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”きっと” ”いつか”旅に出る Divercityの海で②
おばんです。住んでいる川崎は急に暖かくなってきました。気が早いかもしれませんが半袖のTシャツを引っ張り出すくらいには暖かいです笑
昨日から、こんなプログラムに参加しています。
\Diversity Journey カサブランカ号出港!/
— COMMON BEAT/コモンビート (@commonbeat) March 13, 2022
D&Iを対話や体感やエンタメを通じて学ぶ入門プログラム、「Diversity Journey」の第2期が始まりました!
大学生から教師に会社員に経営者に…新たなメンバーを乗せた旅の始まりには、第1期のメンバーもお見送りにきてくれました。#DiversityJourney pic.twitter.com/5CIcyAiTYn
Diversity Journeyは、「違い」を切り口に「わたし・あなた・社会」に向き合い、対話とアクションを通して「多様性への身だしなみ」を学ぶ、1ヶ月間のオンラインプログラムです。
参加しようと思ったきっかけについては、以前このnoteで書きました。
つまり「僕ら個人は、どんな意見を持つか?そしてその意見を受け止め、対話し続けられるか?加えて、憂鬱を憂鬱と明白に話し続けられるか?」ということがこれからの時代は問われる。
すなわち、「Divercity & Inclusion」を、知っている、聞いたことがあるではなく、「血肉に浸透できるか?そのような人になれるか?多くの人を巻き込めるか?」が一つの勝負と言える。
その時代が一通り終わってみて、社会が良くなってないなら、歴史が問い詰めてくるのだから。その審判を受けて立とうと思うんだ。
たかがオンラインの対話プログラムだ、といえども、これから始まるプログラム内での「ロックを語る」時間のこけら落としが、「誰かのうちのひとり」ではない「僕、私」を見つめる時代を作る場になれるなら、まさに本望といったところだと思う。
このプログラムを通したテーマソングに、スピッツの「僕はきっと旅に出る」が選ばれていました。
”Divercity Journey"という名の通り、「旅に出る」というのがテーマになっているのです。
個人的な感想とともに、歌詞も読んでみようと思います。
多様性の海、とはいうけどさ
多様性の海に漕ぎ出でてみよう、がテーマの本プログラム。
6週間、ワークする8日間+αでみっちり「Divercity & Inclusion 」について学び、理解し、先述の表現を借りれば「血肉に浸透し、多くの人を巻き込む」人になることを目指します。巻き込んでいくのは、終わってからも続きますが。
一方で、「多様性」とは何か?ということから問いが始まるわけです。
何も知らないのに、いきなり「多様性を受け入れられる人間」になれるわけがないのです(だから難しいんだよなという話であって)。
「D&I( Diversity & Inclusion )」とは「U&I」
プログラム自体は、昨日スタート、今日が8日ある集合の中の2日目でしたが、僕が印象に残っているのは、「Diversity & Inclusion」よりも、まずは「U&I」からだよ、という話でした。
※ちなみに衝撃を受けたことは多々あります。個人的な衝撃は「マイクロアグレッション」を学ぶ時間でした。これ意識していたら、たぶん僕はしゃべれないレベル…だけど事実であるよな‥‥と終始震えていました。
奇遇にも、前回書いたnoteにも、
「誰かのうちのひとり」ではない「僕、私」を見つめる時代を作る
と書いていました。
このプログラムで学ぶ、「Divercity & Inclusion 」という難しい概念は、「私が、あなたと、敵対しない、差別しない(されない)、心地よく、理解しあい、そしてのびのびと共に生きる」ためのものであって、(極端に言えば)社会における活動というよりも、「僕、私」を見つけあえる世界をつなぎあう、”個々人、市民”という単位において必要なことなんだ、ということだと理解しています。
そのためなら、この学び、そして学びを通した自身の生き方、ふるまいに反映させていく作業はやる気になるものなのかなと感じました。
僕にとっても生きやすいですか?と問うのはわがままでしょうか?
一方で、僕は、正直言って、多様性社会をあまり神聖視(?)はしていません。
それは、
「ほかの人の配慮で包み過ぎて、何も話せない世界なのでは?」
「ほかの人がのびのびしても、僕自身が窮屈になるのでは?」
「ほかの人が、自分が努力した分をかっさらっていくのでは?」
という「ほかの人はいい思いしているかもしれない」という、無意識にある恐怖心にあります。
このプログラムを通して、「そうじゃないんだよ」ということがわかる、「僕にとっても生きやすい社会であるのよ」と明白に言いだせるようになれればと思います。(もちろん自身の努力も忘れないで)
こんなにもやもやしても、僕はきっと(いつか)旅に出る
たったの2日間でも、大量のもやもやがあるわけです。
「こんなにも僕らは人を傷つけていく要素があるんだ」と。
だけど、それでも「僕はきっと旅に出る」から、この曲を選んだのかな?と勝手に思ってます。(曲が素敵なことも間違いないですけど)
歌いだしから、プログラムの内容に沿ってて興味深いです。
笑えない日々のはじっこで 普通の世界が怖くて
君と旅した思い出が 曲がった魂整えてく
同じプログラム参加者と、いやもしかしたら「もやもや」自体が「君」なのかもしれないけど、曲がった魂を整えていく、そんな「旅」なのかもしれないです。
そんなもやもやと出会うかもしれない、辛く感じるものかもしれない、それでも「きっと旅にでる」、場合によっては「またいつか旅に出ている」のかもしれません(現に、すでに2回目の参加者がいるくらいですし)。
それは、この「僕はきっと旅に出る」という曲の中に繰り返されるフレーズに託された思いに、「Divercity & Inclusion」の実現された社会、いや、あえてここは「U&I」という愛に包みあえる社会自体が実現された姿を、旅で探しているだと思います。
星のない空見上げて あふれそうな星を描く
愚かだろうか? 想像じゃなくなるその時まで
(中略)
小さな雲の隙間に ひとつだけ星が光る
たぶんそれは叶うよ 願い続けていれば
愚かだろうか? 想像じゃなくなるその時まで
そして最後、旅が終わるときに、"きっと" "いつか" また「旅に出る」と意思を強くして、果てには
心地よい風を受けて 青い翼広げながら
約束した君を 少しだけ待ちたい
と、君(You)さえも待って、ともに羽ばたいて、旅に出れるように。
そんな旅でありますように。
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![嶋田尚教(しまさん)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108676638/profile_72067321229cf4046273cac313a20cae.png?width=600&crop=1:1,smart)