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こころは取り戻すもの
(写真:長野県戸隠にある鏡池です)
日本は、世界はとても便利で豊かになったけれど、
【こころ】にフォーカスすると
苦しみや悲しみが多いように感じます。
せっかくのオリンピックも、誹謗中傷が取り正されています
【こころ】は、自分自身でのケアが必要なのではないかなと年々感じます。
誰も【こころ】の定期メンテナンス方法を教えてはくれませんし、
メンテナンスが必要だよというアドバイスを頂いたこともありません。
【こころ】こそ自分の未来を思い描ける大切な機能!かと思うのです。
日本人は、教育、言語、文化、モラルなど平均値が世界から見ても高いことは多くの人が認めるところかと思います。
【平均値】
振り返ると皆さんも、幼い時から常に【平均値】を求められていませんでしたか。
生まれたその時から母子手帳には成長平均値グラフがありますね
小学校にあがると全国〇〇コンクールや学力テスト
中学、高校にあがると偏差値や全国平均
社会人になれば血糖値、中性脂肪の平均的な正常値 (((´∀`*))
いつでも、どこまでも、誰かが決めた基準値が生活の中に存在するように私は感じます。値があると、ついついその値に沿いたくなるのが人というものでは…それが辛くとも、自分と合っていなくとも…
こころはどうでしょう。
こころまでも平均値で… はこれはもう、個性でも、キャラでもなくなってしまうのではないかなと思うわけです。
10代~20代は、身近な人(親、友人、先生、近所の人など)と環境から多くのことを受け取る”足し算”の時期。
23,4歳くらいからは、学びや情報の”引き算”を身に付けて、自分の【こころ】を取り戻すケアをすることも一つの生き方だと強く感じます。
【こころ】は、だれのものでもない、自分のものでなければ生きずらい。
【こころ】が未来を描き、感じる機能だと思いませんか。
ちなみに、薬膳ではこんな捉え方をします
こころ ➡心(心臓) ➡神明を主る(精神、思考を調整している機能)
と考えます。
薬膳では女性は28歳が、男性は32歳がピークと考えられ人生をデザインしていくためのヒントが沢山あります。
薬膳哲学は、飛鳥時代ごろから人々の生活のなかで試行錯誤された膨大なライフハック(データ)です。今では何やら古臭くて、年寄り向け、中華料理の一種など色々なイメージが独り歩きしていますが、現代だからこそ昔の人が受け繋いできたライフハックにヒントがあるのではと感じます。
24年学び、実践してきた薬膳哲学の集大成としてまとめを記録していこうと思いこのページを作りました。どこかの誰かのために役立つことがあれば嬉しいです。