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みちづれは いても、ひとり

寺地はるな・光文社・2020/09/09・Amazon本の詳細から

女ふたり、旅に出る・・
夫・宏基と別居中の弓子は、アパートの隣人・楓と時々一緒に食事をする仲だ。別居後すぐに宏基は失踪したのだが、ある日義理の母から、故郷の島で宏基を見かけた人がいる、という話を聞かされる。執拗に言い寄ってくる社長がいやになり会社をやめた楓と、職探し中の弓子は、気分転換と休息を兼ねて島への旅に出ることにした。女二人の旅の行く末は――。

Amazon本の概要から

図書館で見つけた1冊。
女友達 いるの 羨ましいなぁって思うことがある。
誘ったり、誘われたり。でも本当は
疲れる時もある 怖い時もあるし、断れないし
受け身しかとれない。自分のそういう所
理解してる。

ある時、「あっ お友達歩いてるよ」と言ったら
娘 「友達じゃないよ クラスメイトです!」と
力強く言われた。「ごめん」となぜか謝る母。
高校までは1クラス35人から40人?
1つの教室で・・なんとも厳し環境だ。
「友達ってなに?親友なんてもっと意味わかんない」と我が家で熱く娘と女子トークしたこともある。
結局のとこ究極 私(1)娘(4)人いますから
なんとかなるでしょ-でした(笑)

さてこのお話は、アラフォー女子2人の相手への
思いやりと適度な距離感を匂わせながら
進んでいく友情の話かな。
2人で島に旅行に行く。ここで起こる出来事が
メインですが、よく聞くある夜飲みの失敗や
"ひえぇ-!!という事まであり、読み応え十分。

ことある事に話は聞いてくれる。
余計なことは言わない、でも叱ってくれる。
"これ以上は甘えてこないでよ!!"
こんな台詞もあったと思う。いいな こんな関係。




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