんて言ってますが、
そう言えることが大切なことだと
理解させてくれる映画です。

驚いたことに、
このタクシー運転手も、
ドイツ人記者も
実在の人物だそうです。

事実はどうであれ、
多くの人に観て欲しい作品です。

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