オタクになれた24年。~シマまるの独り事~
アイドルって夢のある仕事だと思うんですよね。
ちびっこ時代、ありとあらゆるとことでやたら
「大きくなったら何になりたいの?」とか
「しょうらいのゆめはなんですか?」って聞かれるじゃないですか。
で、みんな「パン屋さん!」とか「ゴーオンジャー!」とか。
3歳の私は「スーパーマン!」って言ってたのですが、
年少さんの途中くらいからは数年ずっと「AKBになるの!!」って答えてました。
でもいつしか、
「大きくなったら何になりたい?」
「しょうらいのゆめは何?」
この答えって、一緒じゃなくなるときが来るわけで。
なんなんですかね。
夢と仕事は別物、って急に教えられて。
えぇ~別やったんかい!!ってそこで気づかされて
大人の事情とやらを呑み込んで「しょうらいのゆめ」を捨てて。
「おおきくなった」私は、全然思い描いた姿じゃなくて。
なんそれ!!!!
と思いながら今の今までなんとなく生きてますけどね。
でも。
アイドルって、
夢を背負うのも、夢を見させるのも、夢を叶えるのも仕事じゃないですか。
「おおきくなって」も「ゆめ」を追いかける。
両方叶えちゃうのすごいなって。
たくさんの人がそんな姿に
あの日の「ゆめ」を重ねたり、「ゆめ」の中に没頭して。
背負ったことがないからわからないけれど、
夢ってすごく重いと思うんです。
そんなもん背負ってたら動けなくなるくらい苦しいときもあるだろうなぁ…と。
夢のある仕事って、美しく、儚く、とんでもなく重い仕事かも
って最近考えるようになりました。
大人になっても、
アイドルじゃなくても、
別物でいいから
ゆめをみれるおおきなひとでいたいです。
就活こわい。
(忘年会で先輩や顧問にニコニコしながら精神的に首絞められました仕事ってなんなんだよー)
ってなことで。
こんばんは、シマまるです。
春休みぶりに実家に帰ってきて怠けてました。
全然年末感がないまま毎日ゴロゴロしてたら31日に。
明日には静岡に帰らねばなので、やる気を入れるためにも、1年をしっかり終わらせるためにもざっくり振り返ってみようとパソコンに向かっています。
今年1年は変化の1年でしたね。
一人暮らしを始めて、現場数も増えて、
いろんな人と出逢って、話して、
なんか、すごく幸せでした。
いろんな飲み会(飲んでない)にも参加させていただいて。
去年は「大人怖い!!!」って感じだったのに
いつの間にか全然恐怖はなくなってましたね。
ただ人見知りは直ってないから
来年はそこをしっかり直したいです。
なんとなく一緒にいた人の名前を後から教えてもらうケースが多かった…
ご挨拶できず申し訳ないです。失礼。反省。
こっち出てきてよかったな。
どうなっちゃうんだろうか不安でいっぱいだったけど
どうにでもなれることがわかったので
なんとか今後も生きていけそうです!!
1年あったことを1つ1つ振り返っていこうと思いましたが、
全部全部書いちゃうととんでもない量になってしまうので、
印象的だったことを3つほど書こうかな。
1.なまら好きだべさ~
もうね、崩れ落ちましたよね。
去年は参戦できなかった地元北海道公演に
静岡から遠征しましたが、すごく楽しかったな。
はじめて小中の頃から仲良しの親友を誘って
オタクシマまるの姿を見せたわけですが、
まぁ笑われましてね。
おま、シマまるって呼ばれてんのwww
……今でもはっきり彼女の冷たい眼差しを思い出します。しゃーなし。
それでも楽しんでいただいたようで
オタクとしても友達としてもめちゃくちゃ嬉しかったです。
あ、あと。
春ツアー企画、ありがとうございました。
#えびちゅう ○○ちゅう
公式様にも使っていただけたり、少しは春ツアーを盛り上げる手助けができていれば幸いです。
去年は個人的に行ったものを非公式企画として立ち上げ、
たくさんのファミリーの皆様に協力していただきました。
本当にありがとうございました。
ちょっとした裏話しようかな。
#えびちゅう ○○ちゅう
というハッシュタグ。
エビ中がえびちゅうになると発表されて
どうにかそこを絡めたかったんですよね。
あと、単純で簡単だということ。
地方企画としてまとまりを持ち、わかりやすいこと。
元々キャッチコピーを勉強してた人間なので
ネーミングをつけるときには何十から何百と書き出すのですが、
その中でも1番しっくりきてかわいいやつにしました。
ちゅうって語感、かわいい。
ひらがなになったからこそ、パッと見も丸みがあってかわいいし。
口に出して読んだときにも違和感なく、かわいいものがいいなって。
頭の中でネーミング案全部をののかまるの声で再生させるんです。
その時に違うなって思ったり読ませたくないなってものは即却下だし、
そのときにきゅん!!って感じたものがすごく良いのかなって。
#えびちゅうさっぽろちゅう
#えびちゅうおおさかちゅう
#えびちゅうおおみやちゅう
自分でもものすごく気に入ってます。笑
(↓アンケート)
来年も動かしたいなと考えてはいますが、
運用方法は見直しが必要かな…
公式だからこそできることもあれば、
非公式にしかできないこともあって。
盛り上げられるような発信ができればと思っています。
(先日校長に少しだけお話しできました)
もしそのときは
ご協力宜しくお願い致します。
2.「だって、あやちゃんだから」
これはですね、飲み会(飲んでない)でのお話です。
最初に言っときます。推し変じゃないです!!笑
7月?8月?くらいですかね。
今までよりぐんと現場数が増えたからか、悩んでいた時期でして。
(なんでだよ)
今まではずっと北海道住みだったのもあって、
"現場に行けること"が幸せだったのですが、
最近は+αで「あの曲聴きたい」とか「このセトリは〜」とか
「こっち見てくれないかな」とか。
自分の中にそれ以上の欲望があることに気付いたんです。
オタクってそんなもんだけどさ。
もちろん間違ったことじゃないし、
必然的にそう思っちゃうよなってのは客観的に考えた時には理解できるのですが、
他のファミリーと自分をどこか比べてしまっていたり、
こんなに求めてしまっていいんだろうか…って。
単純に"いるだけ"を楽しめなくなってきてる自分に悲しくなる、
みたいな。
思春期ですかね…
(違いますもう19ですよあんた)
で、の話なんですけど。
私、どこの誰とずっと一緒にいる、みたいなことが少ないほうで、
いろんなファミリーさんと交流してるんです。
その中でも台湾で面倒見ていただいていたことから繋がって10年選手(以上)なオタクたちにお世話になることは多くて。(いつもありがとうございます)
春ツ千秋楽でのSSA映像のミス(あやちゃんだけ出席番号の表示が抜けてた)で、結構荒れたじゃないですか。
タイミングもタイミングだったし、映像の内容自体思うことも多かったし、もしや卒業か!とかざわついて。
私はその憶測よりも、あれだけの決意を表した映像に不備があった状態で流した事実にキレてたんですけど…()
長く応援してる方はどう思ったのか気になって、15周年イベの後の飲み会で聞いてみたんです。
そうしたら、あやちゃん推しが口を揃えてね
「だって、あやちゃんだもん。笑」
って、一言だけ。
ふぇ~!あんな荒れてたのに!!!!?
私が結構荒れてたって話をしたら「そんな感じだったんだ~」ってすごい他人事なんですよ、自分の推しなのに。笑
そしたら続けてこうおっしゃったんです。
「だってね、あやちゃんってえびちゅう大好きだからさ笑」
誰に怒ることもなく、その「だって」との間に信頼と愛、歴史と思い出が詰まってたんです。
いつしかの配信で「私はクビって言われるまでいる!」って言ってたらしいし、あの子はタイミングだって考えてるだろし、全部わかってるから、って。
それに
「でも、例えそれがそうなんだとしても、別に、ね?」
私たちはあやちゃんについていくだけでしょ??って。
私にとって、すごく衝撃的だったんです。
当時、いつか体制が変わってしまうこと、今も少しずつが形が変わり続けていることがずっと怖かったんです。
本当楽しくて。毎日楽しくて。
これ以上ないくらい、追っかけてて、生きてて楽しい。
大宮のnoteでも書いたような気がするけど、いろんなファミリーさんに出逢ったからこそ、この熱量で永遠に応援し続けられる自信がなくて。
たぶん、自分が変わってしまうことが1番怖かった。
だから春ツアーは、"今"を楽しもうってスタンスで現場に行ってたんですけど、
その話を聞いてからは"今を楽しむため"に現場に行くようになれました。
飲みの場にはりななん推しも、
ぁぃぁぃ推しも、ひなちゃん推しだっていて。
その人たちと"今"出逢えてることが、
きっと一つの答えだろうから。
先人のオタクの皆様からはこれだけじゃなく、
歴史や伝統、謎イベや特典会、ライブの楽しみ方、、、
などなど、たくさんお話しを聞いて学んでいます。
コリラックマの頭が転がるフリラと聞いたときは全く理解ができなかったけど
アナーキーハンドシェイクも覚えてみました
ライブでの楽しみ方も人それぞれだけど、
背中を見て自分の軸みたいなのができてきたかな。
視野がぐんと広がった気がします。
3.推しとはじめまして
これが1番でかい。
はじめて特典会というものに言って、目の前に推しがいました。
握手までしました。
第一印象は立体的だ!!生きてる!!!です。
存在するんだな、、空想上の方じゃなかったです。手あったかかった。
……キモいな私。笑
でも、風見和香さんにお会いしてから
概念の在り方は大きく変わった気がします。
今まで、アイドルを応援してきたんです。
アイドル風見和香。(そりゃそうです)
なんというか、偶像だったんですよね。ずっと。
自分の中で作りだした憧れであり輝きで、こういう子っていうのがあって、物語の主人公でした。
うーん、うまいこと言えないけど、
どこかやっぱり、何かのキャラクターだと思ってしまってところが大きかったかも。間違いじゃないです。アイドルってそういうことだから。
でも、はじめましてして、話をしていく中で。
ずっと手の届かない存在なのは今も変わらないのですが、
物理的に手を握ってしまったあの日から、
偶像が人間だってわかってしまって。
そこも含めて、もっと応援したくなりました。
あれからね、あんまりちゃんとしたレポは書いてないですけど
だいぶおしゃべりできるようになったんですよ!!
特典会前にお腹痛くなることもなくなったんです!成長!!笑
アイドルとしての彼女を応援したいと思っていたけど、
風見和香という人を応援したい。
私はたぶん?特殊なほうではあると思うのですが、
オタクはオタクでもさっぱりしてるところはさっぱりしてて。
(それが重いと言われるけど……笑)
ただ、今は、
えびちゅうで輝くあの子が1番好きだけど。
神様だとは思ってないし、
絶対アイドルやめないで~とは思ってない。
もし今後、彼女が人生の中でメディアの外で暮らすことになっても
それはそれでいいし、ずっと笑って生きてくれればいいな~って。
(実際にその状況になったことがないから綺麗事なのかもしれないけど)
キモいな私……(2回目)
いろんな解釈があってよくて
何かを否定するわけでもないし、
肯定するわけでもないけど。
今までふわっとしてたことを
解釈できるところまでステップアップできました。
たぶんこれからいっぱい考え方も変わると思います。
2024年の私はこう思ってます、という記録。
思ってたより書いてしまった、、、
シマまる的おたくまとめです。
楽しかったなぁ2024年。海外にも行けたし大満足です。
今までもえびちゅうのオタクだったつもりだけど、
なんというか、オタクになれた1年でした。
来年も楽しみだ。
さっそく明日は演劇版レ・ミゼラブルのために映画みて静岡帰ります。
よいお年を。
そして、あけてから読んでくださった皆様、
あけましておめでとうございます。
2025年もよろしくお願いします!!!!
ただのオタク
シマまる