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自分のことが好きになるヒント③

②のおさらい

精神分析の創始者であるフロイトは、人の発達過程は自己愛から対象愛へと変容していくものであると考え、自己愛という概念には“未熟さ”や“ネガティブなもの”というニュアンスが含まれている


自己心理学の創始者であるコフート自己愛は経験によって、より成熟した自己愛へと変容していくものと考え、健全な自己愛の成長が人にとって“ポジティブなもの”“人間にとって重要なもの”と捉えている

(大阪・京都こころの発達研究所 葉のHPより引用)


・これまではフロイトの概念で自己愛を捉えていたが、コフートの自己愛の概念を知り、自分のことを嫌いだと思っていたけれど、今の自分は自分のことを好きであるということを認めることがネガティブなことだと思い込んでいる状態なのではないかと考えるきっかけになった

自身に新たな気づきを得るヒントを見つけられたと思ったが…

自己愛は人間に備わっている概念で、ネガティブなものではないという考え方があると知ったものの、あまりそこに触れたくない自分がいました。



心の中で、これは私にとって大きな気づきとなるヒントであると感じてはいましたが、これまで自身が自己愛と捉えていた概念とは真逆で受け入れにくかったのだと思います。



それを受け入れることはこれまでの自身を否定するような気がしていたのかもしれません。少しずつ嚙み砕くように、徐々にその概念を自身に落とし込んでいったと記憶しています。


自問自答を繰り返す日々

「私は自分のことを本当は好きなのだろうか」

「自分のことが好きだから、否定されていると感じて辛いと思うのだろうか」

「確かに自分(私自身)のことをよく知らない人に知ったようなことを言われると怒りを感じる自分がいる」

「私は自分自身のことすらよくわかっていない人(他者)に見下されるほどダメな人間なのだろうか」

「自信があることと、自分を好きなことは一緒ではない」

「私が好きなことってなんだろう」

「私が好きなものは、私自身が胸を張って素敵なものだと言える」

「好きなものを好きでいる自分のことは好き」

「私は自分のことが本当は好きなのかもしれない」


というふうに、段階を経て、コフートの自己愛の概念を自分のなかに見出していきました。

自身にない概念を潜在意識に落とし込むことは容易ではありません。
無理やり落とし込もうとしても心が混乱してしまうでしょう。
今、自身を受け入れられず苦しんでいる方、悩まれている方。
今のあなたを否定する必要はありません。新しい価値観や考えを取り入れることはこれまでの自身を否定することではないということです。
これまでの自身に新しいものをプラスしていくのだと捉えてくださいね。


ゆっくり段階を経ていきましょう。
続きは④に。次回も読んでいただけたら幸いです。

画像/著作者:Racool_studio/出典:Freepik

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紫光


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