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♯2 迷っているなら会社を辞めなくていい。転職だけが現状を変える選択肢じゃない。

【地方で暮らす個人の人生の悩み、収入の悩み、全部すくいとって本当の意味で地方活性化に貢献したい】

しかシカです。


今回は、「収入のためだけに転職すべきかどうか」というテーマで書いていきます。


先に結論をいうと、

「もしいま働いている会社に自分の価値を見出せているなら、お金のためだけに転職する必要はない」と考えています。


まして、転職市場が活発な都会と違って、地方は選択肢が限られています。

いくらでもチャンスがある20代ならともかく、30を過ぎていたらどうしても『守り』に入らないといけないし、そのなかで費やす労力だって計り知れない。


収入アップだけが課題なら、この現代、別で補う手段だっていくらでもあるんですね。

手っ取り早いのが僕も取り組んでいる在宅の副業ですが、これって選び方を間違えなければ、『本業における自分の価値』を高めることもできるんですよ。


|いま働いている環境に価値を見出せているかどうか


いま会社の給料に満足がいかなかったり、この先ちゃんと上がっていくか展望が見えなかったり…ということはないでしょうか。


そして、


「経済的に不自由なく、家族と豊かな暮らしをしていきたい」

「いつか自分のやりたかったことに思いっきりお金と時間を費やしたい」

「けど、このままでは思い描いたようにいかない…」


心の中にこんな思いがあるとき、真っ先に思い浮かぶのが『転職』の2文字でしょう。


で、ここで2つのタイプに分かれると思うんですね。

・収入に満足がいってないし、正直やりがいも感じられていない

・収入には満足していないけれど、仕事内容自体に不満はない


前者だったら、続けていくのはツラいですよね。


僕も30歳までブラック会社に勤めていたのでよく分かります。

給料は低い。
思いつきで社員を振り回すオーナーに疲れ果てる毎日で、やりがいなんてとても…。


まあ、ブラック会社は本当に心身が擦り切れるので、こればっかりは辞めちゃった方がいいと思います。。

当時の僕はまだ若かったので、2年という期間でしたが、なんとか我慢して自分が吸収できることだけ吸収して辞めました。


ですが、もし肉体的・精神的に過酷な環境ではないのだとしたら、これからお伝えすることがお役に立つはずです。

そして、後者。


仕事そのものにはやりがいを感じられているけれど、給料が伴っていないと感じている場合。

これって、その環境のなかに自分の価値を見出せてはいるわけですよね。

僕は上で書いた通り、仕事選びで『大ハズし』した経験があるので、価値を見出せているのであれば、それ自体はとても素晴らしいことだと思います。


やっぱり、顧客や社内の人間に感謝されながら働けるって、何より充実感がありますからね。

自分が必要とされているわけなので。


でも、だからこそ、やりがいと労働の対価のジレンマに悩んでしまうんですよね。


「オレ、頑張ってるんだけどなあ」

「でも、これまで積み重ねてきたスキルや人脈を無駄にしたくない」


で、転職すべきか迷ってしまう。

迷っているということは、「まだこの会社でやれることがある」「やり尽くしていない」と心の中で感じているからこそ、ともいえます。


この場合、迷いのもとって『収入』だけなんですね。

お金が原因で、これまで積み重ねてきた経験・人脈・環境を捨てるというのは、僕個人としては「もったいない」という意見です。

ここまでくるのに、長い時間を費やしてきたわけですし。


|地方の転職は、収入アップもキャリアアップも両立できる選択肢が少ない


そもそも地方の産業構造って、こんな感じです。


・大手企業の支店

・その支店の下請け、またはなんらかの利害関係で関わる中小企業

・地域密着の中小企業


大手の支店なんて数が限られていますし、大手または中小から中小へ移る場合、収入増を伴うキャリアアップとなると、やはり企業の絶対数から考えると選択肢が少ない。

だから、地方で暮らす人は定年まで同じ会社で働き続けることが多い。


結果、人の流動が少ないこともあって、いまの環境に迷っている人にとっては、厳しい現実が立ちはだかります。

僕も、やはり地元の友人たちからそんな話を聞いたことがあります。

(誤解のないように言っておくと、これは転職というテーマでお話しているだけで、魅力的なビジネスをしている企業はいくらでもありますし、僕自身応援しています)


|自分の価値を高める『副業』を、人生のプランに組み込む

収入面が悩みの大きな要因であれば、僕から提案したいのが、副業に取り組むこと。

選び方を間違えなければ、個人で『稼ぐ』だけにとどまらない、本当に一生モノのスキルになります。


Webライティングやプログラミングや動画編集などなど、いまはPC1台あれば、在宅でできる副業がいくらでもあります。

オンラインで学ぶ環境もかなり整ってきていますしね。


働き方改革で残業ができない状況になってきているからこそ、それを逆手にとって、在宅ワークに時間を使うのは非常に有効ですよ。


「副業の時代ってよく言われてるけど、何がいいの?」

「何が自分に合っているの?」


という声をよく聞きますが、1つ、このポイントを意識してみるといいです。

【本業における自分の価値も高めてくれるもの】


たとえば、Webライティングのような書くスキルなんかは、何にだって生かせます。

ライティングは心理学と密接に結びついているので、文章力を高めることで顧客や社内との信頼関係構築に役立てられます。


自分が社外で培ったスキルを還元していくことで、本業における価値もどんどん高まっていくんです。


「収入に満足していないし、やりがいも感じられていない」という人も、他の人ができないスキルを身につけることで、会社から必要とされる人材になれると思うんですよね。

やっぱり、「自分の代わりなんていくらでもいる」という状況が何よりツラいし、そうすると淡々と作業する機械みたいになって、モチベーションが上がらないですからね。


そんな現状も、スキル1つでやりがいあるものに変えることができます。

これは僕の経験なんですが、ただ自分のためだけに「稼ごう、稼ごう」という気持ちで副業を続けていると、独りよがりのようでだんだんと虚しくなってきて。


けれど、情報発信のスキルを身につけていくなかで、「あ、これ本業にも生かせるな」っていう気づきが何度もあったんですね。


「お客さんへのメール、こう書けばもっと自分の誠意が伝わるかな」

「プレゼンのとき、こういう組み立てで話せば商品の魅力がもっと伝わるかな」

(ヒトラーやスティーブ・ジョブズが用いていた『扇動』の技術なんかは、本当に使えます)


そうやって、顧客に対してや会社の売り上げに貢献できて初めて、「Webマーケティングを勉強してきてよかったな」という充実感が得られたんです。

副業は、本業以外の収入の柱を作るためのもの。

それは半分正解で、正しい選び方をすれば、『稼ぐ』だけにとどまらない、自分の価値形成にもつながるんですね。

収入の足しになって、かつ本業でも、いま以上に自分の仕事に価値を感じられるなったら、達成感もより大きなものになるでしょう。


|いま置かれた環境のなかでも、現状は変えられる!


というわけで、「収入のためだけに転職すべきかどうか」というテーマで書いてきました。


それに対する僕の考えは、

・もしいま働いている会社に自分の価値を見出せているなら、お金のためだけに転職する必要はない

・本業の価値も高めてくれる副業を選び、人生のプランに組み込むことで、収入もやりがいもアップすることができる


まるで人生の一大決断みたいに転職したりしなくても、いま置かれた環境のなかでだって、現状を変えていく手段はあるんですよ。

転職の選択肢は少ないかもしれないけど、理想の未来を手に入れるための選択肢は無数に広がっています。


「でも、自分にできるかな…」

初めは誰しもゼロからのスタートです。
僕もそうでした。

だからこそ、自分の現状を踏まえて、本当に『一生モノ』になるスキルを、選び取っていけばいいと思います。

迷いながらもサラリーマンを長く続けてこられた粘り強さこそが、あなたのポテンシャルの高さの証明ですから。

そして挑戦する人を、僕は応援していきます。

PS.
ちなみに、僕が取り組んでいるWebマーケティング、情報発信という分野は、本業における価値形成という面では速攻で役立ちます。


なぜかというと、学んだことをそのままブログなどでアウトプットすることになるから。

インプットとアウトプットが両立するから、知識がスキルに成長するスピードが圧倒的に速いんです。


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