夏の話をしなくてはもったいないので
記事を書き上げたい気持ちが乗りにのっているので本日もひと記事書きあげたいと思っている僕である。文章を書き上げるのが楽しくて楽しくて仕方ないのは、断じて今日昨日と甲虫を目にしたからという安易な一時の高揚のみではない。
なぜならもうここは夏なのだから。
半永久的に僕は浮かれ続けるのである。
そして鼓動の高鳴りとともに積乱雲のように湧く、このわくわくする気持ちを無駄にするなんてもったいない!従ってすべて文章にしたため発散し切る所存なのである。
よって僕は #もったいないから with日新火災に堂々と参戦する。
夏にいて、夏を思う。ふと思ったことも、じっくり考えたことも、捗る妄想も。全て書き留めなくては気が済まぬ。どこに夏の風物詩が隠れているかわからない、どこに懐古を想起させる鍵付きの扉があるかわからない。
ならば抜かりなく、書き尽くすのみである。
どうも、夏だけ絶好調の鹿田です、よろしくね!
蒸し暑く心地の良い夜である。やはり窓は開け放ち、網戸越しに夏の夜風を感ずれば思いがけず深い息が漏れる。それはそれは深く、長く、熱い、僕のため息は網戸よりもれ、自然の法則にのって夏の大三角の中心へと誘われていく。
僕とて、僕自身とて半空蝉を語る身としてはそこに乗車することを夢見るが、泥まみれになって夢中をいくら彷徨えど天気輪の柱の見つかることはなかった。今では諦めて、やはり呆けた顔で夏の空を見つめては、月に笑われる身なのである。鳥捕りの捕まえる雁の味と食感を、夏に銀河鉄道の夜を読み返すたび想像しては垂涎したものである。
ま、結局先日の記事のように人間たる欲求には敵わぬので、それが都合よく僕の目を覚ますのだが。
網戸から立ち去れば、再び高湿のべったりした空気が僕に貼り付く。このまま寝てしまおうか、今日は休肝日でビールも飲めないわけだし。など冷えたおーいお茶の350mlペットボトルを飲んでいる僕は実際、窓際になど端からおらず、まだ片付けられないこたつに膝を入れて汗をかいていたりする。
そう、夏に入ったと気づいたときにはすでに、わが夢と現は入り乱れ、どちらがどちらかわからないのである。
まあ、これは確実に現実だと断言できるけれど。
実は今日も仕事の合間の休憩時間に、三春ダム周辺にでかけて虫を撮ってきた。といいつつこのノコギリクワガタは人づてに頂いたものである。
しかし本日出向いた三春ダムにはコクワがいた。やはりぽつぽつと夏の生物が現れたしかに季節は流れているのだと実感すると鼻先が痛む。だがしかし、一応撮れたのもあるけれど時間に追われてとったそれはイマイチで、ピントもバラバラでした…。
でもせっかく撮った写真だ。これもこれで日の目を見せてやらねばもったいない。なので唯一これは良かったかなってのを1枚晒す!
こんな感じに素敵な夏ライフを歩みだした今年の夏バカ鹿田である。夢も現もいい方だけ積極的にもぎ取って、今までで最高の夏にしたい。そうでなければ意味がない。そうでなければ夏がもったいない。
なんてったてここは、『夏バカ鹿田、夏を語る』であるのだから。
そしてできることなら、ここに居るたくさんのnoterさんと、それぞれの特別な夏を共有したいものである。
今年の夏は一体なん記事、『”夏の話のコレクタ”マガジン』に納められることになるのだろう。それだってもったいない、全て網羅したいくらいなのだ。
ではまた。
みなさん素敵な夏を!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?