読書前感想文サイト「ホンヨミタイ」
こんばんは。椎茸祭の竹村です。
青山ブックセンターさんでトークイベントを開催させていただきました。
山下さんと「学校の読書感想文という課題が本を遠ざけますよね」と話をしていて
読書感想文のように、本の内容をどう思うか書くのではなく、読書"前"感想文を書いて、なんでその本を選んだのかを書くのは楽しいのではないか。
とアイデアを思いつきました。
つまり、読む選択をした理由を色々読むことで「まだ見ぬ本になにを期待しているのか?」がわかりますし、買う参考になるのではと思ったのです。
そしてせっかくなら、
本を読む前に書きたくなる・見たくなるレビューサイトがあればいいのにと思いました。
例えば「サウナイキタイ」というサウナのレビューサイトは「サウナイッタ」ではなくて「サウナイキタイ」です。だからサウナにまだ行ってなくてもいいわけです。サウナに行きたい、その気持ちを書いてもいいわけです。
そして、こちら自分の想定では、サウナイキタイさんみたいな、ホンヨミタイ(仮称)が青山ブックセンターさんの力で実現したら最高なのになと思い以下ツイートしたところ
参加いただいた、長谷川さんが速攻で反応してくださり
速攻で、1レビュー目の読書前感想文が完成しておりました・・・。
いやまじか、正直、僕はゆるゆる書くレビューサイトだと思ってたのですが、ここまで神がかったスピードで行動されたら自分もやらねば。そう思い自分も積ん読しまくってる本たちの読書前感想文を書いてみました。
読書前感想文: なぜ、その本を手に取ったのか
1.マルセル・デュシャンとは何か
言わずと知れた現代アーティストのマルセル・デュシャン。便器にサインした作品の「泉」(表紙の便器)は知っていても、なにがこれの価値を作っているのか?文脈に沿うとはどういうことなのか?文脈はどのように探り、アジャストしうるのか?を知りたくなって、青山ブックセンターさんで手に取りました。
2.いきの構造
粋(いき)とはなにか?陰翳礼讃にも通ずるものがありますが、日本的な美学について深堀りしたくてチョイス。ホコリかぶってきてます。早く読みたい、読まねば感。
3.サイバネティクス全史――人類は思考するマシンに何を夢見たのか
サイバネティクスってなんですか。サイバー全史のことかな。って思いつつ、毛細血管ボワボワな表紙に誘われて手に取りました。一体なんなんでしょうね。まだ読んでないのでわかりませんけど。たぶん僕は読んでも理解しない気がしてて、読んだあとに顔が同じようにボワボワになるでしょうね。
4.金閣寺
友人のオススメ。問題作らしい。女性の友人からのオススメなんですけど、あんまり下手なこと言ったらあとが怖いなあ。
5.怪獣生物学入門
僕は経済学入門よりもたぶんこっちのほうが向いてます。明日からすぐに役立つ感じしないですし、最高ですよね。
6.中国くいしんぼう辞典
くいしんぼうと聞いて、実践のこととか考えないですよね。だってくいしんぼうなだけだし。僕もただのくいしんぼうなので、とてもよくわかります。くいしんぼう辞典なんて最高すぎます。
以上です。要するに読んでないんですが自分がなぜ選んで読みたいかを書くだけ。これなら続きやすいかもですね!
ホンヨミタイは青山ブックセンターの山下さんがきっと作ってくれると思います!
それまでにも、みなさまもどうぞ、ほしいものリストとかを開きつつ、お試しください〜!
追記:
また、こういう問題解決のやり方を「ゴルディアスの結び目を解く」と呼ぶぽいです。下記noteにご記載頂いておりますのでご興味あれば