⓭失敗の再現性「誰に何を伝えるか」
問題が尽きない店舗で共通している事。
共通して言える事は【ターゲット(ペルソナ)】があやふやな事。
●自分のやりたいことだけ作りたいものだけ作って顧客を待っている
●良い商品だけど顧客に伝えることが出来ていない
完全にコレ。
やりたい事だけやって顧客を見ていない。
誰に買って欲しいのか対象に伝えてないから顧客は買えない。
人は「あなたの為のものですよ」と伝えてくれないと「自分は関係ないや」と思ってしまうもの。
だから「アナタに伝えたい」それは誰なのか?
ここをハッキリさせる。
顧客を定義する。
ターゲットを絞っていないという事は
「存在していない人に買ってほしい」と言っているに等しい。
これはギャンブルの様なもので売れ行きは殆ど運任せと言ってもいい。
そう思うとメチャクチャ怖い事をやっている事が分かる。それがターゲット(ペルソナ)を決めることが重要な理由。
例えば
店舗内でミーティングをした時にターゲット(ペルソナ)設定をしていないと
あれをした方がいい、こうした方がお客さんに響く、それはこういう場合にダメだ、それじゃあ自分だったら買わないなetc…
こんな風に議論がまとまらない。
「誰に対して」が皆んなバラバラだからまとまるはずも無い。
この流れでまとめると結局は当たり障り無い凡庸な施策や商品が出来上がる。
それぞれを妥協する形で角を取って丸くなる。
誰に対してもそこそこに当てはまるモノが生まれてしまうと誰にも刺さらず「売れない」が完成する。
ターゲット(ペルソナ)設定をしよう
ターゲット(ペルソナ)設定をして議論することで議論にまとまりができる様になる。
顧客像が詳細に決まっていればいる程まとまりやすい。
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32歳女性、渋谷区で一人暮らし、実家は香川、学生時代はソフトボールを中高とやっていた、今は東京の貿易関連の会社で事務職として勤務、残業は週に3回程あり会社は慢性的な人不足で忙しい、勤務して4年が経ち仕事に慣れと同時に漠然とした不安がある、彼氏は2年前に別れてからおらず周りの友人は結婚し子育てしている人が多い、特に結婚願望はない、趣味はジャズを聴くことで金曜日の夜はコンビニでご飯とビールを一本買って、寝る前はベッドの中でスマホを見て好きなアーティストのSNSをチェックして0時には就寝
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みたいに「あたかも存在する様な人物像(ペルソナ)」を設定すると訴求先が明確になるのでより先鋭化したモノが出来上がる。
また対象のイメージ(ターゲット・ペルソナ)が固定されるので議論が「広がる」のではなく「深まる」様になる。
結果としてその人に対して「強力に刺さるモノ」が出来上がる。
※実際は架空の人なので詳細なペルソナ設定をする時はリサーチを徹底する必要がある。※ペルソナ設定は1名でなく複数人を設定するのもアリ
どのレベル感でターゲット設定やペルソナ設定をするかは商品やサービス次第なので熟考が必要。
一言でまとめると…
ちゃんと「買って欲しい人に営業しよう」ということ!
以上
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