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005.私的節約術(概論)

本気で退職を決意し、失業期間の生活費捻出のため取り組んだ節約について書きます。まずは固定費の見直しでした。

1)固定費の見直し


・家賃--82,000円のワンルームマンション→71,500円の2LDK
 年間126,000円削減

 ずっと賃貸で、その気楽さから、中古でもマンション購入の選択肢はナシ。希望は家賃マイナス2万円。数ヶ所内見してみたけど、車もないし、あまり不便なところは難しいと考え、広さと駅近以外のカウンターキッチンやオートロックなどの条件は全て断念。イメージは「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回に出てくる、とわ子の母の友人マーさんの住む昭和感あふれる部屋。さらに内見して、不人気沿線の地下鉄駅近で、大きな公園の側の築年数の古いオンボロマンションに決めた。それでも結局月に約1万円下げるのがやっとだった。年金生活になったら、もっと安いところを考えないといけないな〜。
引っ越し費用は雑費も入れて45〜50万円くらい。

・家電の買い替えによる光熱費
 年間推定約30,000円削減

前は備え付けだったのが今度は自分で付けないといけなかったエアコンと、ちょうど買い替え時期を迎えた冷蔵庫とテレビ。出費が重なり非常に痛かったが、電気代の節約にはなった。引っ越しと電気代の負担軽減策が実施された時期が重なるので、正確にいくら削減できたかは不明だけど、負担軽減策実施前で月4,000円くらい下がってた。前のお部屋のエアコンがとにかく古くて、しかも広さは同じくらいなのにワンルームだったので、夏と冬の電気代が尋常ではなかったから。
エアコン2台と冷蔵庫、TV、掃除機の購入費用45万円くらい。

・スマホの乗り換え
 年間約36,000円削減

どの節約術でも紹介されていますが、具体的にどこに行ってどんな手続きで乗り換えたら良いのかな?と漠然と思って放置していたら、姉がちょうど同じソフトバンクで、ワイモバに乗り換えたとかで、教えてもらい、ワイモバのお店の窓口で手続きしてもらいました。
その後、ネットからさらに安いコースに変更を試みたのですが、なかなかできなくて(1ヶ所チェックを入れるところに気付かなかった)、これからなんでもネットで申し込む世界になって行くのに不安を感じてしまった。

・その他 16,900円削減
引っ越しで使わなくなった百貨店系のカードを解約し、2,000円の年会費を削減。マイクロソフトのサブスク(年/14,900円)も自動更新をストップ。
保険は個人年金にしか入ってないので見直しナシです。もらえる日が待ち遠しい。
Adobeのサブスクは使っているので継続。動画視聴などほぼしていないのに光回線にしているのは無駄のように思えるけど、手続きが面倒で今のところそのままにしている(今後見直すべき)。

月の予算、年間予算を考える時間が増えました。

元々浪費家で、衝動的に高い買い物をしたりするので、変動費の節約も私の場合、効果アリでした。

2)変動費の見直し


・食費と日用品
 年間推定240,000円削減

月6〜7万円使っていたのを月4万円くらいに減額した。高級食材を買わなくなって、外食・惣菜購入をかなり減らし、月2万円以上は節約できているかと思う。2023年からはきちんと家計簿をつけて集計・見直しを行なっている。
家計簿は、面倒と言われがちだけど、スケジュール帳を書くのが好きな人は、費目や掲載金額のルールさえ決めてしまえば続くと思う。私の場合、食費と日用品はスーパーのレシートの合計金額しか記載しておらず(底値で買えたらうれしいので、それは記入する)、費目ごとの支出を把握するのに使っている。

・娯楽費
 推定300,000円削減

ほぼライブの追っかけ費用に当たる。節約を始めてすぐにチケットを取っていた地方公演3公演があったのが、会社辞めたすぎてメンタルやられていたので行けず、チケット代は無駄にしたけど、交通費・宿泊費は浮きました。以来、交通費のかかりすぎるところはNG、近隣県のみチケットを取る、格安で移動できる方法を探す、などしてます。

・被服費・美容費
 年間300,000円削減

普通の服も靴もここ数年ずっと買ってなくて、いわゆるバンドグッズ、物販と言われるもので買ったTシャツやパーカー、ブラウス、ジャケットなどを着用していたのですが、それもほぼ辞めた。グッズ売れないと運営が大変なのもわかるので、たま〜に購入もするけど、申し訳ないくらい少しです。
白髪染めに月イチ美容院に行っていたのも、値上げされてから(施術内容によるけど、1回14,000円〜18,000円になった)隔月にしてもらった。今後はイザという時(!?)のみにして、できるところは自分で染めるつもり。
化粧品もデパコスNG、その他化粧品も全てグレードを落としてなるべく買わない、使わないようにしている。
それにしても今までナントたくさんの服や靴、バッグを買ってきたのだろう(一時期、着物にもハマってたw)、と感心する。その分買わずに貯金していたら今頃は余裕で暮らせたかもだけど、だけれどもそれによってウキウキと高揚し、ワクワク心躍らせて出かけられたのだから、それはそれでヨシとするわ!

・趣味費
 年間50,000円削減

ついつい買ってしまう刺しゅう糸。多分一生かかっても使いきれないほど持ってる。

編み物やソーイング、刺しゅうなどの手芸が好きで、その材料や本、道具をつい買ってしまう。ところが買ったところで満足して作る時間がないことが多く、大量在庫を抱えているので、もう絶対に買わない!と誓いを立てている。持っているもので何か作ります。同様に絵を描くのも好きで、スケッチブックや絵の具、ペンなど購入するも、…以下同文。持っている画材で楽しみたいと思います。なので、今後、この費用は凍結。…多分。読書も趣味なのだけど、本を読む割に本が少ないね、と友人に言われる。学生の頃から図書館派で、本の所有にあまり固執しない。前の家は図書館が遠かったので、買わざるを得なかったが、今は図書館がすぐ近くなので、いくらでも借りて読めて、とても良い感じです♪

・医療費 現状維持
今後増えつつあると考えられる費目。増やしたくないので健康に気を遣っているつもりだけど、次々現れる不調。現在は月6,000円の予算を計上している。現状維持を目指す。


仕事を辞めたくて、悲壮感に包まれながら節約をしているうちに、だんだん節約が趣味になって、今は楽しんでる。家の中がいろんなもので溢れているので、有給休暇中に、それを棚卸ししながら片付けて、今まで買って使えてなかったもので楽しく暮らしていきたい。

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