第五章 健康は促進するためにある-006
6.健康を促進するための環境を耕そう
『体が壊れるのをただじっと待つのではなく、
促進させることにこそ人生の醍醐味があります』
第一章でもご紹介しましたように、
人間という動物は健康を作り、作られる存在です。
人間は他の動物に類を見ない、(高度な相互扶助の精神を伴った)
社会的動物として、食べて生きています。(これ重要です)
それにしても年を重ねるほどに不健康になることは仕方のないことだ、
と思い込むことに意味を感じません。
決してそのような訳ではないからです。
年を重ねるほどにトライアンドエラーによる大きな失敗は、
若かりし頃に比べるとはるかに軽減をしていくことはご存知の通りです。
なぜなら
これまでの体験値に基づいて、それを処理する脳は
より健康へとつなげる正の相関関係を強化するからです。
このことによってトライアンドエラーを試みようとする脳内環境は、
より一層の生産性の効率を産むようになるのです。
年を重ねるほどに顔が豊かで美しくなること、
さらにコミュニケーション力が高まる現象は、
これによって表れてくるのです。
年を重ねるほどに、
なぜ私たちが健康を促進する努力をしようとするのか?と申せば、
脳は壊れるまで成長をし続ける臓器だからです。(これ重要です)
このことを是非、少なくとも50代以降の方には、
早く気づいて頂きたいと思います。
ただしこのためには、あごで噛めることが必須の条件となるのです。
つづく