認知症予防のための9つのもの
認知症学会が発表した認知症予防のための9つの成分は、それぞれサプリがありますが、できれば、食事の中から摂取したいなと思いました。
1.プラズマローゲン 空間認知能力や場所感覚に役立つもの。ホタテ
2.αーGPC L-α-グリセリルホスホリルコリンで、脳の伝達物質であるアセチルコリンの前駆体。大豆レシチン
3.アスタキサンチン 鮭やエビ、魚介の赤い色素物質。
4.レシチン 大豆。
5.PQQ ピロロキノリンキノン ココアや納豆、豆腐、パセリやキーウイ
6.ジオスゲニン 山芋
7.フェルラ酸 お米や小麦、米ぬかや、コーヒー
8.ホワイトクルクミン ウコンやターメリック
9.タキシフォリン カラマツエキスの樹皮から抽出。
とりあえず、献立としては、豆腐と山芋のサラダ、ホタテと魚介類のカレー、食後にコーヒーといったところでしょうか。認知症はベータアミロイドの増加によるといわれますが、ベータアミロイド自体が悪いのではなく、脳の慢性炎症を止めるために働いてくれたものですが、とどまると毒性があり、脳神経細胞を破壊するといわれています。脳腸相関で腸管漏れ症候群を起こすことで腸管が開くと脳関門が開くことがわかっていて、そのため、本来であればシャットアウトされる異物が脳内に入ることで、炎症が起きます。つまり、腸をきれいにすること、脳炎症を止めることが極めて重要になり、そのあと、上記の食材を取ることで、脳機能の改善が図れるのではないかと推測しています。
私が私であるためには、記憶と見当識と顕在意識が鍵となります。できる限り、認知症を予防して、明らかな意識を維持したいと思っています。
運動と食事、知的好奇心の維持も不可欠と研究で報告されています。ピンピンコロリではありませんが、最後の日を迎えるまで、元気でいたいと思います。