ひとりそたぶ545 挨拶(4回目)

545回目は「挨拶」です。

オンバトの満点ですね。好きな数字なので感慨深いですね。

それを記念して明日からまたちょっと休みます。更新が途切れない様に別の何かをやります

ではご覧下さい。

雷門テレスコープ
漫才/あげません!(くわっ)

新地:結婚の挨拶って嫌じゃないですか?「娘さんを僕に下さい」的なアレ。

   こないだ僕も経験したんですよ。親サイドで。

外平:え!?お前娘どころか彼女すら居ねえじゃん!なのに「娘さんを下さい」って言われた!?

新地:ええ。午後11時過ぎ位に知らない男が僕の家を訪ねて来まして。

外平:寝る時間帯に挨拶に来るなよ!とんだイカレポンチだなそいつ!

新地:まあNHKの集金じゃないから家に上げまして。

外平:お前はお前で基準がおかしい!知らんヤバい奴を家に上げるなよ!

新地:ほんでヨックモックを貰いまして。

外平:イカレてる癖に手土産はマトモなのかよ。にしてもバイト辞める奴が置いてく菓子じゃん。

新地:で、ダージリンを淹れて上げまして。

外平:非常識な客にちょっと良いお茶を出すなよ!出涸らしのやっすいお茶で良いわ。

新地:で、徐に僕に向かって「お願いです!!娘を下さい!!」って叫ぶ彼。

外平:時間帯考えろよ!既に寝てる人も居るだろうが!

新地:で、僕は「いや娘居ないし……」と静かに諭す。

外平:やっとお前はマトモな対応してるな。やれば出来るじゃん。

新地:「どうしてですかお義父さん!?」と叫ぶ彼。

外平:だから静かにしろって!そいつだけ時差でもあるんか!?

新地:「君にお義父さんなどと呼ばれる筋合いはない!!」と高らかに叫ぶ僕。

外平:どこでキレてんだよお前!?確かに怒っても良いけど時間帯。

新地:「大体僕は独身で娘なんか居ませんよ」

   「居ないですか?ではそのAVのパッケージから娘さんを出して下さい」

外平:クソ一休さんかよ!!ちゃんと人目の無い所に隠しとけよ!

新地:で、埒が明かないから「おととい来やがれ!!」って塩麹を玄関に投げつけてやりましたよ。

外平:何でちょっとグレードの高い調味料になってるんだよ!?勿体無ぇ!!

新地:で、その後も何度か来たんですよねその人。やっぱり結婚の挨拶って面倒ですよね。

外平:それは特殊な例だよ!!もう止めさせて貰うわ!

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