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【酒蔵復興】ツギノジダイに取り上げて頂きました

 こんにちは。
 早速ですが、タイトルの通り、朝日新聞の「ツギノジダイ」に取り上げて頂きました!!

 自分、昔から読書が好きで小学校の頃とか、授業中ずーっと本を読んでいたんです。テストも10分とかで終わらせて本読んだり(合っているとは言っていない)、帰宅中も本を読みながら歩いて自転車に曳かれたり(危険)。読んでいたのは小学校の頃は赤川次郎さんのような推理小説に指輪物語、ゲド戦記等のSFもの。中高も引き続き推理小説(宮部みゆきさんとか)に加え、ライトノベルにどはまりしていました(特に秋山瑞人さんの文章が大好きでした)。その頃にはパソコンが普及した頃だったので、自然と何か小説とか書けないかなとカタカタ小説を書いたりしていました。文才のかけらも感じられず、いつも未完成のままHDDと共に廃棄されていましたけど。

 何が言いたいかというと、いい文章が書けるってことにずっと憧れていたんですよね。それは今も一緒。いいリズムの文章を読むとわくわくします。そして、今回記事を書いて頂いた神崎さんの文章もわくわくするんですよ。自分のことを書いて頂いたのにも関わらず、次の文章が楽しみになる。こういう文章で取材記事を書いて頂いたというのは嬉しいと共に羨ましくもあります(苦笑)。

 さて、内容については経営者向けの記事ということで結構踏み込んだ金額等も記載しています。ずっとサラリーマンをやっていたのもありますが、ここ1年は個人としては扱ったことのないような金額の話をすることが増えました。正直、単に利益の最大化を考えたのであれば「酒蔵復興・旧家維持のための活用」という選択は誤っているでしょう。個人としても、この金額のお金があって後は堅実に稼げば楽な生き方ができるという考えが頭をよぎったこともあります。
 でも、決して裕福にならなくても、やっぱりこの家に生を受けたという宿命、そして醸造文化が根付くこの地域のことや少子高齢化が進む日本の将来の一つの選択肢を考えた上で、亀崎で酒造りはやれるのであればやるべきことなんじゃないかなと思いました。その思いがあったからこそ、偶然に偶然が重なり、土地の買戻し・免許の再取得等が実現できたのではないかなと感じざるを得ません。

 まだまだスタートしていませんし、既に資金繰りも大変(苦笑)。でも、スタートラインまでの道のりは見えました。
 これからどんな旅路になるのか、自分でも楽しみです。

 最後になりましたが、取材していただいた神崎さん、そしてご縁を頂いた福持酒造場の羽根さん、掲載許可を頂いたツギノジダイ編集部の皆様、誠にありがとうございました!

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