070.植物散歩/ユリノキの花
雨があがって、カラっと晴れて爽快な初夏の気候となったので、植物散歩に出かけてきた。植物も気持ちよさそう。公園はどんどん緑が濃くなり、葉が生い茂っている。
私のお気に入りの木のひとつ、ユリノキ(モクレン科ユリノキ属)も花が満開だ。渡来時の明治時代、チューリップみたいな花が咲くからチューリップツリーという名前がつけられていたのに、日本ではわかりにくいので、「百合の木」と訳されたのだと聞く。葉っぱの形がハンテンに似ているから「ハンテンボク」と呼ばれたりもするそう。私も先に葉っぱの形から図鑑で同定しました。
ユリノキは散歩コースにかなり多く植えられているのだけど、結構大きな木ばかりで、近くで観察するのがなかなか難しい。
横浜に遊びにいった時に、みなとみらい辺りに結構植えられてて、ひとりで散歩している時に見つけて、旅先で知人にあったようなうれしさでした。
それで、いつも見上げてばかりで、お花も下からしか見られなくて、お花を上から見てみたいなといつも思っていた。ドローンか脚立を持って散歩に行きたいな、と。
去年に散歩コースの一番大きな木に、下に伸びている枝を発見!これはいいやん〜とお花が咲くのを心待ちにしていたら、公園に行けない日が重なり、もう枯れかけになっておりました。
プリミティブな雰囲気で思ってたのと違ったw もう一つ蕾を見つけたので、その次の週にも行ってみたのですが、咲いて少し時間が経ってて、今年はそのリベンジ、と思ったのですが…。
もう結構開いてしまっていました。去年も同じくらいのをたくさん撮っていて、今年は「咲きたて」を撮りたかったのだけど。おとといの曇りの日に行っておけば良かった。この高さに咲く花は毎年2つだけなので、今年はもう終わりです。
会社に行ってて撮り逃したら腹立たしいけど、そうではないので、なんとなく、まあいいか、といった心境w
ユリノキは落葉樹なので、この後は実をつけて紅葉して落葉します。
種は真ん中の軸に螺旋状にたくさんついてて、内側からパラパラ落ちています。タネをたくさん振り撒いてる割に、芽が出てるのを見ないので、発芽するのが難しい木なのかな?それともあちこちで芽を出しているけど大きくなれないのかも。
今日は、他にはナンキンハゼの葉っぱが生え揃ってきたり(お花が待ち遠しい!)、タイサンボクの新しい葉が出て古い葉がどんどん落葉して蕾が大きくなっていたり、を観察しました。
2022年と2023年に撮影した画像ホルダーを見て思ったんですが、毎年同じ植物の同じような写真ばっかり撮ってる!
同じものを忘れて買ってしまうように、去年も可愛い〜と思って見つけた植物を、今年も同じように可愛い〜と見つけて撮っている。昔に「うる星やつら」に「ビューティフルドリーマー」って、ずっと堂々巡りの時間のループみたいなハナシありませんでしたっけ?アレを思い出しました。