3,幻のビギナーズラック|素人が株で約5000万円近くの大損
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僕の株購入の始まりは、自分の勤先の持ち株を積見立て購入したことに始まります。その後、数年前から、自分が興味があって将来性がありそうな株を購入していました。オイシックス、リタリコ、DeNA、コメダコーヒーetc 自分が好きな商品、面白そうなビジネス、尊敬できる経営者の株を購入し、プラスになったら売るという感じでした。短期の値動きに左右されず、プラスになったタイミングで売る。という感じです。
利確のタイミングを逃してしまいましたが、オイシックやリタリコ などは一時期凄く含み益が大きくなっていました。自分が利確したタイミングはそこを逃し、ぼちぼちだったと思います。まぁプラスやし、上出来か と言った具合です。
大きな含み損が出たのは、パナソニック株。樋口さんがマイクロソフトから出戻りし、経営共創基盤の冨山さんが社外取締役をやっていることもあり、改革が進むと期待して、購入。ただこれも数年持っていようと思っていましたが、テスラも不調でスルスルと下落して言き、津賀さんの改革がなかなか上手くいかないという日経の記事を頻繁に見られるようになり。どんどん下がって行きました。
自分の中での初めてのビギナーズラック(実際には利確できなかったので幻のビギナーズラックですが)は2019年の春頃に購入した(確か2−3月)、労働の機械化が進むと見立て購入したRPAホールディングス(6572)という銘柄です。この株価が一時期2倍位になりました。この含み益は、眺めているだけで幻に終わります。そのまま、保有継続してしまったのでその後の決算が最悪で機関投資家の空売りと、投売り三昧で大暴落しました。
ここで損切り出来ず、ナンピンし、RPAの株は保有し続けていました。
3−5年後には戻るやろと。この時は未だこれでも余裕がありました。
一つだけ自分の中に残ったのはRPAホールディングスの2倍に含み益を見たことで、「当てれば儲かる」「自分の見立ては割と筋がいいかも」と勘違いしてしまったことです。
思えば、一瞬の含み益があっても、損失が拡大したら損切りする
という習慣ができなかったこと。
損失への恐れの欠如が十分になかったことが、今日の最悪の末路への始まりであった気がします。