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【今日は何した?】原点回帰の三日間(10月23日~25日・30~32/100)

最近、この日記ばかり書いている気がする。

『日記を書くためにnoteをやってるわけじゃない!』
わたしの魂がそう叫んでいる。

でも、書き始めるとなんだかんだで書いてしまう。
自分の言葉を自由に繋げる。
それが楽しいのだ



◼️ 10月23日(水) ◼️

車で杉山清貴さんの曲を久々に聴く。

大昔のティーンエイジャーの頃に一番大好きだったアーティスト。

飛行機雲のように伸びやかで、凛して透明感あふれる声が、そっと寄り添い背中を押す言葉や大人のラブストーリーをスマートに歌い上げる。

楽曲に散りばめられた、空と海、風、光と影、夜のひそやかな空気、そしてブルーのイメージカラー。

タイトルを軽く拾うだけでも、

『あの夜の向こうに』
『君のハートはマリンブルー』
『風のLONELY WAY』
『one more night』
『SHADE-夏の翳り-』

と、美しい写真を思わせるワードが並ぶ。

これらは、自分の原風景となる作品。

そして、今だってここで空がどうしたこうしたと書き連ねている。

やっぱり、わたしの本質は空好きなのだ。

ただ、宇宙のことには詳しくない。
それに、雲博士の荒木健太郎先生の本を読んでも読んでも、空をこんなにも多様にする原理をさっぱり覚えられない。

地球人が「空」と名付けた、青く見える空間。
その存在と、そこから降りてくる言葉や雰囲気に惹かれてるだけの人間である。


本能が『東京には絶対住むな』と言っていたのに、窮屈で支配的な理屈は、東京を住処とする道しかわたしに提示しなかった。

そうしてわたしの気質は、謀殺の日々と東京の雑踏の音と匂いで削がれていった。


いつのまにか忘れていた空への慕情を取り戻したのは、2020年頃。

ほんの僅かな、ふとした余裕の時間が、わたしに空を見上げさせた。
相変わらず空は狭いけど、朝日に輝く雲や暮れなずむ時間の色がそこにはあった。


そんなことを思い返して、自分を再確認した。


◼️ 10月24日(木) ◼️

メアドを変更すると決意して、ひたすら登録した諸々のアカウントとメールの整理。
そのうちやろうやろうと思っていたものが、「もう、今日明日中に変更してやる!」と気と機が熟した。


作さし疲弊して、気分転換にWebライター講座を開く。

そして、その動画を見ているうちに、
「やっぱり自分はWebライターにむいてない」
と悟ってしまう。

「なろう!」と思ったにも関わらず。
書くのが好きなら、きっと天職。
うまく行くに決まってる。
そう信じて疑わなかったのに。


動画は、某通信教育の中で取得したもの。
プライスダウンで2000円程度。

Webライターになるには、本来はお金をかける必要はないらしい。
noteを含めたネット上のあちこちにロードマップが書かれている。
ライターさんによる無料動画も山ほど転がっている。

そう知っていても、ちゃんとしたWebライター講座(約4万円)を受講する気でいた。
色々なことを体系的に学んだ方が確実だと思ったからだ。
それに、その講座に約4万円をかける価値はそれなりにあると感じた。


──── にも関らず、「期間限定プライスダウン!」と申し込み画面に表示されても、その期間内に申し込むことはついぞなかった。
なんだろう。
学ぶ時間がようやくできたはずなのに、申し込む気運が高まらない。
やりたいはずなのに、食指が思うように動かないし、心も踊らない。

「それは、結局『やりたくない』ってことでは?」
「いやいや、『とりあえずやってみろ』という言葉もあるし」

そんな自問自答の果てに、その講座に代わる格安の講座を見つけた。
約2000円。
本を1冊買って勉強するのと遜色ない。
それなら、と気軽に申し込んだ。

講師の青年が、動画の中から色々と教えてくれる。


しかし、どうしたことか、見れば見るほどやる気がダウンしていく。

彼が悪いわけではない。
話はとてもわかりやすい。
正直なロードマップを公開していて、ものすごく努力して今の地位にあることもよく伝わる。
とりあえず、彼の真似をしてみたら、何となく道筋はできそうだった。


余談だけど、その動画が彼のYouTubeの使いまわしなのがバレバレでも、カメラを見ておらずどこに向かって語っているのかわからない視線なのも、新米ライターがこういう多忙なベテランさんの下請けにされそうなことも、まあいいとして。

とにかく、「やってみたい!」より「自分には不向き」という結論が浮き彫りになる一方。


自分を売り込んで案件を取るなんて、やっぱり死ぬほど苦手でやれそうにない。

ポートフォリオ。
書けないわけじゃない。
「未経験なら、自分の過去の経歴を生かす」のが鉄則なのはわかる。しかし、わたしの場合、そもそもが過去の経歴と関係のないところでこれからは生きていたいのだ。
過去の経歴を生かすなら、前職に戻るのが実は一番手っ取り早い。

時間に縛られず、カフェでも旅行先でも仕事ができるという。
実際、そうかもしれない。

しかし、本当に縛られないのか?
HSP重症者のわたしなんて、案件が取れなければ苦しみ、取れたら取れたでそれに囚われて苦しむ予感しかない。
勤務時間どころか、生活全般が蝕まれる未来予想図がはっきり見える。
まだ、週三日のいわゆるパートの方が、メリハリがあっていい気がしてきた。


それに、無職を一年半続けてみた今は、社会の中で人と触れ合いながら働いた方がよいと劇的に痛感している。
人と接しないと、脳への刺激不足のうえ、顔の表情筋が圧倒的に衰える。
おおよそ50年生きた身体は、使わないことで老いが加速する一方なのだ。


何より、心が動いてワクワクすることや、今日のメアド変更作業のようにやらずにいられないことには、理屈抜きに勝手に体が動く。
その感覚が、Webライターにはちっとも生まれてこない。

「むいてないから、やらない」と決断した方が、圧倒的に気楽。
それが今の本心だ。

そして、さらに気づいてしまった。
「4万円も払わなくて、よかったじゃないか」と思っている自分に。

4万円も払ったから、と無理に頑張る自分。
4万円もつぎ込まなきゃよかった、と後悔する自分。
どっちの自分も、なりたくない。

申し込まなかった直感は、ある意味正しかった。


けれど、学びは決して無駄にはならない。
彼の動画はまだ視聴途中だけど、文章の書き方の分野は視聴に自ずと集中力がわいてくる。

こういうことを知りたかったと感じて、本能が静かにイエスと囁く。

この部分は、何かの参考になりそう。
約2000円払った価値はあったと思う。



◼️ 10月25日(金) ◼️

一人で車でスパに行く。

よく考えたら、特に仕事に縛られていないのなら、平日の昼間にスパに行ってもいいのだ。
こんな簡単な癒しを見逃していたなんて。

泡風呂も電気風呂も、泥パックが使えるサウナも岩盤浴も、全部良かった。

湯舟でぼんやりしながら、これからを考える。

人生でやりたいことがもっもとも実現していたのは、28の頃だった。
好きな仕事をし、英会話スクールと、スポーツクラブのエアロビに通っていた。

29になったら、仕事と暮らしが多忙を極めてどちらも続けられなくなった。

英会話に通いたいけど、なるべく安いところがいい。
調べてみたら、隣町にちょうどよさそうな教室があった。

スポーツクラブは、正式に入会したいと気になってるところがある。

そのために、やっぱりお金がほしい、お金を稼ぎたいなと純粋に思う。

それから、書くことに加えて、今は税金がものすごく気になる。

生きてるだけで、とにかくお金が出て行く。
そして、何らかの収入は、国や地方が課税しようと虎視眈々と狙っている。

思えば、税金のことをあまり知らない。
どうしても確認しなきゃいけないことがあるので、無料相談みたいなところに行こう。
マンション工事が終わって断捨離を進めて家が整ったら、税金のことも勉強しよう。


とにかく、気になることと、やりたいことだけをやろう。
モヤつくこと、何だか違うと肌に合わないことを無理に続ける必要はない。



見出し画像は、京都・鴨川



ここまで御覧くださった皆様、
貴重なお時間ありがとうございました!



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紫葉梢《Shiba-Kozue》
より良い日々の路銀にさせていただきます。いつかあなたにお還しします😌