”きっと” ”いつか”旅に出る Divercityの海で②
おばんです。住んでいる川崎は急に暖かくなってきました。気が早いかもしれませんが半袖のTシャツを引っ張り出すくらいには暖かいです笑
昨日から、こんなプログラムに参加しています。
参加しようと思ったきっかけについては、以前このnoteで書きました。
このプログラムを通したテーマソングに、スピッツの「僕はきっと旅に出る」が選ばれていました。
”Divercity Journey"という名の通り、「旅に出る」というのがテーマになっているのです。
個人的な感想とともに、歌詞も読んでみようと思います。
多様性の海、とはいうけどさ
多様性の海に漕ぎ出でてみよう、がテーマの本プログラム。
6週間、ワークする8日間+αでみっちり「Divercity & Inclusion 」について学び、理解し、先述の表現を借りれば「血肉に浸透し、多くの人を巻き込む」人になることを目指します。巻き込んでいくのは、終わってからも続きますが。
一方で、「多様性」とは何か?ということから問いが始まるわけです。
何も知らないのに、いきなり「多様性を受け入れられる人間」になれるわけがないのです(だから難しいんだよなという話であって)。
「D&I( Diversity & Inclusion )」とは「U&I」
プログラム自体は、昨日スタート、今日が8日ある集合の中の2日目でしたが、僕が印象に残っているのは、「Diversity & Inclusion」よりも、まずは「U&I」からだよ、という話でした。
※ちなみに衝撃を受けたことは多々あります。個人的な衝撃は「マイクロアグレッション」を学ぶ時間でした。これ意識していたら、たぶん僕はしゃべれないレベル…だけど事実であるよな‥‥と終始震えていました。
奇遇にも、前回書いたnoteにも、
「誰かのうちのひとり」ではない「僕、私」を見つめる時代を作る
と書いていました。
このプログラムで学ぶ、「Divercity & Inclusion 」という難しい概念は、「私が、あなたと、敵対しない、差別しない(されない)、心地よく、理解しあい、そしてのびのびと共に生きる」ためのものであって、(極端に言えば)社会における活動というよりも、「僕、私」を見つけあえる世界をつなぎあう、”個々人、市民”という単位において必要なことなんだ、ということだと理解しています。
そのためなら、この学び、そして学びを通した自身の生き方、ふるまいに反映させていく作業はやる気になるものなのかなと感じました。
僕にとっても生きやすいですか?と問うのはわがままでしょうか?
一方で、僕は、正直言って、多様性社会をあまり神聖視(?)はしていません。
それは、
「ほかの人の配慮で包み過ぎて、何も話せない世界なのでは?」
「ほかの人がのびのびしても、僕自身が窮屈になるのでは?」
「ほかの人が、自分が努力した分をかっさらっていくのでは?」
という「ほかの人はいい思いしているかもしれない」という、無意識にある恐怖心にあります。
このプログラムを通して、「そうじゃないんだよ」ということがわかる、「僕にとっても生きやすい社会であるのよ」と明白に言いだせるようになれればと思います。(もちろん自身の努力も忘れないで)
こんなにもやもやしても、僕はきっと(いつか)旅に出る
たったの2日間でも、大量のもやもやがあるわけです。
「こんなにも僕らは人を傷つけていく要素があるんだ」と。
だけど、それでも「僕はきっと旅に出る」から、この曲を選んだのかな?と勝手に思ってます。(曲が素敵なことも間違いないですけど)
歌いだしから、プログラムの内容に沿ってて興味深いです。
同じプログラム参加者と、いやもしかしたら「もやもや」自体が「君」なのかもしれないけど、曲がった魂を整えていく、そんな「旅」なのかもしれないです。
そんなもやもやと出会うかもしれない、辛く感じるものかもしれない、それでも「きっと旅にでる」、場合によっては「またいつか旅に出ている」のかもしれません(現に、すでに2回目の参加者がいるくらいですし)。
それは、この「僕はきっと旅に出る」という曲の中に繰り返されるフレーズに託された思いに、「Divercity & Inclusion」の実現された社会、いや、あえてここは「U&I」という愛に包みあえる社会自体が実現された姿を、旅で探しているだと思います。
そして最後、旅が終わるときに、"きっと" "いつか" また「旅に出る」と意思を強くして、果てには
と、君(You)さえも待って、ともに羽ばたいて、旅に出れるように。
そんな旅でありますように。
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