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自分を変えたいなら、行動から入る~マインドセットは後から変わるもの~

こんにちは。
SHIKIです。

今回は、「自己変革」における根本的なお話をしていきます。

あなたは自分を変えたいですか?

自分を変えようと思った時にどんな行動をしていますか?
・学習に時間を割く
・情報収集をする
・その道の先人に話を聞く
・意識を変えようとマインドセットを整えようとする
etc…

様々な行動をしていると思いますが、具体的な行動パターンは1か月前、半年前、1年前と比較して変わっているでしょうか?

もし自分の具体的な行動パターンが変わっていないのであれば、結果が変わらないのも理解できますよね?

今回は、「行動が自分を変え、そしてマインドセットも自ずと後からついてくる」ことについて書きます。



過去の行動累積の結果=現実の自分


現実は、行動の累積→結果で形作られます。
今日も明日も昨日と同じ行動パターンで過ごしているのではないでしょうか?

その上で先に「マインドセット」から変えようとしても、行動に変化が伴わなければ結局同じ人生がずっと続いていきます。

であれば、「行動」から変えていく必要があります。

例えば「仕事」で考えてみましょう。
一日のスケジュールの中で、今までと同じように仕事をこなし、そして帰後、学習に時間を割いているものの、その学んだ内容を仕事のネクストアクションまで落とし込んで実践していないとします。
その場合、あなたの仕事に変化が起きることはなく、ずっと同じことを繰り返しパターン化することになるでしょう。
そのためには、ここで学んだことを実践・行動していくことに時間配分を割き、アウトプット量を少しでも多くすることで現実を変えることが出来ます。
まさに学習だけして、何かが変わった気になっても実際に現実社会に転用できていないのであれば現実は変わりません。

また、「恋愛」でも考えてみましょう。
異性と付き合うために、身なりを整えたり、髪型を整えたりしても具体的な行動が伴わず、「向こうから話しかけてくれないかな」と受け身な姿勢をとっていても、自分からアクションを取らなければ恋愛関係に発展しません。
「私はモテる」とマインドセットから入っても今まで具体的な行動をとってこなかったのなら、思おう!思おう!としても現実が変化していないのなら、「やっぱり自分はダメだ」に戻ってきてしまいます。

最後に「友人関係」で考えてみましょう。
新しい友人関係を築きたくても、自分から能動的に話しかけに行ったり、趣味の場に顔を出したり、人に何かプレゼントを渡したり、自分から好意的に接したりしなければ、人から好かれることはありません。同じようにずっと受け身な姿勢でいても、自ら新しい人間関係を築くことはできないですし、ましてや今までの既存の関係性も一方通行なのであればどんどん人間関係は疎遠になっていくでしょう。

このように何かしらの「行動」が伴わなければ、あなたの人生は変化しません。マインドセットから入ろうとしてあなたは今まで何か変わったことはありますか?
例えば、年末年始に今年の目標と抱負を立て、それを決意だけしても変わらないことが何度もあるのではないでしょうか?

この記事のサムネで紹介している、経営コンサルタントの大前研一氏の言葉にも決意を変えることの無意味さを説いています。

「人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは、
『決意を新たにする』ことだ。」

大前 研一

はい、だからこそ自分を変えたいなら、行動を変えていきましょう。というお話です。

とてもシンプルな結論なのですが、ただどうしても行動を変えられないという人がいるのだと思います。

では何が自分の新しい行動を阻害しているのでしょうか?

行動を阻害する要因

行動を阻害している要因の多くは「マインドブロック」=「あなたを今フォーゾーンにとどめておく働き」です。

そもそもなぜこのコンフォートゾーンという働きがあるのか?
それは人間の生存本能からきています。

人間は須らく「ネガティブ思考」を持ち合わせています。
この「ネガティブ思考」がなければ、人類は今まで生存することができなかったのです。

だからこそ、そもそもこのネガティブ思考とコンフォートゾーンに留める働きは悪いものでは決してなく、「自分を守るための働き」であることを知っておいてください。

ただ今の日本の現代社会において、一部を除いて危険な目に遭うことはほぼないと思います。

だからこそ、今の自分はどんな「幻影」に支配されているかをまずは認識することから始めましょう。
あなたが新しい行動をしようとするときにどんな「言い訳」が出てきますか?

・時間がない
・お金がない
・今じゃない
・わからない
・前例にない
・スキルがない
・能力がない
・経験がない
・才能がない
・知識、情報がない
etc….

どうでしょう?
どれぐらい言い訳の数が出てきたでしょうか?
この「言い訳」の数が多ければ多いほど、あなたが行動をするのを邪魔している数です。

そして先ほどの生存本能の話にもどると、この言い訳をすることで「死」を回避しているのです。

「死」を回避している=傷つきたくない、死にたくない

と思っているのが根本にあります。

ただ現代では死ぬような体験をすることはほぼありませんということもお話しました。
であれば、喜んで傷つきましょう

傷つけば傷つくほど、あなたの欲しい結果・成果を手に入れられることができます。

傷つく機会を探して、自分から首を突っ込んでいってください。
そして「死んだ!」と思ってトライしてみてください!
大丈夫です。基本死にませんから。笑

行動がマインドセットを変える

今回、マインドセットからではなく、行動を変えることからお話をしてきました。

マインドセットが不要なのではなく、マインドセットから入ることは実際に自分を変えるということにおいては効果的ではないということです。

マインド!マインド!となっても、一過性のやる気が上がっても、継続的な変化を起こすことはできません。
自己啓発本を読んで、一時的にモチベーションが上がっても、また元の同じ行動を繰り返しているのと同じことです。

そして実は傷つきを喜び、行動を引き起こし続けていると、遠回りして「自分はできる」「自分は大丈夫だ」「自分ならもっとできる」と思えるようになっている自分に気づきます。

行動がマインドセットを変えていっているのです。

日本では、武道、芸道、茶道、花道など「道」と言われるものについては、型の練習から始めることの重要性を説いた「守破離」という概念があります。

芸道における修行の過程を説明するのに「守・破・離」という言葉が使われることもあります。「守」とは師の教えを忠実に守ること、つまり基本の段階です。「破」とは自分で考え工夫すること、つまり自立の段階です。「離」とは独自の新しい世界を確立すること、つまり創造の段階を指しています。

日本空手協会

自分を変えたいなら、まずは徹底的に「型」=行動・実践から入ることです。

そして「型」を繰り返せば繰り返すほど、自分の中でのマインドセットも自ずと定着していきます。

是非今までマインドセットから変えようとして自分を変えられなかった人は、行動を変えることをお勧めいたします。


本日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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