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【REAL⇔FAKE2】最終回感想文【リアフェはいいぞ】

とにかく楽しい全4話でした!
正直2話あたりでコレをあと1時間(30分×2)でまとめれるのかと思いましたが綺麗にまとまってました。
僕はアクションが好きなので最後に戦うシーンもあって大満足の最終話で文句なしです。

では今回も僕の個人的解釈と好き勝手な感想を語りたいと思います。
最終回ということで総まとめな感想や役者1人ずつの好きポイントなど長文で語っていきたいと思います。

前回の記事はこちら↓


今回楽しすぎてかなり長文です。

前半は物語について、最終話のリアタイ感想、後半は役者1人ずつの感想を語ってます。


テンポ良いストーリー展開が飽きさせない


前回も良かったけど僕は今作の方が好き。
2時間しかない中に詰めるだけ詰め込んで説明不足な部分もあったけど、ハラハラドキドキの展開を毎回持続させ、最後に綺麗にまとめてあってストレスなく見れた。

最近だと「東京リベンジャーズ」という漫画があるんだけど、原作はとても面白いのにアニメのテンポが悪くて残念だったのでテンポって大事なんだなと思った。

もちろんリズムって人によって心地よい早さがあるから、たまたま僕が東リベのアニメのテンポがゆっくりに思えるだけで大衆からは良作アニメと思われているかもしれないし、逆にリアフェは展開が早すぎてついていけない人もいるかもしれないのでこれは個人的な趣味でしかない。

でも、昨今はこのくらいのテンポが向いているのではないかなと思う。

たまに古い作品を見ることがあるけど全体的にのんびりに思えることが多く、歌でも昭和曲はゆっくりで令和曲は早いものが多いじゃない?
2.5次元舞台俳優を起用したドラマなら10代~30代がメインターゲットだろうからネット社会慣れした世代にはちょうどいいと思うんだ。
(…と偉そうなこと評価してるけど人生序盤の人が繰り出す意見なんで昔と今をちゃんと比較出来てない)

作品としては実は長編よりも短編の方が作るのが難しいはずなので全4話に収めた脚本、演出、編集が凄いと思う。
特に役者が舞台公演の合間に撮影してるからスケジュール的に時間取れない俳優もいる中ここまで出来るのは凄いなって思った。


説明不足を想像力で補うオタク能力


全4話で収める内容じゃないほどにいろいろあり過ぎた今作。
例えば凪沙のシーンとかは結構はぶかれたシーンが多くて最終話でも3人に合流するシーンはないのだが、だいたいの視聴者が2.5次元(もしくは2次元)慣れしているので行間を勝手に補足する能力が一般より上だと想定すると、なくてもなんとかなる。

そこは漫画やアニメや舞台を多く見て来た経験値にもよるかもしれないし、もともと妄想力が高い方が有利になる。

そういう意味で一般の人がリアルフェイクを見て100%楽しめるかはわからない。
僕はもともと妄想爆発型だから大丈夫。そして、余計に他人の感想が気になってしまう。
このシーンどうみんなは解釈しているんだろうかと。

友達に「まどマギ」が好きな人がいる。
僕も「まどマギ」が好きだ。
でも明らかに彼が見る「まどマギ」と僕の見る「まどマギ」は見てる部分が違うのだと普段の会話からわかる瞬間がある。
「そういう楽しみ方なんだ!」とか、「その視点からは見ていなかった!」とか。だから他人の反応や感想は毎回楽しい。

今回のリアフェもみんなにどう解釈されたのか、はぶかれて描かれてない部分はどう相手の脳内で処理されたのか気になるわけだ。


細かいことで例に出すと、凪沙が監禁された部屋に闇金の悪者二人がやってきたシーン。

ドアを必要にガチャガチャと乱暴に扱い、凪沙を怯えさせ、そして最終的に鍵を開けて中に侵入するシーンだ。
演出としては恐怖を煽る部分だけど冷静に考えると「鍵あるのになんで最初ガチャガチャしてたの?」というツッコミが出て来る。

これは僕の妄想だとこう補足される。

悪者が凪沙の居場所を突き止めドアの前まで来た。入ろうとしたら鍵がかかっている。無理やり開けようとする悪者A、悪者Bはその間に鍵を探しに場所を離れる。
その間も無理やりドアを壊して入ることを試みる悪者A、そこに鍵を見つけて戻ってきた悪者B。無駄にガチャガチャさせるのをやめて鍵を回した。

これでこのガチャガチャした後に鍵を回して普通に入ってきたシーンが説明出来た。
(もしも悪者が二人組でなかった場合、鍵を持ってるのに使うの忘れるバカが出来上がってしまうね)

こんな感じで勝手に補足するのだ。
もしも脚本家がそんなことは考えてなく、ただハラハラ感を演出しただけだったとしてもだ。

そうやって作品は視聴者の解釈によって作られる部分がある。
征行と凪沙のベッドの狭さを見て誰かの脳内で1つのサブストーリーが出来上がるのもしかり。

はぶかれた部分が多いほど視聴者側に解釈を委ねられる。
そこに答えはないけれど、そういう部分が多ければ多いほどオタクは燃えるものではないだろうか。
だからリアフェに説明不足が発生しようとも、構わない。

唸れ、僕らの察し能力!腐った目で見れば全員カップル!
(※僕は腐男子ではありません)

因みにいくら丁寧に説明しても制作側の思う通りに全員が受け取ることはないで、丁寧に説明や演出された作品が名作になるかと言えば間違いだと思う。


最終回の視聴感想文(箇所書き)


OPの1人ずつアップで出る演出のところ。
荒牧と植田が金網フェンス超しなのは今回狙われている二人ってことか。
金網フェンスに手を添えてる和田も(巻き込まれ)狙われてた。
顔を汚してるのが、植田、りゅうじ、和田なのはなんだろ。
暴力シーンあるメンバーだから、「手を汚す」の意味?
1人だけ水に滴るガラス超しの村松は完全に別行動(ハッカー)だった。
真意はわからないけどそう捉えておこ。
OPの時点でアストラリングが悪者じゃないってわかるよなこれw
円陣にいるもん。

神代さん俳優の演技好き

アストラリング治安悪いところでダンス練習してるなー
あと二人仲良しだ。

お互い目が合ったところで笑顔でダンスしてるじゃん。
僕も体育の授業でダンス練習友達としてたけど特に見つめ合って笑いあってないわ。おかしいな僕らも仲良しなはずなのに。

つまりアストラの二人はブロマンスか!

ブロマンス好きだから軽率にブロマンス仕立ててくよ、僕は。


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