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フードサービス|週刊業界ニュース2022.12.13
身近な外食ビジネスや社会インフラの役目を担う給食など食の領域にまつわるニュースを週ごとに配信しています!業界研究や新しい視点にお役立てくださいませ。
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❚「こんな居場所があって助かりました」若者・現役・シニアの3世代交流を目的とした「街中スナック」が東京都荒川区で5店舗目を出店
コロナ禍での対面コミュニケーションの減少、高齢化や再開発などによる地域の変容といった流れの中で、若者からシニアまで世代を超えた「コミュニティ」「居場所」を提供する、地域貢献型の“新しい飲食店”です。
従来のスナックとは異なり、若者世代がママ/マスターをつとめ、あえてカラオケなどを置かずに、お客様同士そしてママ/マスターとの会話が楽しめる居場所です。お客様の深酒防止やスタッフの健康にも配慮し、22時には閉店いたします。街の方々と共創したイベントを随時発信することで、「街中スナック」から生まれるコミュニケーションを街づくりへと繋げてまいります。
❚ 次世代型養殖技術の閉鎖循環式陸上システムユニット『ARK』でのバナメイエビ養殖の実証実験開始のお知らせ
日本の水産業が抱える課題
日本の水産業をとりまく現状は課題が多くあります。漁業従事者は直近20年で高齢化し後継者不足の問題を抱えており 、35%も従事者人口が減少しています。漁獲量については、年によって変化する不安定な状況が続いています。こうした状況から、漁業を営む企業の経営は不安定さを余儀なくされ、安定的な雇用、賃金の増加が見込めない状況となっているのが現状です。その結果、後継者不足や労働者不足は年々加速しています。
また漁協単位で漁業権・海水利用権を獲得しているため、多大な初期投資が必要であり、新規参入者にとって大きなリス クとなっています。また技術については、知識や経験など主に感覚に基づいたものであることが多く、これも新規参入が 難しい業界構造を生み出す一因となっています。
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❚ シダックス・オイシックス社長対談、「BtoBtoCのビジネスモデル創出で更なる社会課題解決目指す」
髙島 シダックスの魅力は3つある。1番すごいと思うのは、現場の方々の人材力である。現場の方々は皆、社会的使命感を強く持っており、病院給食提供など緊張感のあるお仕事を正確かつ高いモチベーションで行われている。2つ目は、合理的経営力である。そうした繊細で知識・技術が求められるお仕事を自社の強みを活かして合理的に遂行されている。3つ目は、合理的だけでない、文化的なところだ。対話や集会で語り合うことを大事にされている点やスポーツイベントに関心を持たれ様々な支援を実施されている。
志太 たくさんあるが、オイシックス・ラ・大地の一番の魅力は社会課題解決への想いだ。一緒に未来を考えられる嬉しさがある。当社はBtoB、オイシックスさんはBtoCの事業領域だが、協業することでBtoBtoCが可能になり、これまで日本になかったビジネスモデルが作れる。協業による新たな社会課題解決ができるのが楽しみだ。