再放送 ひとりそたぶ495 パンツ(3回目)

シーサイドサンセット
漫才/布

トキ:どうもー!シーサイドサンセットだよ!

レナ:(客席正面に向かって)宜しくお願いします。

   (客席左側に向かって)宜しくお願いします。

   (客席右側に向かって)宜しくお願いします。

   (トキの穿いてるスカートを捲って)宜しくお願いしまーす。

トキ:!?

レナ:いやあそれにしても秋真っ盛りだけど、まだまだ暑い日が続きますねー。どうですかトキさん?

トキ:いやいやいや!!!何そのわざとらしい漫才口調!?

   何事も無かったかの様にネタに入らないでよ!!何でいきなりアタシのスカートを捲った!?

レナ:世の疲れてる皆様方にサービスしようかなと。

トキ:だったらもっと他の方法で奉仕しなよ!相方を巻き込むんじゃないよ!

レナ:にしても良い大人がクマちゃんのパンツだなんて……///

トキ:良いじゃん別に!洗濯の都合でコレしかなかったんだからしょうがないでしょ!

レナ:漫才の舞台なんだからちゃんとした勝負パンツを穿かなくちゃ。今みたいに捲られたら恥ずかしいでしょ?

トキ:漫才の舞台でいきなり捲られるなんて思わないでしょ普通!?

   てかどの目線で説教かましてるのさ!?加害者が追い打ちを掛けるんじゃないよ!

レナ:パンツにプリントされたクマだって舞台に顔を出せて本望じゃない?

トキ:そんなパンツ視点の感想とか要らないんだよ!!てかバックプリントだから客席には見えなかったよ!

   捲られただけでも相当嫌なのに掘り下げないでよ!

レナ:にしてもパンツにプリントされたクマって可哀想だよね。日の目は浴びられないし、浴びたら浴びたで大バッシングを喰らうし。

トキ:レナが捲らなきゃバッシングには至らなかったんだよ!

レナ:あまりにも哀れで、山崎まさよしの「僕はここにいる」を歌ってるよ。

トキ:ファンシーなクマがそんな渋くて切ないの歌わないよ!何パンツにプリントされた分際で自分の存在を示そうとしてるのさ!?

レナ:或いは、おしっこのシミやウンチの跡、更には(生々しい表現なのでカット)の赤いのとか付けられて嫌だとか叫んで。

トキ:最後に関してはマジで何言ってるの!?そんなの無いよ!!

レナ:本当に?(ジト目)

   だったらもう一回捲ってみよう。さっきは一瞬だったけど、今度はじっくり見て貰おうよ。

トキ:また辱めを受けるの!?最低が過ぎる!!

レナ:一回やれば二回目も大差無いでしょ?

トキ:あるよ!!一回やられて嫌なのは二回目も当然嫌なんだよ!!

   てかさっきからアタシのパンツばっかりでレナのパンツ見せれば良いじゃん!そうだよそうだよ!アタシばっかりズルいじゃん!

   疲れてる皆さんにサービスしたいんでしょ!?ホラ!レナ、さっさとスカート捲りなよ!!

レナ:無理無理。だって、今日私穿いてないから……///

トキ:…………ある種サービス精神が過ぎる!!!

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