初めて自炊。先ずはこれから作ってみて
1. 初心者向けの献立づくり
まずは料理になれること。焼く、煮る、味付け、切り付けなどの基本に慣れつつ凄くシンプルな料理方法で美味しい料理を作る成功体験をする。
2. 焼くだけ、ゆでるだけの簡単レシピ
焼くだけ、茹でるだけの料理は簡単。そしてシンプルな味付けで塩加減、うま味を上手に使い味付けの基本を覚える。
焼くだけ料理は、焼き魚、もしくは、焼肉。もう、ほんと焼くだけ。味の決め手は塩加減と焼き加減。茹でるだけも、同様にとにかくシンプル。水、もしくは、お湯に材料をぶち込むだけ。シンプルなだけにこれも茹で加減と塩加減ですべては決まる。例えばしゃぶしゃぶ。材料をしゃぶしゃぶしただけの本当にシンプルな料理だが、肉を茹ですぎれば硬くなるし、やさいを茹ですぎれば見たにもしょくがそそられないくすんだ色の茹で野菜になってしまう。茹で時間ばっちりの柔らかいお肉と茹でたことにより彩り鮮やかな野菜をポン酢なりごましゃぶなりはたまた塩で食べるのはとっても美味しい。
でもこれが料理の基本。これが出来ないで飛び越えてむずかしい料理にいきがち。レシピどうりにやっても美味しくならないのは、この基本的な加減が出来ないからである。
3. 煮物は麵つゆがあれば大丈夫
さて煮物だが、これは塩加減が本当にむずかしい。煮物は上記と違って汁まで美味しく作ってこそ満足感が高い料理。具ももちろんだがそれを煮た汁にも美味しくしなければならない。この難しさの理由は塩加減と糖分とさらにうま味が上手くいた時にとてもおいしく感じる仕組みになっている。
基本は醤油とみりんを1:1そこに出汁を入れて薄めて色々な味付けにしていく。出汁5にみりん、醤油1で5:1の割合、これで冷たいうどんの出汁になる。肉じゃがなら8:1と砂糖を少々。かつ丼なら4:1で砂糖を少々。
と、和食ならこの割合を色々と変えるだけでだいたいの料理は出来るわけだが、問題はこの割合の片割れが水ではなく出汁なところにある。この出汁にうま味成分が含まれていることによりこの割合でとても美味しく感じるだが、出汁がただの水だとうまくもなんともない、まずい料理になってしまう。この出汁をとるために料理屋では鰹節や昆布からうま味成分を取り出し黄金の美味しい出汁を作りだすわけだが、この作業が家庭ではめんどくさい。この出汁、醤油、みりんを最適に配合して後は水に薄めるだけにしてあるのがめんつゆなのだ。初心者はこれを使わないてはない。
4. 難しい料理よりシンプル和食
和食は難しいイメージがあるようだが、実は一番慣れ親しんだ味なのでイメージがしやすい。そして、味付けがとてもシンプルなので実は覚えやすいのが和食なのだ。
次回はそんな献立を具体的に考えていこう