驚異の成長性!鯉登少尉大好きです
ゴールデンカムイの鯉登少尉は、尾形と逆パターンで後半に行くに従ってどんどん好きになったキャラクターです。
※ネタバレしてます!!!
ちなみに私はホワイトボードに絵を描いているのですが、どうしても肌のこんがり感が出せませんでした…
初登場の一瞬だけイケメンきた!と思わせておいて、突然の薩摩弁にそこはかとなく下ネタ感があったせいなのか「ハイハイまた変なの出てきた、よく見たら眉毛も謎だし」と思ってしまいました。
その後も平泳ぎで空を飛んだり、早口で何言ってるか分からない薩摩弁を尾形におちょくられたり。コラ写真を作ろうとしたり、鶴見中尉にお叱りを受ける所とかも月島を介して話したり、コンニャクみたいに謝りたおしたり、自分の中ではどこまでが本気なのか測りかねる、お笑いキャラみたいな扱い…
何気なく検索した薩摩隼人、後に続くワードちょっとおかしいのですが、鯉登少尉のせい…?
他にも面白い箇所はスチェンカ&バーニャとサーカスかなと思うのですが、スチェンカで輝いていたのは意外にも月島。バーニャも何か…ラッコ鍋で免疫が付いていたせいか耐えられました。
華やかな容姿に軽技の才能で大活躍だったサーカス。なかなかのお笑いポイントを叩き出すものの、谷垣の少女団ショックの方が強く、何か損してる鯉登少尉。
そしてハラキリショーの刀のすり替えはひどすぎる!真剣で手足を試し斬りせざるを得なかった杉元が不憫でした…
命をかけた任務中とは思えないほどフワッフワしていて、マイペースな鯉登少尉。
↑「やれやれ…」と思ったシーンですが、トナカイの赤ちゃんめちゃくちゃ可愛い!見たことない人はぜひ検索してみてください!!
しかしキロランケ爆弾を切った所くらいから「あれ?かっこいいな」と、ふと気づいたんです。
そしてうっかり尾形の一言をきっかけに精神・知性の面でもいきなり急成長。
今まで坊っちゃんとお母さんのようだった月島との関係も、若き士官とその補佐という本来の姿に変わってきます。
月島に「私を信じてついてこい」と言うシーンが大大大大大好きです!方々で光属性とか言われているのは伊達ではありません。尾形にボッコボコにされた私の心も浄化されました。月島もここで谷垣ファミリーを手にかけてしまっていたら、絶対に救済はなかったはず。鯉登ありがとう。
網走くらいで鯉登少尉の良さが分かる女になりたかった…
その後もビール工場で変顔を披露したり、ベロベロになったりとギャグパート(?)にはしっかりと参加。よく考えるとピンチはたくさんあったのですが、鯉登少尉と月島が一緒にいると不思議と安心して見ていられました。
逆に鶴見中尉に心境の変化を察知されてしまった時、月島と鶴見中尉の目的を盗み聞きする所など、鶴見中尉が絡むととてもドキドキしました。
「…よくわかった 鯉登少尉」のシーン、読んでるこっちもヒェッとなりました。
函館では永倉新八、土方歳三と対峙。永倉の「かかってこいや 薩摩の芋侍がぁ!」の気迫もすごかったし、土方は言うまでもなく。これはやられてしまうかも…でも鯉登に未来を託したい、お願いだから死なないで、と親目線でただただ祈るような気持ちで読んでました。ここでもまたまた「誰かのために勝たないけん」と覚醒し、生き残って顔に傷のある男に仲間入り。
更に鶴見中尉について行こうとする月島を止める大ファインプレー。月島を解放しろと訴える鯉登を見て、鶴見中尉はどんな顔してたんでしょうね…真っ黒に塗られていましたが、意外と穏やかな表情だったりするのかも。
月島は今までやってきた事が事だけに許せない人もいると思いますが、私としては良かったと思います…月島についても今後長文書きたいです。
↑薩摩弁難しい…全体的な雰囲気は分かるのですが「からこうたたっどん」の部分は本気で分からず調べました。
見た目のかっこよさ・戦闘能力・人間性・過去のトラウマ成分など、さまざまな魅力ステータスが高い鯉登少尉。愛嬌があり爽快で、応援したくなるキャラクターでした。
最終回まで読んだ今、鯉登ニシパに投げ接吻されたら私も「ぎゃあッ」となる事請け合いです。