ほぼ日5年手帳でアナログライフログ始めました。
僕は自分でも驚くほど記憶力に難があります。
「終わった事には、その瞬間に興味を失う」という性格も関係しているとは思うのですが、楽しかった事もシンドかった事も、終わるとすぐに忘れて記憶に残っていません。パートナーとは付き合いが長いのですが一緒に行った場所など、よほどのインパクトでもない限りすっかり忘れているので、「一緒に行ったねぇ」と言われる度に(全然記憶が刺激すらされない…)と危機を味わうのは日常茶飯事です。
「終わった事」にもそして「自分」にもあまり興味がないので、ライフログであるSNSを見返したりもしないし、もちろん日記も買いていません。唯一書いていたのは、プロジェクトごとの業務の進行メモ。これは仕事上必要に迫られて…ではありましたが、かなり役にたちました。
それなのになぜ、ほぼ日5年手帳を使うことにしたかというと、そのキッカケは写真でした。Amazon Photoをスマホ写真のバックアップに使っているのですが、過去の同月同日の写真を提示してくれる機能があります。それを眺めていたら「2年前には大雪の中、福井旅行に行ってたんだった」とか「ホテルバイキング?に行ってるっぽい。誰と行ったんだっけ」や「あ、この出張は地獄だった」などなど、コロナで地元を出ることも滅多になくなったので、アクティブに動き回っている自分を懐かしむ気持ちが沸き上がってきたのです。「同月同日を振り返るのは面白いかもしれない」と、今までで一番ライフログに興味を持ちました。
今年の頭からほぼ日5年手帳にその日あった事、感じた事を書き始めました。あまり細かい文字が書けないので、僕には3行くらいしか書くスペースがありません。これが却って手軽でいいかも。かつては「5年後も今と同じように仕事してるんだろうな」と思っていたのですが、コロナ禍があったり、会社を辞めようとしていたり…と、今は5年後なんて全く読めないからこそ、記録しておきたい気持ちが強くなったのかもしれません。それもデジタルではなくアナログで。手で書きたいなって。
ただ当たり前なのですが、年を重ねる事に振り返る同月同日が増えていきますが、初年度はただ一番上のマスに書くだけで、何のお楽しみもありません。ここを超えないと蓄積されないので仕方がないのですが、果たしてちゃんと書き続けられるのだろうか。未来の自分のために、今のところ毎日書き続けられていますが、さて、僕は辿り着けるのでしょうか。