「すぐ」を「今」に。
言葉から自分を変えること。
ダラけやすい性格だと自負しているので、「後で」は「いつ?」にして「すぐ」は「今」と置き換えるようにしています。
ちょっとした心がけですが、こういうことも自分を動かす仕組みづくりの一環なのだと思います。
まあ、それでも後回しにしてしまうことはあるのですけれど(苦笑)。後回しになってしまう事柄は、そもそも後回しになってしかるべきことなのかもしれませんね。
若い頃の僕は典型的な“後回し社員“でした。「なんであんたはそこまで要領が悪いの!?」と、当時の女性の先輩にこっぴどくボロクソに叱られていたことを思い出します。
いつだったか記憶はありませんが、また別の先輩が毎朝その日やることをメモ帳に書き出しているのを見てから、徐々に仕事のやり方が変わっていったような。本当に、徐々に。
「後で」はいつからか、「いつ?」に変わっていきました。
こうした行動の変化は、生きていくにつれて誰もが自然に獲得するもの…と思っていたのですが決して誰しもに該当するわけではないようです。変化の分水嶺を超えられない人もいます。
そしてますます悪いことに、「後で」を積み重ねるだけ「いつ?」を引き出すことが難しくなる。こうなると一朝一夕では変わりません。
行動を変えられないなら、まず人間が人格を定義する、言葉から自分を変えていかないと。言葉はすべてのスタート地点です。
「すぐ」やろうと思っても思い立ったときがピークで、1分後には「やっぱりあれが面倒臭い」「うまくいかなかったらどうしよう」「恥をかくかもしれない」などとマイナス感情が湧いて出てきます。
けれど、そうした不安の9割は物事に作用しないといいます。マイナス感情がはびこっていく前に、シャットアウトすればいい。
「今」に変えてしまうんです。これも言葉の変化から引き起こすことができます。
「今」という言葉が持つパワーは絶大で(林修先生の「今でしょ?」って流行りましたね〜)、他人に与える印象まで変わります。「今やる」やつは「すぐやる」やつより一目置かれます。
なぜかというと、「今」という言葉は「すぐ」よりずっと具体的だから。「すぐ」と言っても、1分後なのか2〜3分後なのか、5分後なのか分かりません。「今」は文字通りJust Now!です。
林先生が「すぐでしょ?」って言ったらちょっと変な印象ですよね。頭が非常に良い方だけに、「今やらない」防衛策を張っているようにも見えてしまいます。
わずかな違いです。しかし、このわずかな分水嶺を超えていけるかどうかで、他人の目に映る印象まで変わってしまいます。
「口を動かす」のですから言葉も運動の1つ。そう考えると、言葉は人間が1日でもっとも動かしているものだといえますよね。ウォーキングを続けていればふくらはぎに筋肉がつくように、意識して言葉を発していたら自分の考え方に筋肉がつきます。
よく分からないたとえですね(笑)。まあ、いいや。つまり言葉を変えれば考え方が変わり、行動も変わってくるということです。
言葉から自分を変えること。それは一番簡単にできる自分変革です。
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