コンビニで買える革命。
君と出会ったのは数ヶ月前。
徒歩3分で行ける、いつものローソンでした。
数年来、僕を手伝ってくれているいつもの子ではなく、ふと、倍以上高い君を連れて帰ろうと思ったのです。
それ以来、僕の部屋で猛スピードで代替わりをしながら、僕をサポートし続けてくれています。今君がいなくなると、僕の頭の中は整理がつかないだろう。
今さら? と人は言うかもしれない。「時代遅れ」と罵るかもしれない。挑戦が怖かったのかもしれない。
でも、思い切って一歩踏み出してみて良かったと思います。
僕の整理のつかない頭を、いつでも快く正してくれます。グシャグシャで汚らしかったのに、君がいれば美しく様変わり。
なぜか「敵」や「幸」や「策」をうまくアウトプットできない僕を、快く見守ってくれます。以前はグジュグジュっと、何度も間違いを塗りつぶしていたのに。
それに、軽やかに滑ってくれますよね。主張がどぎつくなく、目にも優しい。
そう。僕はめちゃくちゃ書くので、なるべく手も目も疲れないものが良かったのです。
昨年の夏頃かな。思うところあって書く量が増えたので、今まで長く手伝ってくれていた子では、とても疲れることに気づきました。
だからいろんな子と付き合ってみたけれど、どうもしっくりこない。滑らない。滑りすぎる。線が細すぎて汚くなる。主張が激しい。
途方に暮れていたとき、今まで見向きもしなかった、いつもより倍以上高い230円の君を見て、手に取ってみたところ…
完全に、ノックアウトされたのです。
「消せる」という機能は僕にとっては副次的なものだったものだから、あの快感を知ってしまった時の感動は、
→「っっなんじゃこりゃあああ〜!!」というほかありません。
そもそも「消せたところでどうなんだ?」と斜に構えている自分がいたのも確かです。心から謝りたい。先入観はいかんよね。
今では君の虜です。「敵」や「幸」や「策」も、どれだけ書き間違えても僕を助けてくれる君。
消しカスだっていっさい出ません。おかげで僕のノートはいつでも綺麗です。
PILOTのフリクションボール。消せるボールペン。これぞ私的革命。
たいていどこのコンビニでも出会えるから、僕のようにすぐ書き潰してしまう人間でも、サッと買いに行けて便利だ。
今では黒も赤も家族です。
あなたとコンビに。
って、いや。よく買うのはローソンなんですけど。
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昨日もご相談いただきました。ありがとうございます。