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ベンチャー企業での経営企画の醍醐味

はじめまして。primeNumber(pN)の経営企画チームで働いている嶋本幸之助と申します。

財務会計のコンサルタント、宇宙ベンチャー企業のファイナンス部を経て、2025年1月にpNへ参画しました。

今回はベンチャー企業の経営企画の醍醐味を入社エントリーという形で紹介したいと思います。


自己紹介

和歌山県和歌山市の片田舎育ち→東大→社員数200人前後の財務会計コンサルティングに新卒入社→宇宙系ベンチャーのファイナンス部門→pN入社という経歴です。

1社目の財務会計コンサル在籍時には、社内のトレーニー制度に応募し、社会人3年目ながらフィリピンに駐在して子会社を運営するなど、今までと異なる環境に飛び込みチャレンジするのが好きな性格です。

財務会計コンサルや宇宙ベンチャーのファイナンス部で経営企画の業務を学び、新卒からずっとベンチャー企業に所属していました。その醍醐味を紹介しつつ、pNの仕事の魅力も色々綴りたいと思います。

 

そもそも経営企画とは


会社の将来への道筋を示す

経営企画の業務として、経営計画やKPIの策定・管理、改善に向けてのPDCAなどが挙げられますが、なんとなくピンとこない人が多いと思います。一言でいうと、これらの業務は「会社の目的達成への道筋を示す」ために行っています。

例えば、経営計画というのは、会社の目的達成のために向こう数年間の業績をどうしていくのか、そのために何をする予定なのか、を示したものです。

マラソンで例えると、「いつまでに何キロ走るの?」が経営計画のようなものです。走っている側からすると「いつまでに何キロ走るの?」が分からなければ、今走っているところが良いのか悪いのか、もっとペースを上げるべきか、このままでよいのか、分からず混乱します。またランナーを応援する側から見ても、このランナーはこれからどれぐらい走ると良いのか分からないので、どのように応援すればよいのか分かりません。

経営企画は「会社の目的達成への道筋を示す」ことにより、働くみんなが混乱せずに働き、株主、借入先、取引先などが応援しやすい環境を作ることを目指します。

予算や経営計画を新たに導入、または精緻化することで、より多くの人が会社の経営に興味を持ってもらえた時、経営企画としては醍醐味を感じます。


企業価値を上げる

応援しやすい環境を作ることに関連して、資金調達を行う企業や、上場を目指す或いは上場している企業にとっては、企業価値の向上は経営企画の最重要ミッションです。

上場時を含め、資金調達する際には、その時点の企業価値を基に株式の割当株数や資金調達額が決まりますので、企業価値が高ければより多くの資金を調達することができますし、企業価値が高い企業の方がレンダーも資金の融資をしやすくなります。つまり、企業価値を上げればより多くの支援・資金を得ることができます。

そもそも企業価値とは?と思うかもしれません。詳細は割愛しますが、企業価値は将来のキャッシュフローや利益、そして上場後であれば株価を基に計算されます。そのため、経営企画のミッションとしては、将来のキャッシュフローや利益を適切に見積り、利益を向上させる施策を考え、また株を買ってもらえるよう、企業の魅力をIR(Investor Relations)活動を通じて投資家への情報発信を行います。

IRや資金調達の際に企業の魅力をうまく伝えた結果、株価が堅調に推移し、多くの資金を調達できると、経営企画としては嬉しい限りです。

 

ベンチャー企業での経営企画の醍醐味

経営企画の役割を簡単に説明しましたが、ベンチャー企業の経営企画を紹介します。

 

仕組の構築に携わることができる

ベンチャー企業は日々組織が変わり、組織は生き物であると強く実感します。今の組織や仕組、ルール、商流は昨年のものと大きく異なっていることが多く、また来年になれば大きく変わることが当たり前です。そのため、常に仕組みの構築やアップデートが求められ、経営企画はそこに携わることが多々あります。

コストや現場の工数をかければ、ミスのない、完璧に近い仕組みを構築できますが、成長に向け常に人手・資金が必要とされるベンチャー企業において、管理に多くのコストはかけたくなく、よりスマートな仕組みの構築、導入が求められます。また仕組みが常に変わるので、アップデートしやすい仕組みを考えることも肝要です。

あるべき仕組みの把握のため、財務会計、内部統制、法務労務、商流、オペレーションなど様々な知識を常にアップデートする機会に溢れているのはベンチャーの経営企画の魅力ですし、現場フレンドリーかつ会社としてあるべき仕組みを実装できた時は、経営企画の醍醐味を感じます。

 

多種多様なステークホルダーと関わることができる

ベンチャー企業や社員数が数百人規模の会社では、日々ステークホルダーが増えてきます。新しい部署が新設され、また新しいメンバーが会社に絶え間なく入ります。また資金調達すれば新しい株主やレンダーとの関わりも増え、内部統制強化に応じて監査法人や社内外の取締役、監査役は増えていきます。

経営企画はこれらのステークホルダーとのコミュニケーションを日々行いますが、それぞれが持っている専門知識や経験、目線が異なるので、日々自分のビジネスパーソンとしての見識を広げることができます。

 

pNに入社してみて

pNの会社としてのフェーズとしてはまさしくベンチャー企業です。ここ2-3年以内に入社した人が多く、どんどん人が増えているので、仕組みづくりの醍醐味がたくさん転がっています笑

また、ベンチャー企業らしい雰囲気というよりも、冷静かつ理知的で成熟した組織の雰囲気があります。工数をかけて新たな仕組みやフローを導入する際にも、過去のやり方に執着することなく、シンプルに会社としてやるべきものや合理的なものは積極的に受け入れてくれる人が多く、仕事を進めやすいですし、純粋に組織として良い施策や仕組みを検討できる楽しさがあります。

また経理や経営企画などのコーポレートの部門は会社の監視、管理する所というイメージを持たれてしまいコミュニケーションが取りづらいケースもあるのですが、pNではコーポレート部門から部門横断的に、積極的かつフラットにコミュニケーションをとれるのは魅力的です。

 

最後に

ベンチャー企業の経営企画の醍醐味として紹介しましたが、これらの醍醐味は経営企画に限らず、ほかのベンチャー企業の部門でも当てはまることは多くあると思います。仕組みや組織が年々流動的に変化していく環境だからこそ、多面的な見識や対応力、判断能力が身についていきます。pNではその環境が整っています。

経営企画に限らず、ベンチャー企業で会社の成長とともに未知なる自己成長を実現したい方は、是非ともpNに応募してみてください。一緒に企業の成長に向けて奮闘するのを楽しみにしています!

 

https://herp.careers/v1/primenumber

 

 

 

 

 

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